あなたはどちらを選びますか?

 

与える者と

与えられる者



本当はどちらも選べなくて、両方ある、と言うのが正しいのかもしれません。

 

だけど関係性において、確かに与える側、与えられる側、と言う見方があります。

 

エネルギーバンパイア、くれくれ星人、テイカー、なんて言葉もあります。

 

私は、どちらかというと長らく後者、与えられる側でした。

今でもそっちの気が強いかもしれません。

 

自分が無力でどっぷり与えてほしい側にいた時ほど、自分は与えてもらってる、なんて自覚はほとんどありませんでした。

 

それどころか、自分は与えられて当然、と思っていたかもしれません。

 

不幸な心持ちですね笑

いつも不満が根底にあって、不幸せだったと思います。

 

同族嫌悪でしょうか、同じようなタイプの人を見ると軽蔑したり、腹が立って仕方ありませんでした。

 

先日、NetflixでThe Boyfriendという番組を観ました。

ゲイの人たちが1ヶ月共同生活をしてカップル誕生を目指すドキュメンタリーです。

 

その中で、魅力的で、自分を本当に受け入れてくれるか?相手を何度も試すタイプの男性がいました。

相手を悪気なく振り回していくタイプ。自分に自信はあるけれど、本当は弱くて自信がない。

 

昔の私なら、好意的に見れなかったと思うんです。

我儘で、どうしようもない奴、っていう目で見ていたかもしれません。

 

今の私が感じたのは、共感と可愛らしさでした。


自分が果たしてそのようなタイプの人に恋をするかはわかりませんが、恋をしたお相手の男性が本当に尽くしていて、相手の感情や面倒臭い態度を受け止めて、そして、なおかつ自分の気持ちも大切にする、スンバラしい本当に20代?と思うようなタイプの方でした。

 

これを見て、与える者と与えられる者ってあるけれど、

 

与えることをさせてあげる機会を与えさせる者ってあるなあ、

 

と思ったんです。(ややこしい表現だね)

 

与られる者がいなければ、

与える者は存在できない!

 

確かに与られるばかりだと、力は失っていくかもしれませんが、

あなたが存在しているということは、すでに何かしら与られている、ということなんですね。

 

これに気づいてから、過去の様々な出来事

たくさん与られて、湯水のように人の好意、優しさを消費して、悪態をついていた自分を許せる気持ちになりました。

自分は、ずっと自分のことを許せずに責めていたことにも気づけました。

そして、与える側になりたい、与られる自分でいたい、という気持ちが心の底からむくむくと湧いてきました。

 

今、与られてばかりで罪悪感を持っている人

罪悪感に思わずにありがたく受け取ってみてくださいね。

必ず、あなたが与ているものもあるはずです。

力がついてくると、与えるものも大きくなっていくと思います。

 

そして、与えてばかりいて疲れてしまっている人へ。

疲れているなら、少し与えることから離れて、自分自身に何か与えてあげてみてくださいね。

 

与える者と

与えられる者がいて

回っているんだなあ、って感じたことを書きました。

そして、みんな両方の側面を持っている

 

愛しています

ありがとう

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