治療と予防 | 堺ヤクルトの公式ブログ【マザーズ】心にふわりと風を通す、ママが集まるかふぇ

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育児の専門家が書いた~ママの心が、ほんのちょっとだけ軽くなるブログ~

 

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心にふわりと風を通す、ママが集まるかふぇ

 

 

 

 

 

病気は、一瞬で
たくさんのことを教えてくれる。

 

 


以前、ブログで書かせて頂きましたが、

 

 

私は約2ヶ月前、緊急手術で、5日間の入院をしました。

 

 


 


今回は、私の主治医の先生とのお話を書くことにします。

 


今回のわたしの場合、急性虫垂炎という

 

比較的一般的な病名での診断→手術でしたが、

 

腹膜炎を起こしている可能性があるとのことで、

 

手術前の説明時に最悪の場合は人工肛門になるかもしれないということを

 

承諾するように求められました。

 


それを承諾しなければ、手術は行われないのです。

 



昨日まで何の問題もなく過ごしていた自分が、

 

今日のいま突然、あなたは今すぐ手術が必要です‼︎と言われ、

 

手術後に人工肛門になる可能性がありますと医師に言われたら、

 

あなたはその現実をどのように受け止めますか?


私は、

小さなコップに

大量の水を注がれる、

自分で必死にそのコップを大きくしないといけない。

そんな想いでした。

 

 



コップは割れそうです。

割れても水は注がれます。



それが病気の現実です。

 



ほとんどの人の場合が突然、

 

医師によって現実を告げられるのではないでしょうか?

 



昨日まで普通だったのに。



昨日まで何の問題もなく過ごしていたのに・・・



なんで自分が❓



なぜ突然❓





でも・・・、



それはホントに突然だったのでしょうか。


もしかしたら、

体はあなたに、

 

ずっと前からサインを送っていたかもしれません。



私は入院中に、

 

主治医の先生に何か気になることはないですか?

 

と聞かれて、

 

その時なんとなく感じていた胸の痛みを訴えました。

 



切ったのは、お腹なので胸との関連性はないと思いますが・・・



続けて、先生はこうおっしゃいました。

「普段忙しい日常生活で気にならなかったことが、

 

こうして入院してゆったりした時間を過ごしていることで

 

気付き始めたのかもしれませんね。」と。

 


実は、


先生のおっしゃった通り、


確かにいま感じている痛みは、

 

入院前からあったのです。


でも

 

私はそうして主治医の先生から言われなければ、

 

気付かなかったのです。



私はそれまで、

 

 

その痛みを便秘のせいだと自己診断で勝手に判断し、

 

体からのサインを無視していました。


気付かなかったというより、


気付かないフリをしていた。


気付いていたけど、無視していた。


その方が正しいかもしれません。





体と向き合うってことは、

 

心とも向き合うということ。

 


胸の痛みのこと、

 

きちんと検査してもらおうという気持ちになりました。

 



そして、退院後、


胸のレントゲン、エコー、心電図の検査を受け、

 

ひとまず異常なしとの結果となったのですが。

 



異常なかったことが、良かったのではなく・・・

 



もし、あの時の先生の言葉が無ければ、


私はいつまでたっても、

 

自分の体と向き合うことはなかったと思います。
 

 

 

 


ヤクルトの原点「代田イズム」のひとつに 

 

予防医学があります。

 

 

 


病気にかかってから治療するのではなく、

 

病気にかからないための予防が重要

 

ということです。




医師ではない私たちに治療は出来ません。

 


でも、予防は出来ます。



ヤクルトの生みの親、代田実博士は、

 

昭和初期、食糧不足による慢性的な栄養失調や、

 

劣悪衛生状態により赤痢などの腸管感染症で

 

多くの人命が失われていくことに心を痛めていたそうです。

 

 


それこそが、

 

ヤクルト シロタ株


予防医学の原点です。
 



病気は、昨日までの当たり前を一瞬で

奇跡だったことに気付かせてくれる。



感謝の日々だったことに気付かせてくれる。

とてもありがたいものです。

 



でも、


やっぱり、

 

 

病気にはなりたくない。



どんなに感謝したって、

 

もう病気になってしまったら、

 

予防が出来ないのです。


治療しかないのです。



手術してもうすぐ2カ月。


私の腹部には、もう傷らしいものはありません。

手術したことさえ忘れてしまいそうです。

 


腕のいい先生に恵まれた私は、

本当に幸運でした。



でも、

そこに甘んじてはいけない。



医師になった人は、

私たちの想像を超える努力と使命感で、

治療に取り組んでおられます。

私たちは、そこに甘んじてはいけないと思う。

私たちは、病気にならない努力をしなければいけない。

 

 

だって、

 

お母さんだから。

 



病気にならないためには、

予防が大切です。



今出来ることから、始めてみませんか❓

 


〜病気を予防しよう〜