現代に生きるわたしたちは、

一日を生きるだけで

江戸時代の一生分に匹敵するとも言われるほどの

情報量を浴びているそう。

 

 

その処理に毎瞬追われ続ける

脳の負荷は相当なものだろう。

 

 

何もしない、ぼーっとすることの価値は

想像する以上なんだと思う。

 

その時間を確保することこそ

現代人には必要なのかもしれない。

 

 

そんなことを思いながら

ぼんやりと帰り道

空を見上げました。

 

 




 

秋の空は高く

空気が澄んでいて

ふんわりと漂う金木犀の香り。

 

五感で季節を味わうって

すごく贅沢なことなんだなぁ…と。

 



 

気づけば、

子どもの送り迎えライフも

残すところあと半年。

 

 

二人とも小学生になれば

毎日の送り迎えはなくなる。

 

 

「手が離れていく」ということを

ちょっとずつ実感する。

 

 

楽にもなるし

寂しくもなるのだろう。

 

 

 

日々の大変さはもちろんあれど

 

その日あった

楽しかったこと

悲しかったこと

 

他愛もないこと

 

お話する貴重な時間だったのかも。

 

 

毎日同じ時間に迎えにいくからこそ

季節の移ろいも気づくことができた。

 

 





これもずっと思ってるんだけど

妊娠出産して以降

歩くスピードが明らかに遅くなったわたし。


 

一人で歩いているときも

いろんなひとに追い越されてる。笑

 



 

それまでの人生って、

自分のことだけを考えて決めていればよくて

いけいけどんどんうぇーいだった。

 

 

 

それが、

家庭を持って

子どもたちが生まれて

守るものが少しずつ増えて

 

自分のキャリアも大切に考えるようになって。

 


 

つまり、

人生の歩みのスピードを緩めるようになった。

 

 (物理的に歩くのもゆっくりになった。)

 

 


巷では

「減速する力」なんて表現も目にするけれど

まさにそれがしっくりくる。

 

 

「あの頃のように」って、

わたしたちは

過去を懐かしんだり

いつまでも残像を求めたりしがちだけど、

 

歩き続けている以上

景色はくるくると変わる。

 



 

そして

同じ景色には

二度と出会えない。

 


 

先のことばかり考えて

今ここにしかない「いま」を

置き去りにしてしまうのは

あまりにももったいないな。

 



子どもが何歳でも、

自分が何歳でも、


いつのときも

「いま」はいまここにしかないから。



 

そう思うと、

減速した生き方も

いまのわたしには合っているな♡


 

 

秋の夜長に

そんなことを考えています^^





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