お友達とメールのやり取りをする上で、娘の中では絶対に反論はしないと決めて、相手のお友達の話しを聞こうと決めていたそうです。
最終的にYちゃんからは、『明日からは普通に接するね。』と言われたそうなのですが、娘の中では、やり取りするメールがとても衝撃的だったようでした。
「Yちゃんは普通に接するって言っていたけど、あんなメールが来て普通になる訳が無いよ。
もう、学校には行けない。誰も信じられない。」
「Mちゃんは?Mちゃんとは何かメールのやり取りとかしたの?」
「Mちゃんとも、やり取りしたけど、よく分からない…。」
「…。そう…。でも、明日行ってみたら、意外と本当に普通かもよ?直接話している訳じゃないし、同調した事、悪いと思っているなら、直接謝った方がいいんじゃないの?」
「…無理。メールでも謝ったし、それでも信じてくれてはいなそうだったし。このまま学校になんか行けない。無理矢理、学校に行かせるの?」
「でも、Yちゃんも傷ついたんじゃない?周りのお友達にそう思われたと知ったら嫌な気持ちになるでしょ。謝らないと。」
「私も悪いと思ってる。でも、私が言い出したんじゃなくて、MちゃんとRちゃんが先に言っていたのに、すごい言われ方をしてMちゃんとRちゃんも信じられないし、他のクラスの子達も怖いし。本当に怖いの。私には無理。やっぱり女子校は無理だったんだよ。」
「無理って、どうするの?」
「友達はもういらないから、学校変えたい。通信の高校に行く。やり直したい。」
「だって、あんなに楽しそうに学校に行ってたじゃない。ここにして良かったって。本気なの?クラス替えとかもあったら、また変わるよ?」
「他のクラスの子達も怖いんだよ。ほら。」
そう言って、見せてくれた内容の物は、SNSを使った攻撃的な内容の物でした。
『1年◯組の◯◯ちゃ〜ん』と名指しする様な所から始まり、色々と文章が綴られていました。
よく、中学校などでも、携帯やSNSの指導の講習会や使い方など、話しを聞く事はありましたが、直接目の当たりにする事は初めてでした。
本当にこうゆう事があるんだなと、高校生の娘を持つ母としては、気がつくのが遅かった様に思いました。