産院でも、逆子になったらお灸をすすめられる方が多くなっています。
そして、お灸を始めてみたら、気持ちよくて続けたいという方がほとんどです。
今日はそんなマタニティーの方のお灸の注意点をお伝えします
妊娠中にお灸をする方へ♪
妊婦健診などで、逆子、つわり、安産のためにお灸をすすめられた方もいるかもしれません。
そして、とても簡単で、気持ちがいい!とはまって下さる方もいると思います。
そんな方のために、妊娠中のお灸で気をつけたほうがいいことをお伝えします。
お灸の数を多くしすぎない
刺激にたいする感受性(ちょうどいい刺激量)は人それぞれです。
お灸も同じで、体質やからだの状態により、
調度いいお灸の量がちがいます。
温泉で湯あたりがあるように、お灸でも灸あたりがあります。
やりすぎると、だるさがでたり、のぼせてしまったりします。
足りないかな・・・くらいで調度いいといわれています。
翌日には調度いい加減になっています。
妊娠中は避けたほうがいいツボもあります
ツボの本なども、書店などでよく見かけます。
症状別に、ツボの場所が載っていたりしてみやすいです。
ですが、肩こりや腰痛、頭痛などでよく使うツボの中には、妊娠中に避けたほうがよいツボもあります。
以下、記しておきます。
合谷ごくこく(手にあるツボ)
肩井けんせい(肩にあるツボ)
昆ろんこんろん(足にあるツボ)
金門きんもん(足にあるツボ)
陰稜泉いんりょうせん(すねにあるツボ)
足三里あしのさんり(すねにあるツボ)
三陰交さんいんこう(足首にあるツボ)
※三陰交さんいんこう が禁忌にのっています。
妊娠中の三陰交への鍼は禁忌ということです。
安定期以降の三陰交へのお灸は安産になると言われています。
また、陣痛がこない方へも、三陰交のお灸をします。
これは、お疲れだったお体が、楽になり、出産に臨むからだの準備ができたためと考えられます。