【映画の感想 No.28】ピース・ニッポン | 潜水服はモスラの夢を見る

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*この記事は2018年7月30日にyahooブログに投稿したものです。yahooブログ閉鎖に伴いこちらに転載しました。

ピース・ニッポン

       

制作国:日本(2018)
上映時間:111分
監督:中野裕之
脚本:柴咲明久 中野裕之
ナビゲーター:小泉今日子 東出昌大
出演:渡辺大 及川さきの

あらすじ
「日本人がまだ知らない“本当の日本の美しさ”」をテーマに、約8年間の製作期間を費やし、全国47都道府県、200カ所以上で撮影した映像を、4K解像度で映画化。日本を映像や写真や音声で後世に遺す「ピース・ニッポン・プロジェクト」の一環として、日本人特有の精神や自然感にフォーカスをあてた「日本の精神」、豊かな気候風土がもたらす変化をめぐる「日本の四季」、簡単には出会うことができない奇跡の瞬間を映像で紡いでいく「一期一会の旅」の3部構成で、日本全国の絶景と日本人の精神の神秘に迫っていく。(映画.comより)

評価:★★★☆☆

◆感想
あまりドキュメンタリーは観ないのですが、予告編の空撮が綺麗だったので観てみました。総じてだいたい期待していた通りのものでした。

事前に知らなかったのですが、この作品の第一部は「日本人の精神」と題して神道や仏教など、日本人の信仰にまつわる話題が続きます。その間の映像は神社やお寺などの建造物が続きます。別にこういった建造物を否定するわけではないのですが、このパートは大きなスクリーンでなくてもいいかな、と思ってしまいました。個人的に建造物の魅力は、彫像物の細部の細かさにあると思うので、大きなスクリーンは食い合わせが悪かった気がします。

良かったのは中盤の花火と星空のパートです。特に花火は音響の効果もあるのでとても良かったです。実物を観に行きたくなりました。

◆まとめ
・花火、星空のパートが見どころ。実物を観に行きたくなります。