命が大事!市議から県議になった魔女こと☆小川みさ子

命が大事!市議から県議になった魔女こと☆小川みさ子

原発がなくても電気は不足しません。今こそ脱原発!
https://www.facebook.com/misako.ogawa.758
http://www.ogawamisako.com/

 

社会現象を読み解くリテラシー

2024年は能登震災、羽田空港衝突事故、各地での火災と最悪なスタートとなった😱

今年は憲法で緊急事態条項創設へ与党も心無い野党も一緒に走っていく年。だからこそ、数少ない本物の政治家には頑張って頂きたいけれど、お金で人を雇ってまでも、まともな政治家をバッシングする勢力には日本人もここまで落ちたかと悲しくなるけれど、まぁ権力の座を欲しがり、それに忖度する者は昔からそんなものなのかも知れない。

100年に一度も誕生しないであろう政治家・山本太郎を育てあげないと、とんでもない日本になるのは目に見えている、だからこそ、一挙手一投足山本太郎に注目し、何か見付けた~とあれば針小棒大に悪意を込めてキャンペーンを張るのだろう。情けない日本人たちがいるものだと呆れる日々である・・・




 

 

近頃よくテレビ脳、フェイクニュース、YouTube叩き等という言葉を耳にする。
メディアリテラシーの欠落により、見事に操作される国民市民、身近な人々を見ていて希望を失いかけていた時に、この記者に出会ったのだ。このように事の全容を知らせてくれる記事には中々出会わない今、その殆どが、その記者の思想・価値観というフィルターで切り取られて、それが真実であるかの如く誇張された記事の何と多いことか、そんな中、この人の存在はちょっと光が射してくる、そんな感じでした。まぁ~皆さん、彼の記事を読んでみて下さい、本物ですから・・・💛

 

稼働原発残り4基明日3基 & 2/3~松元ヒロライブ & 川内原発1&2号廃炉訴訟の原告団募集! & 原発マネーに負けなかった男!高知県窪川の島岡幹夫 & 藤田祐幸・・& 本紹介「知事との闘い」~川内産廃処分場建設問題を追うペタしてね

今、鹿児島市役所前の名山町3街中ギャラリーで、居酒屋「のら」の輝子さん
の娘さんのニューヨーク11年の「あきこ写真展」2/14まで開催中で~す(*^_^*)

明日はホームレス支援の「しゃべりば」。2月5日はガレージセールです。
そして2月7日から、いよいよ3月議会告示!今期、最後の議会が始まります。
ガレージセールは、コミシネ代表からの提供品、紙おむつなどもありますよ♪

そんな中、まずは嬉しいニュース。電力的にいうと今、日本の原発は8%のみ
稼働なんだそうです!つまり1割もないの!原発がすべて止まる日も近いです!

★柏崎刈羽原発5号機が停止すると、国内で運転中の原発は残り4基と
なります。中国電力の島根原発2号機が27日に止まれば残りは3基ですね!
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120124/t10015483051000.html NHK
 
多忙です!組織、政党のない無所属は、事務所を留守にせず稼働すること
が精一杯でとても大変です・・・。今日は、グリーンコープ南支部で川内原発
反対連協の会長・鳥原良子さんの学習会が開かれ、運営側として準備に今
から出かけます。今週はホームレスしゃべりば、ガレージセールチラシ配布。
活動をしながら、3月議会の質問も準備しながら~。厄払いもしなきゃ(*^_^*)

★ 「原発マネーに負けなかった男 (高知県窪川町)」
 http://www.janjanblog.com/archives/60796
 これは、原発誘致の賛否を問う住民投票を日本で初めて実施する動きを
 作った、保守系の島岡幹夫さん、後に町議になって有機農業、林業などで
 活躍されている彼のことです。私たちは彼を何度となく、鹿児島や宮崎に
 お呼びして、その武勇伝を伺って勝ち戦の術を教わったものでした・・・・。

◎政官業学結ぶ原子力マネー
原発推進:11大学に104億円 国と企業が提供/政官業学結ぶ原子力マネー
脱原発の日のブログhttp://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11143023101.html

★外国人と井戸端会議!マルヤガーデンズ7F オープンガーデンにて
 2月1日(水)10:30~12:30 ※申し込み方法などPDFチラシをご覧下さい。

★松元ヒロ ソロライブのご案内! (チケット中学生以上2000円持ってます!)
2012年 2月3日pm7:00~9:30  鹿児島市谷山市民会館
       2月4日pm1:30~3:00  東本願寺大谷会館
2月5日pm2:00~3:30 霧島市国分総合福祉センター
 鹿児島イベント情報から!http://odekake.ocn.ne.jp/detail/index.php?id=10062831

★知事との闘い ~ 川内産廃処分場建設問題を追う ~ 森永満郎著
 南方新社 2000円+税 281頁 住民たちの闘いに密着したリアルな記録です。
(元NHK記者が、ミツロー通信で事実をつぶさに伝える!知事選前の必読書!)
 ここから注文できます!http://www.nanpou.com/book/bok_336.html

★藤田祐幸さんに関して!宮崎の自然と未来を守る会の青木さんより。

2月末から3月初めに宮崎県内4カ所で講演していただく藤田祐幸さんは
こんな人です。いい動画がアップされています。串間原発問題でも地域を
何カ所も回っていただいたりして随分お世話に なっています。(転送歓迎)

藤田祐幸先生の格調高い提言(3:45)
http://www.youtube.com/watch?v=SZHqavwv2sI
藤田祐幸先生の話にうなずく農民まこ(1:08)
http://www.youtube.com/watch?v=OK6BVgyofhs&feature=related

講演予定/「宮崎から川内原発を考える」
(都城と宮崎は「チェルノブイリ・ハート」併映)
◎2.28(火)都城市中央公民館 映画18:00 講演 19:00/0986-21-3068
◎2.29(水)小林市社会福祉センター 講演18: 30/0984-24-0274
◎3.01 (木)宮崎市民プラザ1F 映画17:30 講演19:00/090-8419-7054
◎3.02 (金)延岡市カルチャープラザ3F 講演19: 00/090-1977-6967
尚、3.11に向け、みんなで「さよなら原発!宮崎いのちの広場」構築中!

★川内原発1、2号廃炉訴訟の原告団募集!  ◎拡散大歓迎(*^^)v

みなさま
現在、3号機のアセスをやり直せ!という裁判が進行中ですが、本丸に
攻め上がる動きが出てきました。

弁護士が立ち上がりました。南九州の3県の弁護士60名が、川内1.2号機
の停止=廃炉を求める裁判に動き出します。1000名、できれば1万名の
市民に原告になってもらい、一緒に廃炉を求めていきたいという勢いです。

2/1に原告受付開始の記者会見が予定されていますが、市民向けの説明会
(原告団結成集会)は、下記の通りです。川内原発を廃炉にしたい皆様、こぞ
ってご参加ください。
------------------------------------------------------
市民向けの説明会(原告団結成集会)
日時:2月19日(日) 午後2:00-4:00
場所:鹿児島市中央公民館ホール (西郷銅像まえ)
------------------------------------------------------
宮崎、熊本は、それぞれ地元で説明会があると思います。鹿児島県内の
関心の有りそうな方にご紹介(拡散)して下さい。
------------------------------------------------------
図書出版南方新社
向原祥隆
〒892-0873鹿児島市下田町292-1
TEL099-248-5455
FAX099-248-5457
info@nanpou.com
--------------------------------

★パレスチナ連帯の松元さんより!毎度の小出先生情報の転載です(*^_^*)

みなさまへ 
小出先生の「たね蒔きジャーナル」1月23日分の転送です。
事故直後の「最悪のシナリオ」、政府内部では「250キロ圏内は強制避難区
域にすべき」、東電内部でも「社員自身が全員逃げたい」という時期があった。
しかし当時の政府はそれを国民に知らせず、「無かったことにする」決定をし
「安全・安心」をふりまいた。小出先生も、「最終決定者がいたはずなのに、
だ れも責任を問われないのはまったくオカシイ」と語っています。「最悪シナ
リオ」は1960年に試算がなされていたのに、30年以上「秘密」にされ ていた。
●「小出裕章非公式まとめ」に生の声がアップされています。http://hiroakikoide.wordpress.com/

=====以下転送=====
 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの
司 会、毎日新聞ほっと兵庫の平野幸夫さんの案内で放送されました。私が
この番組 の追跡を始めたのが昨年の3月21日、今日でほぼ10カ月になります。
我ながら、 よく続きました。と思ったら、FMで音楽を聴いていたら東北で地震
のニュース で驚きました。福島で震度5弱です。平野さんも、福島4号機の心配
をされていま した。

原発のニュース、今年夏の電力供給、足りているのに、不足すると電力会社が
言っていたことが分かりました。再生エネルギーが原発7基分あり、夏は電力の
制限をしなくても余裕があるのに、公表されていなかったのです。福島事故で最
悪のシナリオが検討されていて、公表されていなかったのです。

政府は、東電から火力発電を切り離すことを検討中です。火力を作る、建て替
えで入札を行い、他の事業者の参入、競争をさせて、原発は分社化しますが、火
力は担保になっており、また分社化に東電が反対しています。

そして、小出先生のお話、地震が関東直下、4年以内に70%の確率で起こり、
東海村は100km位で、地震を考えると、原発も考えないといけないかについて、
地震が起きたら原発は大丈夫かという生活を小出先生されて、周辺の原発は
心 配、首都圏の直下地震で、それだけで膨大な被害であり、そのことの大切さ、
大 地動乱の時代に入ったと石橋克彦先生が言われて、必ず余震はあるし、
この問題 に向き合うべきなのです。

3月下旬に、最悪のシナリオがありながら菅政権は封印していたこと、あり得
ることで、原子力を進めてきた人は事故がないとして、またないようにと願望
が あり、「対策なしで事故になり、安全委員会、保安院バラバラであったので
す」、半径250km圏内の移転を認めるのですが、「なかったことにする」ことに
小出先生失笑されて、東電は持ちこたえられず、全員逃げたいとしていた、それ
を菅総理が止めた、どうなるか誰にも分からない(保安院、東電も分からな
い)、本気で逃げないといけない時があったのに、国民に知らせず、小出先生は
大切なのは人々の命であり、防災は悪い方を考えてやるべきで、しかし、日本は
パニックを防ぎたい、安全・安心の願望でやってきた、「防災なら間違いなのです」

平野さん、なかったことにした、議事録なし、これは誰かが最終決定した(菅氏
or枝野氏)が大事で、小出先生平野さんに同意、誰も責任を問われないとはお
かしい、刑事責任も問わないといけない、なぜこんなことが許されるのか、なの
です。

事故の補償を過去に考えたことがあったこと、世界的にも考えられ、日本は66年
に東海が動き、その計画中の1960年に東海原発の事故で被害が出るか試算し、
破局的な被害の結果で、報告書は秘密にされていたのです。しかし政府は知り、
日本は61年に原子力損害賠償法を作った、電力会社に保証は出来ず、免責して国
家が面倒を見ることになり、その基礎は秘密にされて、90年代に国会追求で明ら
かになったのです。

こういう情報、電力は足りていること、小出先生笑われて、政府も数字を持って
いたのに公表せず、小出先生がずっと言われていたのに、政府が認めたので
す。平野さん、節電を言っているものの、「節電なしで乗り切れる、原発なしな
らアカンと脅しであり」、小出先生は節電はいいものの、脅すなら、なにくそ
もっと使ってくれと言われました。今日の小出先生のお話をお届けいたしました。
越冬炊き出し報告 & 市民と科学者の内部被曝問題研究会設立 & 必視聴!広瀬隆さん福島原発事故『収束宣言』大嘘の皮を剥ぐ!動画 & 沖縄平和の旅募集 ペタしてね

初春のお喜びを申し上げます。皆さま、清々しい思いで新年をお迎えでしょうか。
☆時間不足で送りそびれていた1週間遅れのメールを送らせて頂きますm(__)m

※まずは新着メールから
★市民と科学者の内部被曝問題研究会設立!(略称:内部被曝研)http://www.acsir.org/acsir.php
★肥田舜太郎 内部被曝問題研究会への思いhttp://www.acsir.org/hida_shuntaro.php
★事務局:田代真人「市民と科学者の内部被曝問題研究会」結成への動き他http://www.acsir.org/news.php?1
★入会案内http://www.acsir.org/join.php

越冬炊き出しは、今年はホームレス卒業生も参加してくれ、例年1人で台所で
やっていた作業が捗ったうえ、昨年からですが教育会館を無償で貸して頂き、
寒さを我慢しての外での炊き出しから解放されました。書記長は大晦日も元旦
も早朝から新幹線で(恐らく)、鍵をあけにきて下さいました。感謝です。

気仙沼の仮設住宅の友人から、3・11以前のフノリやノリが届きました。
汚染の少ないものを食べて欲しいと農産物を送らせて頂きましたが、よもや
被災現地から、3・11以前の食材が届くなんて、有難いけれど申訳ない限り。

年末にパソコンを開くと、ある有機農家の生産者の方から心温まるメールが
届いていました。ホームレスの方々の炊き出しにお米を届けたいし、お餅も、
もち米がある限り何度でもついてあげたい!と言った内容でした。そして最後に
「薪ストーブをガンガン焚きながらこれを書いています。こんな寒い夜、野宿の
人たちはどうやって寝てるのでしょうか?」とありました。凍てつく夜でしたが、
彼らに対する生産者のあたたかい眼差しに、心が熱くなりました。

そうなのです。鹿児島市も桜島桟橋、中央駅地下通路、ある電気屋さんの駐
車場など、沢山のホームレスの方々がおられ、世の中が家族や友人と過ごす
年末年始に、淋しくお正月を迎えているのです。せめて大晦日には年越しそば
やぜんざい、お正月元旦にはお雑煮で温まって貰おうと始めた越冬炊き出しも
今年で6年目でした。

越冬炊き出しの資金づくりの街頭募金のお願いに、元ホームレスだった方々
とクリスマスに天文館に2日間、立ちました。不景気な時ですので、昨年の
1日分より少な目の金額でしたが、今年は中学生や高校生が次々にカンパし
てくれ、その光景にまだまだ日本は救われる!と手ごたえは昨年以上で希望
を感じることができました。早々と遠く南大隅からもネギや貝も届きましたぁ!
(写真をご覧下さい!)

また、思いを一番共有できるホームレスを卒業した人たちが、現在ホームレス
をしている方々の越冬炊き出しのため協力下さることも嬉しいことです。中学生、
高校生が頑張って!と声をかけてカンパしてくれる姿に、橋の下で5,6年ホー
ムレス生活を送っていた70代のSさんは、カンパ箱を抱え、涙を流しておられ
ました。サンタさんからの素敵なプレゼントだと思いました。皆なでクリスマス
ケーキを食べている時、ある1人が13年ぶりだと喜んで目を細めていました。
彼らから色々なことを教えられ学ばされる日々です。

★沖縄平和の旅の女性の参加者を募集中です。現在男性3名女性1名です。
 いずれも65歳以上。64歳以下は+¥8000です。添付ファイルご覧下さい。

さて、下記の動画をなるべく多くの方へ転送下さい!(拡散希望)
★12月23日夜9時から週刊朝日UST劇場
広瀬隆さんを迎えての福島原発事故『収束宣言』大嘘の皮を剥ぐ!
広瀬隆さん、山口一臣(前週刊朝日編集長)、成瀬久美さん出演して
大反響だったUST劇場スペシャルのアーカイブを、下記サイトから
視聴できます。公式サイト週刊朝日・談 http://www.wa-dan.com/hirose/

★政府が監視した「反原発」識者・市民団体ランキング
(既報でしょうが再送します)http://www.mynewsjapan.com/reports/1537
1位は原子力資料情報室と西尾、矢部、伴、広瀬の各氏・・・なんと、団体では
反原発・かごしまネットが3位、個人では、我らが橋爪先生が11位ですよ~!

酒井⇒九電本社ビル前テント村長の青柳さん⇒転送致します。
★NHK「追跡!真相ファイル」ー低線量被ばく 揺らぐ国際基準
http://www.dailymotion.com/video/xnbnjg_20111228-yyyyyy-yyyyyyy_news#rel-page-under-4

早速、コンパクトな紹介とともに、青山貞一さんの論考が掲載されています。
低線量被曝、揺らぐ国際基準
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp1122...html

NHK 追跡!真相ファイル「低線量被ばく 揺れる国際基準」文字起こしです。http://togetter.com/li/234049

★テレビ朝日「報道ステーションSP」-メルトダウン5日間の真実(1)
 これはその(2)もあります。
http://www.dailymotion.com/video/xnbsx3_20111228-yyyyyy5yyyyy-y_news#rel-page-under-3

転送します。福島の女性たちの一言一言が心に突き刺さります。
youtubeこれだけは絶対見てください、聞いてください。そして拡散を!
●「このままじゃ年越せない!」福島の女たち 東京電力へ(2011年12月28日)http://www.youtube.com/watch?v=eN8GRYkBkjA&feature=youtu.be

<1月1日分 原発関連記事Web版>
『原発データ表示26時間作動せず 原子力安全・保安院公表せず」 47NEWS(よんななニュース)
http://goo.gl/py5FP

『原発監視システムで不具合 保安院「年末で気ゆるみ」』 asahi.com(朝日新聞)
http://goo.gl/gwJIL

『核燃サイクル:直接処分コスト隠蔽 エネ庁課長04年指示』 毎日jp(毎日新聞)
http://goo.gl/tSZOq

『汚染特措法が全面施行 除染、国負担で本格化』 47NEWS(よんななニュース)
http://goo.gl/kNwiH

【要請を!】三菱重工から献金:岡本教授はストレステスト委員を辞任せよ!

東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

いよいよ今年は、再稼働を止めて「原発なしでも大丈夫」を立証する正念
場の年です。生活の改善を図りながら、結果を出すために着実かつ大胆な
取り組みを進めていきたいと思います。よろしくお願いします。

さて、新年元旦の朝日新聞1面トップに「原子力ムラ」の癒着を暴くスク
ープ記事が掲載されました。

原子力業界が安全委24人に寄付 計8500万円(朝日新聞、1月1日1面)
http://www.asahi.com/national/update/1231/OSK201112310119.html

中立的立場で国や電力事業者を指導する権限を持つ内閣府原子力安全委員
会の安全委員と非常勤の審査委員だった89人中、班目委員長を含む3割近
くの24人が、2010年度までの5年間に、原子力関連企業・業界団体から計
約8500万円の寄付を受けていたというものです。うち11人は原発メーカー
や、審査対象の電力会社・核燃料製造会社からも受け取っていたとのこと。

とりわけ重大なのは、現在経産省・保安院が原発再稼働のための手続きと
位置づけて進めている「ストレステストに係る意見聴取会」の委員であり、
司会進行役(保安院が一方的に指名)を務めている【岡本孝司・東大教授】
に三菱重工業から200万円が寄付されていたという事実です。この間、ス
トレステスト報告書があがってきたのは、ほとんどが三菱重工業製の加圧
水型原子炉(PWR)です。これでは、利益相反の疑念を払拭することは
出来ません。

(朝日記事より)
◆岡本孝司・東大教授 三菱重工業(200万円)
 多忙につき答えられない(大学広報を通じて回答)

岡本教授は前回12月22日の第5回意見聴取会で、後藤政志、井野博満両委
員によるストレステストや意見聴取会に対する根源的な問いかけに対して、
「技術的なことに限って評価を行うのが我々のミッション」と繰り返し発
言し、議論の封殺を図りました。これに対して井野委員から、「技術は社
会の中に存在する。技術的問題と同時に社会的問題も議論すべきだ。客観
的事実の認識をしっかりやり、最後に社会的判断が加わって技術は実現す
る」との反論がなされました。傍聴席からも、議論したというアリバイを
作ろうと急ぐ岡本委員の強引な進行に強い抗議の声が上がりました。

 12月22日:意見聴取会(経産省本館、保安院)記録動画
 「発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価に係る聴取会」
 CNIC vimeo http://vimeo.com/34137834 (204分:特に冒頭1時間10分)

岡本委員は朝日の取材に「多忙につき答えられない」と語っています。
それならば、次回1月6日(金)午前9時~12時の第6回意見聴取会の場で、
堂々と弁明をしてもらいましょう。利益相反の疑念を払拭できない委員が
司会進行役を務めるのは論外であるばかりか、委員としても不適格です。
岡本委員は即刻委員を辞任すべきです。そんなに多忙な人間にこの重大な
役職を委ねることは危険でもあります。

★保安院に岡本委員を辞任させるよう要請したいと思います。
 皆さんもぜひ声を届けてください。

【原子力安全・保安院】
代表(TEL)03-3501-1511
原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
(FAX)03-3580-5971 (TEL)03-3501-0621
メールによるお問い合わせ:ご質問・ご意見(保安院HP)
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html

パレスチナ連帯のまつもと さんから:みなさまへ
永岡さんの「たね蒔きジャーナル」年末最後の12月30日は、小出先生と矢ヶ崎克
馬先生のお話です。みなさま、どうぞよいお年を。

●「小出裕章非公式まとめ」に生の声がアップされています。

http://hiroakikoide.wordpress.com/

====30日、矢ヶ崎克馬先生のお話====

永岡です、たね蒔きジャーナル、続いて、内部被曝の専門家、琉球大学名誉教授
の矢ケ崎克馬さんのお話がありました。おしどりも同席です。電話での出演です。

 矢ケ崎さん、夏に3回出ていただき、(1)内部被曝は外部より怖い、体内に入る
と放射線を出して分子を切断し、細胞破壊、生命の機能破壊がある、(2)免疫の
低下、(3)細胞が生き延びても、DNAが異常になり子孫に影響がある、ことを
説明され、(4)核の被害は広島・長崎で経験しているのに、アメリカが核の恐ろ
しさを小さく見せようとしていたのです。

 具体的ケースが出ており、各地で様々な症状が出ており、東京・町田で被曝か
ら子供を守る会、子供に鼻血が出る(3月以前なし)、医者の診方により、
ICRPの見方になり、放射線が鼻の粘膜に留まるとひどい被曝をして、傷もな
いのに鼻血になる(一般には傷から出る)、被曝範囲が小さいところに集中する
と下痢・血便があるのです。東京でこの症例があるのです。

 ICRPの見方だと、大線量でないと出るはずはないとなり、放射線の影響で
はないと医者に考えが多く、子供たちが見捨てられているのです。ICRP=国
際放射線防護委員会のやり方で国もやっているのです。福島で、内部被曝をボ
ディーカウンターで調査しており、これについて、逆用されるケースもある、自
治体が二つの要素で動き、安全神話により、被害を考えず、事故の際に原発の対
応も出来なかった以上に何もできないが、市民がこれをしてくれと言い、それで
動き出しているのです。

 ホールボディーカウンターでの検査、安全神話より、何をやっていいか分から
ない国が、原爆投下以来犠牲者を隠す政策をやっており、ホールボディーカウン
ターで雑な測定で、検出限界を高くしていることもあり、被曝している人なしと
の結果も出せるのです。設定は、1時間測定しないと出ないものを5分でやる、そ
ういうこともあり、出てくるものも出ないのです。体内の放射能の証拠なしとさ
れる恐れもあるのです。

 おしどりさんの質問で、ホールボディーカウンター、追及しているが、内部被
曝を測定しても経口被曝しか分からず、爆発によるものは分からない、飯館村よ
り、3月15日に放射能が降り注ぎ線量が上がった(プルーム)、汚染のひどいと
ころで、口の中で金属の味がすると100人単位で訴え、後から放射能の味と4月に
気付き、しかし検査してもらえなかった、この内部被曝の評価は出来るかについ
て、放射線プルームはどうかとの質問で、金属の味は矢ケ崎さんも味わった、ヨ
ウ素、セシウムの原子が入ると唾液の作用で電気を帯びて、金属の味になるので
す。金属の味=大量の内部被曝、放射性物質なのです。

そして、子供にヨウ素131がどれだけ吸収されたか、半減期が8日で、過ぎると測
定不能(測定は8月)、しかしヨウ素の被害はベラルーシ、ウクライナで子供の
甲状腺被害がひどく、ポーランド、国民にヨウ素剤を飲ませていた。ベラルーシ
で亡くなった人の体内の放射能、バンダジェフスキー博士が死体解剖で調査し
て、甲状腺にセシウム137が大量にあり、初期にヨウ素とセシウムが出て、ヨウ
素とともにセシウムに甲状腺に入るのです。

矢ケ崎さん、ヨウ素がないから調べられないのではない、セシウムを調べて、丁
寧に測定して出来るのです。

 矢ケ崎さん、内部被曝の研究会を立ち上げて、今の学会は外部と内部被曝、後
者が隠されている、犠牲者を隠すためで、隠し続けないといけない政治支配があ
り、政治に支配されないまともな科学を立ち上げて、政治支配=命を軽視、命を
大切にしたいのです。

 政治に支配されない科学が大切なのです。次のコーナーに行きます。


=====小出先生、30日のお話=====

 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、スペシャル版であり、水野
晶子さん、千葉猛さんの司会、毎日新聞の近藤勝重さんの案内で放送されまし
た。そして、お待たせしました、小出先生の登場です。リスナーより、たね蒔き
は政府の情報が正しいかを確認する場との声もありました。小出先生は電話出演
で、データのそばにいたいとの意図からです。自分にしか出来ないことをするた
め現場にいたいのです。

 これから、100万年小出先生のお話を聞かないといけない、事故の収束に、リ
スナーも生きていない。事故が劇的であったのは3月であり、東電も放射能と闘
う力を持ち、これから事故が劇的な進行はなくなると言われました。しかし、そ
れは事故後の対処が正しい場合であり、出てくる情報、「腹の立つことばかり」
であったのです。

 小出先生、3月11日を敗北と言われて、近藤さん、懺悔してもしようがないと
言われて、水野さんはメディアの敗北と言い、これだけの事故が起こらないと、
水野さんも小出先生としゃべることはなかったと言われたのですが、これほどの
悲劇が起きた歴史が大切であり、小出先生、こんなことが起きないようにと生き
てきて、何のために生きてきたか、なのです。
 リスナーより、小出先生の言葉は感情が御用学者と違い入っていると指摘があ
り、小出先生に異端とレッテルを貼っていた、しかし、小出先生には、だまされ
た人間には騙された責任がある、小出先生は原子力に抵抗してきた、悲劇の前に
原子力を止めさせたかった、その責任は自分にある。小出先生が何を言っても皆
さんに届かず、国、マスコミと原子力は安全と言っており、だまされたのは仕方
ないが、それを認めると繰り返す、騙された責任を考えて欲しいのです。

 近藤さん、広島・長崎、そして福島、核の被害の代表が日本であり、日本だけ
これほどの目に会っているのに、日本は変わっていない、国の意思が見えないと
言うと、小出先生は原子力をやる、輸出すると言っていて、困った国なのです。
変わろうと言う意思がないと近藤さん言われて、小出先生は恥ずかしいと言われ
ました。

 水野さん、個人は変わっているのに、団体・組織は変わらないと言われ、近藤
さん、人災と言われて、なら原子力はやっていけるという理屈になっていると指
摘し、小出先生失笑されて、それなら、まずやめないといけない、人間は間違
う、人災は必ずある、必ず間違う、原子力では悲惨すぎるのです。人災なら,誰
の責任か考えるべきで、個人の責任を処罰すべきと小出先生言われました。

 小出先生、日本が変わるとは思わない、絶望され、政治に絶望したのです。近
藤さん、政治が戦争をするなど、政治が人を幸福にしたことはないと言われて、
その通りで、しかし小出先生黙っていられないが、この国の政治が変わるかは、
一人一人がかしこくならないとだめなのです。

 戦争中、巻き込まれた国民は圧倒的で、闘おうとした人は思想があり、しかし
殺された、原発の中で、どうすることも出来ずもがいている、10年後、戦争中は
どうであったと言われると近藤さん言われて、小出先生、戦争中声を上げたら殺
された、しかし、小出先生は声を上げても殺されない、声を上げ続けたい、やり
続けたいと言われました。

 矢ケ崎先生、政治に支配されない科学と言われて、小出先生、矢ケ崎さんはま
じめで、しかし学問の世界はそれを許さない、科学は、無色透明、中立と思われ
るが、実態はそうではなく、社会の中でしか発展の方向はなく、どういうものか
しか発展できない、しかし、反対するものとして、存在したい。中立で真実を求
めるものではない歴史なのです。近藤さん、核のゴミ100万年どころか、原爆も
出来なかったのです。

 おしどりさんが来られて、小出先生うれしいと言われて、事故前から小出先生
のことを知りつつ、何もしなかったのが恥ずかしいと言うと、そんなことはない
と小出先生言われて、おしどりの活動で、デイズジャパンで見て、うれしく思う
と言われました。おしどり、原子力の資格をとろうと言われました。経産省は自
治体を分断させて仲たがいさせようとしている、弱者が虐げられ、福島に目を向
けないと、福島が原発ノーと言わないと言われて、「弱者が虐げられる」こと
に、我々がどう向かうかなのです。

 リスナーより、小出先生、講演会の会場に入れない人に、事故を防げなくてす
みませんと言われたことの意味を国、東電が理解しろと言い、さらに、原発報道
が減っているが、たね蒔きは追及してくれというリスナーもありました。小出先
生のことで、生き方の変わった人もいるのです。

 最後に、RCサクセションの反原発歌を流して、このコーナーは終わるので
す。小出先生、この選曲にうれしいと言われました。

 2011年、100何回かこの番組で小出先生のお話を追及しました(その他、自分
でも小出先生のお話を何回お伝えしたか、覚えていません(笑))。これを、お
伝えいたしました。2012年も、この爆後の続く限りフォローします。それが反核
運動を30何年続けている私の闘いです。


12/23広瀬隆「福島原発事故『収束宣言』大嘘の皮を剥ぐ」& NHK番組 & 瓦礫受け入れ反対医師ら意見書! & フクシマへの提言(スイスの医学博士ミッシェル・フェルネックス教授から)長文です!携帯受信の方ごめんなさいm(__)m

ペタしてね

お早うございます。今日は一年で一番、夜の長い冬至ですね。私は、カボチャ
を頂き柚子湯につかりましたが、何をしても今一つ心が元気になれませんね。
そんな中、来年は、私にとって厳しい選挙も待ち受けています・・・・。
春、鹿児島市議選挙
夏、鹿児島県知事選挙
秋、鹿児島市長選挙なんです。国会議員の方も動いているようですし・・・・・

昨夜は冷たい雨で寒いでしたので、野宿の方々はどうしてるのだろうか・・・
そして仮設住宅の方々に厳しい年末年始です。一昨日は水俣や川内原発を
取材され知りあった、気仙沼仮設住宅の木村理恵さん(ジャーナリスト)と話した
り、仙台の布田牧師のレターを廻したり。何ができるのかもどかしい思いです。

★【拡散希望】週刊朝日UST劇場「福島原発事故『収束宣言』大嘘の皮を剥ぐ」
広瀬隆(http://www.wa-dan.com/)
【出演者】山口一臣(前週刊朝日編集長)、成瀬久美(アシスタント)
【放送日時】12月23日(金)21:00~22:00番組は下記のようにすれば、無料。

★がれき受け入れについて医師の立場からの意見書!
大阪の外科医、内科医、小児科医が、大阪府知事と橋下氏宛 に意見書を
提出。全12ページあり、内部被曝について詳しいです。http://t.co/tLQfc0PY

★故高木仁三郎さんが政府や産業界から独立した研究者を養成しようと設立
した「高木学校」を描く番組!特報首都圏「“科学不信” 動き出した市民たち」
NHK総合  放送日12月26日午後3:15~午後3:40
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2011-12-26&ch=21&eid=16274

★作家・星野智幸が企画し審査委員長を務める「路上文学賞」 ホームレス
生活の方々がチラシ裏等に、小説やエッセイ、詩、俳句、短歌等を書き投稿
NHK総合 ドキュメント20min.放送日12月26日(25日深夜)午前0:40~1:00
◎「路上で文学が生まれた」http://www.nhk.or.jp/program/20min/ 

●下記のURLをクリックしてくださいhttp://www.ustream.tv/channel/%E9%80%B1%E5%88%8A%E6%9C%9D%E6%97%A5ust%E5%8A%87%E5%A0%B4%E3%81%A7%E3%81%A3%E3%81%99
生放送なので、放送前には何も映っていませんが、放送開始時間(23日21:00~)になると自動的に番組が始まります。

週刊朝日によると、HPhttp://www.wa-dan.com/「談」にアクセスし、HP中段の
「週刊朝日UST劇場」の「再生」ボタンをクリックすると見られる。生放送を視聴
できない場合は、「再生」ボタン隣の「アーカイブ」ボタンをクリックすれば過去の
放送を視聴できる。12月23日の放送回アーカイブは、火曜日27日までには
掲載する予定。とのことです。みなさまにも、そうお伝えください。  広瀬隆

★【拡散希望】 薩摩川内市役所に電話して下さい。薩摩川内市のムトウより。
薩摩川内市役所(0996235111)へ「原発いらない、3号機増設中止」のTELお願い
します。先日、市議会本会議の傍聴に行ったら市長より3月11日より原発関連
問い合せ数が128件、3号機増設賛成が3件、反対25件とカウントしてるようです。

★【拡散希望】スイスの医学博士ミッシェル・フェルネックス教授からの提言
(パレスチナ連帯の松元さんからの情報を転送します。)とても長く携帯対応の
方は、最後までアップできずご迷惑をおかけするかもしれませんが悪しからず。

パリのコリンさんから、医学博士ミッシェル・フェルネックス教授の内部被ばく
にかんするフクシマの人々に対する重要な提言文書がPDFで送られてきま
したので、そのコピーを紹介させていただきます。

著者のミッシェル・フェルネックス教授は、長年アフリカ熱帯病と闘いWHOと
の共同作業を経てNPO「チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち」(ETB)を
創設したスイスの医学博士です。IPPNW(核戦争防止国際医師会議)、CRIIRAD
(放射能に関する研究と独立情報委員会)の会員、仏脱原発ネットワークなどと
WHO独立の為のキャンペーン(Independent WHO)を組織してきた方でもあります。

フランスのNPO<チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち>の
会会長イヴ・ルノワール氏の推薦状からはじまります。
=====以下、転送転載歓迎=====

コリン@パリです。(コリン・コバヤシ)
私の友人、フランスのNPO<チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち>の会
会長イヴ・ルノワールから託されて,彼の手紙とミッシェル・フェルネックス教授
(同会の創設者)の貴重な論考をお送りします。皆さんにご熟読頂き、とりわけ、
医師、医療関係者で福島事故の放射能被曝犠牲者たちの支援を行なっている
方々に、できるだけ広めて頂けるなら、ありがたいです。よろしくお願い致します。

会長 : イヴ・ルノワール  2011年12月16日パリ
主題 : ミッシェル・フェルネックス教授の論文のプレゼンテーション

拝啓 
私はイヴ・ルノワールと申しまして、フランスのNPO<チェルノブイリ/ベラルーシー
のこどもたち>の会長をしております。当会は2001年4月27日にベルラド放射線
防護研究所(政府とは独立した機関)所長をしていましたヴァッシーリ・ネステレ
ンコ教授からの要請に基づいて設立されたものです。

私たちの会は、ベルラド研究所
の科学的、人道的な活動に財政支援し、 ミンスク
のベラルーシー科学アカデミー
の遺伝子保全研究所に近代的な機材投資を行ない、それによって、体内に取り
込まれたセシウム137の遺伝上の影響を調べるためです。ベラルーシー政府は、
これらの課題に財政投資することを拒んでいます。

ここに添付しております書類に署名しているミッシェル・フェルネックス教授は
世界保健機関(熱帯病治療)の専門家でした。20年以上、彼は、卓越した医
者、学者などと連携しながら、体内に取り込まれた放射性物質による影響の
問題〔内部被曝問題〕を非常に身近に追求してきました。

この資料は、放射線による危機の初期の保健衛生上の影響について皆さん
の注意を喚起するだろうと思います。特に卵割から八週以内の胎児、それ以
後の胎児に対するヨウ素131の重大な衝撃を彼は強調しています。汚染から
免れた地域で収集されたデータと比較して、彼が記述する偏差を明らかにす
ることは、福島の惨事が開始された後、放射線汚染による環境の公共衛生
上の問題の重要性に関して、明白な証拠をもたらすでしょう。

私たちは、彼の発表に、性差と比率の問題と放射性物質による内部被曝の
他の影響に関する二枚の論考を添えておきます。

これらの資料を皆さんに知って頂けたことに感謝致します。 敬具 Yves Lenoir

=====ミッシェル・フェルネックス教授の論文=====
ミッシェル・フェルネックス 2011年11月30日 

フランス、オー=ラン県 ビーダータル
AP通信社は11月21日、「福島第一原発の事故による健康被害の実態は、明ら
かにならない可能性がある」という記事を配信した。これを読むと、次のような
疑問が浮かぶ。「人々をできるだけ被ばくから守り、犠牲を最低限に食い止め
るための最適な方策を、いったいどの機関が日本政府に進言できるだろうか」。
福島原発の管理者は、原発の計画をたて、建設を実行した最初の誤ちから、
津波到来の1時間も前、すでに地震によって原発が壊れていたことを隠蔽した
過ちまで、一貫して責任を負っている。これは明らかな人災で、結果として、
環境中への放射能漏れの対応に遅れが生じた。

●● IAEAに従属するWHO

1946年の世界保険機構( WHO)憲章で、WHOは、医療部門において適正な
技術を提供する義務がある、と定められている。緊急時には、政府が要請する
か、あるいはWHOの介入に合意が得られたあとで、その役割を実行することに
なっている。WHOは健康に関する全ての情報、アドバイスおよび援助を与え、
健康に関する世論をしっかり記録に残す義務がある。ところが、これらの義務
はまったく遂行されていない。

WHOはもともとこうだったわけではない。1957年に設立された国際原子力機関
(IAEA)との間で交わされた合意(1959年、 WHA12.40)によって、原子力分野で


の独立性を失ったのである。より最近では、放射線関連分野におけるWHOの
活動は縮小しており、福島に介入したのもIAEAであった。

あまり問題とされてはいないが、IAEAは、福島やチェルノブイリのような原発大
惨事が起こるたびに、大きな決定権を発揮できる、という国際原子力機関憲章
をもつ。IAEAは自らの憲章に忠実で、1996年4月8日~12日にウィーンで開


催されたチェルノブイリに関する国際会議会報のように、IAEA出版物には度々、
憲章の第二条が引用されている。IAEAの主要目的は「全世界の平和、健康、
繁栄に対して原子力産業が果たす役割を推進し拡大すること」なのである。

言い換えれば、国連組織であるIAEAは、原子力産業を推進し、その商業プロ
ジェクトを支援するための機関である。WHO、FAO(国連食糧機構)、ユニセフ
などの国連諸機関のなかで、IAEAはその最上部に位置している。さらに法的
に見ると、WHOは、健康および放射線分野での独立性をもたない、あるいは
存在すらしていない。原子力産業を代弁するIAEAは、深刻な病気の数々と
放射能の関係を認めない。彼らの意図は原子力産業を保護することであり、
放射能汚染から人々を保護したり被災者を支援することではない、とIAEAの
指針にはっきり示されている。

従って、国の保健当局は、原発事故の際にIAEAに忠告を求めてはならない。
IAEAは経済的配慮を優先するため、被ばくによると思われる健康被害を過小
評価したり否定したりする。その結果、強度の汚染地域からの住民の避難が
遅れる可能性もある。

●● まず性差に表れる放射線の影響

行政が福島の住民、特に放射能の影響を受けやすい子供たちにヨード剤を
配布しなかったのは理解に苦しむ。ヨード剤は高価なものではない。ポーラン
ドの例を見るように、たとえ百万単位の子供たちに配布しなければならないと
しても、効果があったことだろう。原発から放出されたヨウ素131が到来する
前に一錠飲むだけで予防になった。

AP通信社の記事は、原発事故の影響がまず子供たちに現れることを伝えて
いない。細胞分裂の早い成長期の子供は、成人に比べて千倍も放射能の影
響を受けやすい。妊娠八週以内の胎芽が死亡するリスクもある。すなわち
早期流産である。86年のチェルノブイリ事故前の統計と比較すると、事故後、
女児新生児の5%が死亡している。最も汚染されたベラルーシとロシアでは、
このために新生児の男女比が最大となっている。分娩時の女児死亡はチェル
ノブイリ後の東欧およびバルカン諸国でも見られ、ドイツでも同様に急増した。
しかし汚染が局地的あるいはほとんどなかったフランスやスペインでは性差に
あまり差異は見られなかった。このデータは性比が放射能汚染の度合いに
比例して変化することを示している。

通常の性比は男1045に対して女1000前後で、地域別に見ても大差はない。
放射能の影響で性比が変化した例は他にもある。例えば高濃度のトリウムを
含むモナザイト岩地域、インドのケララ谷は、自然放射線レベルが通常の6倍
も高く、ここの住民にはダウン症などの先天性異常が多い。また、自然放射線
レベルが通常の周辺地域には見られない性比が認められている。(Padmanabham)

チェルノブイリでは死産、周産期死亡および先天性異常の増加が見られた。
もっと後になってからだが、心臓の先天異常も見られた。50年代に行われた
アリス・スチュワート医師の研究では、胎内で被ばくした胎児は後に白血病や
癌(脳腫瘍)を発病するリスクが高いことが分かっている。

●● 放射線と免疫機能低下

チェルノブイリでは子供たち、特に小さい子供や幼児の1型糖尿病が増加し、
昏睡の症状が確認された。通常は、遺伝的要因からくる自己免疫異常や新た
な突然変異によるものだが、チェルノブイリでI型糖尿病を発病した小さい子供
や幼児たちは糖尿病家系ではないことが特徴的だった。

事故後、被ばくが免疫機能に影響を与えることがベラルーシで明らかとなってい
る。そのため、福島周辺住民の白血球および抗体グロブリンの長期的調査が
必要である(チトフ教授の研究を参考)。調査結果は、福島から離れた九州など
の汚染されていない地域の対象群と比較しなければならない。

汚染地域の子供たちの免疫調査では、膵臓ランゲルハンス島のベータ細胞お
よび甲状腺細胞に対する自己抗体に注意を払う必要がある。橋本甲状腺炎の
原因にはI型糖尿病と同じように遺伝子が関連すると考えられている。性ホルモ
ンなどその他の内分泌腺は、特に思春期に機能不全を引き起こすリスクがある。
たとえば、生理の遅れやウクライナで急増した男性不妊症だ。アレルギー性疾病
も汚染地域の子供たちの間で増加すると思われるが、これらの調査はいずれも、
非汚染地域の対象群と比較すべきである。チェルノブイリでペレヴィナ教授が
子供にレントゲンを短時間照射し細胞の過敏性(リンパ球培養)を調査したが、
同じ調査を福島でも行う必要がある。

食品による内部被ばくにより免疫が低下したチェルノブイリの子供や幼児は、
事故から何年も経ってからも頻繁に感染症にかかっている。汚染されていない
地域に比べて合併症や慢性化によって悪化する率が高い。

被ばくによって引き起こされるゲノム不安定性は遺伝的に受け継がれる。調査
は、子どもの祖父母から始まって、これから何世代にも渡って続ける必要がある。

●● 被ばくとガン

甲状腺ガンは五歳児では百万人に一人という、子どもには稀な病気だが、今後
は五歳未満の子供たちの間でも増大するだろう。被ばくした胎児・新生児の場合、
甲状腺ガンの潜伏期間は非常に短く、浸潤性の甲状腺乳頭ガンが極めて速く
進行する可能性がある。チェルノブイリ後、甲状腺腫、甲状腺炎および甲状腺
機能不全などの甲状腺の病気が増加した。その他のガンは潜伏期間が長く、
最大で35年である。スウェーデンのクロンベルクとベラルーシのオケアノフは、
チェルノブイリ事故から十年後に様々なガンが増加する、という明白な傾向を
つかみ、二十年後には一般的なガンの発生率が統計的に顕著に上昇すること
を確認した。

放射線を受けた若い人々は、若くしてガンを発病するなど、若年性老化のリスク
がある。被ばく量の等しいリクビダートル(原発事故処理作業員)たちと比較する
と、若いリクビダートルの発ガン率は年配のリクビダートルより著しく高かった。
オケアノフはまた、被ばく総量より被ばくした時間の長さがよりリスクを高める
要因であることを示した(1996年4月8日~12日ウィーン国際会議のIAEA
会報279ページ参照)。ガンの調査においては、年々減少するであろう死亡率
をパラメータにするのではなく、特に被ばくした人々の発ガン率、また従来より
20年早まるであろう発ガン年齢に注目する必要がある。発ガン率と発ガン年齢
は10~20年後、統計的に顕著な変化が見られると思われる。

若いリクビダートルの失明も、年配者より頻繁に発生した。これは微小循環障害
を伴う網膜の変性疾患で、数年後に黄斑に現れる。

チェルノブイリ事故後、最初の死因はガンではなく、脳と心臓の合併症を伴う
心臓血管病と高血圧だった。医師にはこうした合併症の予防に力を尽くして欲しい。

被ばくした幼児は、通常より若い年齢で橋本甲状腺炎および1型糖尿病を示す
危険がある。性ホルモンの異常による症状などその他の内分泌腺の病気は性
機能を不調にし、特に思春期の女性には生理の遅れ、男性には男性不妊症と
いう症状が現れる。

●● 内部被ばくを避けるには

放射能から子供を守るために最も重要なのは、食べ物による内部被ばくを避け
ることだ。危険なのは外部被ばくよりもむしろ内部被ばくである。体内に取り込ま
れた放射性物質は、胸腺、内分泌腺、脾臓、骨の表面および心臓といった特定
の内臓に蓄積する。チェルノブイリの事故後にバンダジェフスキーが行った研究
によると、大人の内臓に蓄積された濃度の二倍近いセシウム137が同地域の
子供の内臓から検出された。最も濃度の高かったのは、新生児、乳幼児の膵臓
および胸腺だった。

チェルノブイリ後にセシウム137が体内に蓄積された子供たちの八割は病気で、
心臓疾患も多い。事故前のベラルーシでは健康に問題のある子供は2割程度で、
ベラルーシの汚染されていない地域では事故後でも変化が見られなかった。

子供たちは放射線測量計を身につけるより、ホールボディカウンターを定期的に
学校に搬送し、子供たちのセシウム137体内蓄積量を調査する必要がある。
体重1キロ当たり20ベクレルの値を超えている場合にはペクチンを与え、汚染
された食品の摂取を避ける必要がある。また子供を汚染地域外でしばしば保養
させるのも効果的だ。

ペクチンはストロンチウム90、セシウム137、ウラン誘導体の体内摂取を減ら
すとともに、体外への排出を促進する。イタリア、イスプラの欧州委員会研究所
の専門家たちは、ペクチンが安全で放射能の排出に効果的なサプリメントである
とみなしている。(Nesterenko V.I.他「アップルペクチンによるチェルノブイリの
子どもの体内のセシウム137の除去効果」SMW 134: 24-27. 2004)

汚染された子供たちには、抗酸化物質として作用するビタミンE、ビタミンA、
カロチンも有効であり、ニンジン、赤かぶ、赤い果物などを与えるのが効果的だ。

以上はAP配信記事に対する意見である。記事によると、放射能事故を原因と
する成人の死亡例はまだ出ていないようだ。汚染地域で小児科医、遺伝学者、
免疫学者たちによる出生時から思春期までの継続した疫学調査・医学調査を
行うことを強く要請したい。この調査には、汚染されていない地域で、年齢・性
別の分布、職業、生活水準、居住地域の人口密度など環境的に類似した対象
群を選ぶことが重要である。

(翻訳:小川万里子  編集:藤原かすみ)

●ミッシェル・フェルネックス Michel Fernex 略歴
1929年ジュネーヴ生まれのスイス人。医学博士。ジュネーヴ、パリ、ダカール、
バーゼルで医学を学ぶ。後、セネガル、マリ、ザイール、タンザニアなどアフリカ
諸国に勤務、またフランス、スエーデンでも勤務し、寄生体学、マラリア、フィラ
リア症の問題で、世界保健機関と15年間,共同作業を行う。スイス・バーゼル
大学医学部教授に任命。臨床医学,及び熱帯医学専門医。66歳で退職。以後、
IPPNWの会員、またNPO「チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち」(ETB)を
仏緑の党創立メンバーで反核の闘士であった夫人のソランジュ・フェルネックス
と2001年に創設。また2007年から、ETB、IPPNW, CRIIRAD、仏脱原発ネットワ
ークなどとWHO独立のためのキャンペーン(Independent WHO)を組織。キャン
ペーン会員はジュネーヴのWHO本部前で毎日8時から18時までピケを張って
いる。(過去にジャン・ジーグレール、ダニエル・ミッテラン、クリス・バスビー、
チェルトコフ、ヴァシーリ・ネステレンコがヴィジーに参加) (以上、転載終わり)


…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…
(*^o^*) 無所属 草の根市民派♪ 市議・小川みさ子と仲間たち ♪♪  

12月議会が異例のはやさで終わりました。いよいよ来春の選挙に向けての
行動開始の議員さん、新人さんが多いです。私も早く準備に入らなくてはと
焦る思いの中、ホームレス支援の物資集め、越冬炊き出しに追われる日々。
改めまして、個人質問の傍聴、エール有難うございました!!

今は忘年会たけなわ!年末年始はホームレス越冬支援にはまります(*^^)v
さっそくの餅米あるよ。蛤のダシお薦め、ネギを送りますよのメールに感謝!
さぁボランティア大募集です!OKの方、090-3016-0074お電話下さい♪

12月18日(日)am8時~支援ちらし配布⇒脇田電停前ファミリーマートP集合
12月22日(木)pm9時45分~月一夜回り 
12月23日(金)pm4時~天文舘にて年末年始越冬支援カンパ集め
12月24日(土)am8時~準備~10時開始「ホームレス支援ガレージセール」
12月25日(日)pm4時~天文舘にて年末年始越冬支援カンパ集め
12月25日(日)pm1時~ホームレス自立支援・料理教室(中央公民舘)
12月31日(土)am8時~準備~正午開始「越冬炊き出し~年越しそばなど」
12月31日(土)pm1時~月一しゃべりば 越冬炊き出しと同時開催
1月 1日(日)am8時~準備~正午開始「新年炊き出し~お雑煮お餅など」

自宅〒891-0175 鹿児島市桜ヶ丘6-20-19魔女庵  
TEL&FAX099-265-3787  携帯090-3016-0074

facebook、twitter、mixi、メルマガと、PCを開くと時間が追いつきません。
9月にブログも始めました。魔女庵掲示板かどちらかへどうぞォ~!
ご要望やご意見はお電話、メールでお気軽に!連絡お待ちしていま~す。

☆E-mail : ogawa-m@oregano.ocn.ne.jp ※メルマガ配信中です!
☆ホームページhttp://www3.ocn.ne.jp/~inochi ※小川みさ子で検索下さい!
★ブログhttp://ameblo.jp/motherearth-majo/ ※ペタお願いしま~す♪
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12/17小出講演の動画 & 布田牧師より & 少女被曝報告 & 放射能核種・赤ちゃんポスター & 冷温停止!疑問視多い & 海への汚染水ゼロ扱い & 政府との市民交渉

★汚染水はいくら漏れても「ゼロ」扱いし、燃料がない圧力容器の温度を計って
「冷温停止」「事故収束」と宣言した政府の大嘘東京新聞が重要記事を出した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011121690070643.html 

★ニューヨークタイムズ記事「深刻な疑問が続出する中で日本は原子炉制御を
宣言しようとしている」http://www.nytimes.com/2011/12/15/world/asia/japan-set-to-declare-control-over-damaged-nuclear-reactors.html?_r=1&emc=tnt&tntemail0=y 

★CNN: 福島第1原発の冷温停止宣言、「安全になったわけではない」と米専門家


http://www.cnn.co.jp/world/30004950.html

★保安院 海への汚染水、ゼロ扱い(東京新聞 12月16日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011121602000186.html

「IWJ福岡」の神湊 様⇒青柳さん宛の情報を以下、加工し転送します。
★12月17日に行われた、北九州市での京大原子炉実験所助教 小出先生
講演会の模様を、Ustreamにアーカイブ化致しましたので、お知らせ致します。
http://www.ustream.tv/recorded/19223872  http://bit.ly/sw9DOX(短縮)
小出先生、間近で拝見すると、改めて誠実な方であると実感しました。講演会
最後には、池上遊弁護士による「原発なくそう!九州玄海訴訟」のご説明も!

★「原発立地地域の経済と地方財政」ー福島大学学長 清水修二氏講演抄録
http://yaplog.jp/10000saiban/ 崔 勝久 さんから:

★私達の「脱原発かわさき市民」のメンバーが、専修大学の公開シンポジウム
に参加して、講演抄録をMLに送ってくれました。興味ある内容ですので、
ブログに紹介させていただきます。原発の運転再開に反対する政府交渉
http://www.oklos-che.com/2011/12/blog-post_18.html

★衆議院第一議員会館多目的ホールにて、100名程の参加者が、原子力
安全保安院・原子力安全委員会・経済産業相の各担当者に対して事前に
提出していた「福島事故の実態・原因と原発の運転再開をめぐる条件に関
する質問・要請書」(提出団体125団体、CNFEも参加)について回答をもら
い、その回答についての質疑応答の時間をもちました。時間は90分の予定
が3時間を超し、運動として一歩前進というところまで行ったように思います。
http://www.oklos-che.com/2011/12/blog-post_7996.html (12月19日)

(大分の東本氏の情報です。重複もあります。携帯は無理かもですm(__)m)
野田首相が昨日16日の夕方記者会見を開き、福島第1原発の原子炉の冷却
が安定して放射性物質の放出が大幅に抑えられた旨の冷温停止宣言をしました。

■首相、事故収束を宣言=「冷温停止状態」達成 ―避難区域見直しへ
― 福島第1原発(朝日新聞/時事通信 2011年12月16日)
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201112160062.html

■福島第1原発:野田首相、冷温停止状態達成を宣言(毎日新聞 2011年12月16日)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111216k0000e010213000c.html

しかし、京大原子炉実験所助教の小出裕章氏らが早くから指摘しているように
〈冷温停止〉とは通常原子炉が十分に安全で格納容器を開いて中の燃料棒を
取り出すことができる状態であることを指していうのであり、したがって炉心が
メルトダウンしている状態の〈冷温停止〉など本来ありえないのです。

当然、この野田首相の冷温停止宣言には海外メディアや内外の専門家から
批判が続出しています。

 ■冷温停止宣言:ドイツ通信社が速報 批判的見解も紹介(毎日新聞 2011年12月16日)
 http://mainichi.jp/select/world/news/20111217k0000m040032000c.html
 【ベルリン篠田航一】東京電力福島第1原発の原子炉が冷温停止状態になったとの宣言について、ド
 イツのDPA通信は16日、「フクシマの原発の廃虚が制御された」と速報した。ドイツは福島第1原発
 事故を受け、今年6月、国内17基の全原発を22年までに順次停止する「脱原発」を決めた。/一方
 でDPA通信は「燃料棒が溶融し、圧力容器を破って地上に漏れているともみられ、まだ安全な状態に
 は程遠い。これで冷温停止を宣言するのは意図的なウソと紙一重。日本政府は国民をミスリードして
 いる」と批判するオーストリアの専門家の見方も紹介した。

 ■海外メディア 冷温停止を疑問視(NHKニュース 2011年12月16日 17時50分)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111216/t10014696851000.html
 野田総理大臣が、「原子炉は『冷温停止状態』に達した」と述べ、事故の収束に向けた工程表の「ステ
 ップ2」を完了したことを宣言したことについて、海外のメディアは宣言の信ぴょう性を疑問視する見方
 や、 完全な収束には相当な時間がかかるという見方を伝えています。/このうち、アメリカの新聞、
 「ニューヨークタイムズ」は、電子版で「専門家は『冷温停止状態』の宣言を強く疑問視している」とした
 うえで、「年内にステップ2を達成するという公約を果たすための、現実を無視した宣言であり、原子炉
 の安全性への脅威から目をそらせることがねらいだ」とする専門家の見方を伝えています。また、イギ
 リスのBBCは、野田総理大臣の記者会見の模様を生中継で放送し、「冷温停止は1つの節目だが、
 それは汚染された地域の除染や福島第一原発の廃炉といった今後の長い道のりの中の一歩にすぎ
 ない。避難を余儀なくされている人々が故郷に戻って普通の生活を始められるめどは立っていない」と
 伝えました。このほか、中国国営、新華社通信の英語版は、複数の専門家の話として、「損傷した原子
 炉内の温度を正確に測定することはできず、原子炉がどれほど安定した状態にあるかを断定すること
 はできない」としたうえで、「世界の人々に間違った印象を与えるおそれがあり、日本政府は、ステップ
 2を年内に達成するということに固執しすぎるべきではない」と伝えています。

 ■政府の宣言 専門家からは批判の声(NHKニュース 2011年12月16日 17時35分)


 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111216/t10014695951000.html
 政府が東京電力福島第一原子力発電所の事故について「原子炉は『冷温停止状態』に達した」として、
 事故の収束に向けた工程表の「ステップ2」を完了したことを宣言したことについて、専門家から批判
 の声が上がっています。/原子力の安全に詳しい九州大学の工藤和彦特任教授は「国や東京電力
 は『冷温停止状態』ということばを使っているが、原子炉では限られた手段での冷却しかできない状態
 にある。単なる区切りをつけるために宣言したものに過ぎない。正常に動いている原子炉を止めたと
 きに使っている『冷温停止』とは相当違った状態であることをしっかり認識すべきだ」と述べました。そ
 のうえで、工藤特任教授は「原子炉を安定的に維持できるようになったことは一定の評価はできる。
 ただ、原子炉の状態や冷却方法が著しく改善されたわけではなく、安定した状態を再確認したに過ぎ
 ない。また、原子炉の溶けた燃料の状態がほとんど分かっていない状況で、今ある限られたデータに
 よる推測しかできていない以上、今後もデータの不確かさをカバーするために、新たに機器を設置して
 圧力や水位も測れるようにするなど、状況の把握を進める必要がある」と話しました。また、工藤特任
 教授は汚染水の処理施設からの水漏れを例に「今なされているのは事故の応急措置として『にわか作
 業』で作り上げたものであり、対策が十分でなかったことを示している。今の状態で仮設の施設を今後
 も使い続けなければならないこともあるわけで、あらゆる場所で水漏れが起きないことを示していく必要
 がある」と話しました。

 ■福島第一原発の冷温停止宣言、「安全になったわけではない」と米専門家(CNN
Japan 2011.12.16)
 http://www.cnn.co.jp/world/30004950.html
 ■Japan May Declare Control of Reactors, Over Serious Doubts(日本政府が原子炉制御成功を宣言
 しても、その裏には重大な疑問)(ニューヨークタイムズ 2011年12月14日)
 
http://www.nytimes.com/2011/12/15/world/asia/japan-set-to-declare-control-over-damaged-nucl
 ear-reactors.html?_r=2
 ■冷温停止状態は大本営発表、そのまま報じるメディアは「人民日報」 か 「プラウダ」 か?(ヤメ蚊ブロ
 グ 2011年12月14日)
 http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/b88da3b8aaf8908f027249680e84e65dなどなど。

上記3本の記事のうちここでは2番目のニューヨークタイムズ記事(2011年12月14日付)を全訳しているブ
ログがありますので、以下、同記事を転載させていただこうと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ニューヨークタイムズ紙:「冷温停止宣言の裏の疑問」(EX-SKF-JP 2011年12月15日)


http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/12/blog-post_15.html

ニューヨークタイムズ
マーティン・ファクラー2011年12月14日

日本政府が原子炉制御成功を宣言しても、その裏には重大な疑問

東京発-壊滅的な地震と津波が福島第1原発の原子炉冷却システムを破壊し、
3つの原子炉でメルトダウンを起こしてから9ヶ月、日本政府は近々、原発の
過熱した原子炉を再び制御することに成功した、と宣言すると見られている。

しかし、そのような宣言が出る前から、専門家は深い疑念を表明している。

金曜日に、野田佳彦首相率いる災害対策本部は、福島原発の壊れた3つの
原子炉が「冷温停止」と同様の状態になったと発表するかどうかを採決する予
定だ。冷温停止とは技術用語で、通常は壊れていない原子炉で炉心が安全に
安定している状態を指す。専門家は、政府が予想されるように冷温停止を宣言
するとすれば、それは原発の冷却システムを年内に復旧するという約束を守ろ
うとする政府の努力を反映しているだけで、真の原発の状態を表したものでは
ない、と言う。

対策本部が冷温停止を宣言すると、次のステップは使用済み燃料をより安全に
貯蔵するため共用冷却プールに移し、いずれは原子炉自体を開けることになる。

しかし、多くの専門家が恐れるのは、政府の勝利宣言は事故についての国民の
怒りを和らげるためだけのもので、原子炉の安全性を脅かす危険から注意を
そらすのではないか、ということである。そんな危険の一つ-3月11日のマグニ
チュード9の地震の余震で、福島原発の運転者である東電が事故後に応急措置
として急いで構築した新しい冷却システムが損傷してしまう -は、可能性が大
きいものとして多くの地震学者が指摘する。

専門家はまた、冷温停止という言葉自体、壊れた原子炉が安定しているかの
ような印象を与えかねない、と言う。壊れた原子炉の燃料炉心はメルトダウンを
起こしただけでなく、圧力容器を溶融貫通して圧力容器の外側の格納容器の
コンクリート製の構造物の床を侵食しているのだ。

「政府は、すべては制御されている、と言って人々を安心させたい。それで年末
までにそうする、といっている」、というのは、九州大学原子力工学科の工藤和彦
教授。「私が知りたいのは、本当にそんなこと言ってしまっていいのか、ということ
です」

おそらく多少の余地を残すためだろうが、日本政府はあいまいな表現を使い、
3基の破壊された原子炉は「冷温停止状態」にある、と宣言すると思われる。
実際上は原子炉の温度を水の沸点以下に安全に保つことが出来るようになり、
溶融した炉心が再び原子核連鎖反応を起こして再び原子炉の温度が制御不能
の状態で上がってしまう危険性はすでにない、という主張に過ぎない、と専門家
たちは言う。

専門家は確かに、壊れた原子炉を再び制御するための東京電力による作業が
進んでいる、と評価している。福島第1原発のにわか造りの原子炉冷却システム
は米国、フランス、日本の企業の協力で造られたが、今のところ炉心を冷やす
ことが出来ている、と評価している。

また彼らは、大破した1号機の原子炉建屋を覆う小屋のような構造物が原発か
らの放射能の大気中への拡散を抑えている、と言う。1号機建屋は3月の水素
爆発で破壊された3つの原子炉建屋の一つで、この爆発のために東日本、北
日本の広範囲にわたって危険な放射性粒子が拡散した。

それでも専門家たちは、[冷温停止という]用語は通常は健全な原子炉に対し
て使うもので、原子炉が十分に安全で格納容器を開いて中の燃料棒を取り出
すことが出来る状態を示すものである、と言う。しかし、福島第1原発の壊れた
原子炉から溶融した燃料を取り出すには、日本政府が予定する3年よりもよほ
ど長い期間が必要かもしれない、と警告する。一部の専門家は、冷温停止の
宣言は福島原発があたかも収束に近づいているというような誤解を招きかね
ない、と言う。

「福島第1原発の原子炉のような壊れた原子炉に対して冷温停止を宣言しても、
さほどの意味はない」と言うのは、International Access Corporationの原子力
工学コンサルタントの中尾昇だ。

実際、数十年前にメルトダウンした原発からでさえ損傷した炉心を取り出せて
いないのだ、と専門家は指摘する。チェルノブイリ事故の場合、1986年の爆発
後ソ連政府は損傷した原子炉をコンクリの石棺で固めただけである。冷温停止
の話は環境の放射能汚染というより深刻な問題から人々の注意をそらしている、
という専門家もいる。特に、建屋の地下に溜まっている、あるいは原発の敷地内
に保管されている9万トンの汚染水が太平洋に漏出する危険がまだある、と言う。

「現時点では、原子炉の中がどうなっているかよりも汚染の状況の方が心配だ」、
というのはMurray E. Jennex、サンディエゴ州立大学の原子力封じ込めの専門
家である。

原子炉自体が安定している、という日本政府の主張、、特に、核分裂と呼ばれる
熱を発生する連鎖反応の再発はすでに不可能である、という主張は信用する、と
Jennex氏は言う。福島第1原発の原子炉の一つで先月、核分裂の副生物である
キセノンガスが検出され、連鎖反応が再開したのではないかとの危惧があったが
Jennex氏は、3月の事故から既に十分な量の核燃料[内の放射性物質]が崩壊
しているので、それはまずないだろう、としている。

それに反対する専門家もいる。九州大学の工藤教授は、核分裂の再開、これは
再臨界と呼ばれる現象だが、原子炉を開いて中の溶融燃料を調査できるように
なるまでは、その可能性を除外することは出来ない、と言う。しかし、教授を含め
た専門家の一番の危惧は、地震や津波が再び襲って、東電の間に合わせの
原子炉冷却システムを使用不能にしてしまう可能性である。冷却システムは地震
安全基準に従って造られたものではない、と彼らは指摘する。このシステムは、
原子炉と2キロ以上の長さの[プラスチックの]ホースでつながっている水の浄化
装置やその他の脆弱な装置に頼っているのだ。

「地震か津波が一つ来ただけで、福島第1原発はまた振り出しに戻ってしまいま
す」、と工藤教授は言う。「このような危ない状態を、冷温停止、と本当に呼べる
のでしょうか?」

…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…
(*^o^*) 無所属 草の根市民派♪ 市議・小川みさ子と仲間たち ♪♪  

12月議会が異例のはやさで終わりました。いよいよ来春の選挙に向けての
行動開始の議員さん、新人さんが多いです。私も早く準備に入らなくてはと
焦る思いの中、ホームレス支援の物資集め、越冬炊き出しに追われる日々。
改めまして、個人質問の傍聴、エール有難うございました!!

今は忘年会たけなわ!年末年始はホームレス越冬支援にはまります(*^^)v
さっそくの餅米あるよ。蛤のダシお薦め、ネギを送りますよのメールに感謝!
さぁボランティア大募集です!OKの方、090-3016-0074お電話下さい♪

12月18日(日)am8時~支援ちらし配布⇒脇田電停前ファミリーマートP集合
12月22日(木)pm9時45分~月一夜回り 
12月23日(金)pm4時~天文舘にて年末年始越冬支援カンパ集め
12月24日(土)am8時~準備~10時開始「ホームレス支援ガレージセール」
12月25日(日)pm4時~天文舘にて年末年始越冬支援カンパ集め
12月25日(日)pm1時~ホームレス自立支援・料理教室(中央公民舘)
12月31日(土)am8時~準備~正午開始「越冬炊き出し~年越しそばなど」
12月31日(土)pm1時~月一しゃべりば 越冬炊き出しと同時開催
1月 1日(日)am8時~準備~正午開始「新年炊き出し~お雑煮お餅など」

自宅〒891-0175 鹿児島市桜ヶ丘6-20-19魔女庵  
TEL&FAX099-265-3787  携帯090-3016-0074

facebook、twitter、mixi、メルマガと、PCを開くと時間が追いつきません。
9月にブログも始めました。魔女庵掲示板かどちらかへどうぞォ~!
ご要望やご意見はお電話、メールでお気軽に!連絡お待ちしていま~す。

☆E-mail : ogawa-m@oregano.ocn.ne.jp ※メルマガ配信中です!
☆ホームページhttp://www3.ocn.ne.jp/~inochi ※小川みさ子で検索下さい!
★ブログhttp://ameblo.jp/motherearth-majo/ ※ペタお願いしま~す♪

…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…
小出先生12/13,14分 & 宮崎たかゐ上映(かごしま自由大学)& 越冬炊き出しご協力お願い & 粉ミルク・セシウム混入を突き止めたのは二本松市の副住職 & グルントヴィ協会から原発情報 & 映画「フツーの仕事がしたい」DVDブック発売!

ペタしてね

お早うございます。今年も残す2週間となりましたね~ (^^)/~~~
原発関連情報の前に2つのお願いです。お力添え宜しくお願い致します。

12月17日pm2時~かごしま自由大学「宮崎たかゐ」上映&女性・子ども
貧困トーク」、震災ボランティアの道免明美さんの報告もありますよ~。
中央駅前のダイエーのあるビル6F(ラグーナ出版)が会場です。

それと・・、ホームレス支援~越冬炊き出しボランティア参加のお願いです。

この6年間、何とか欠かさず続けて来た、年末年始の越冬炊き出し準備の
季節になりました。毎年、ホームレスの方や卒業生と一緒に天文舘に立ち、
カンパを集め、その浄財で大晦日&元旦も炊き出しを行っています(*^^)v

年越しそば、ぜんざい、お雑煮、お餅、パン、焼き芋、ささやかなお節など。
お野菜のカンパは毎年、NPO法人「食の家族」などから頂いてます。感謝!
お餅やおそば麺、小豆、お雑煮の具など、カンパ頂けると有難いで~す。

私は、自宅開放で準備に入りますので、お正月気分でゆっくりになるのは
2日以降の強行スケジュールですので、風邪をひかないよう気をつけます。
ホームレス支援ガレージセール&お誘いチラシ配布の日程も決まりました。

どの取り組みもボランティアさん無しでは無理ですので、どうか下記の日程
に合わせ、お手伝いお願い致します。12月は不眠不休に近いほど多忙です。


12月18日(日)am8時~支援ちらし配布⇒脇田電停前ファミリーマートP集合
12月22日(木)pm9時45分~月一夜回り 
12月23日(金)pm5時~天文舘にて年末年始越冬支援カンパ集め
12月24日(土)am8時~準備~10時開始「ホームレス支援ガレージセール」
12月25日(日)pm4時~天文舘にて年末年始越冬支援カンパ集め
12月25日(日)pm1時~ホームレス自立支援・料理教室(中央公民舘)
12月31日(土)am10時~準備~正午開始「越冬炊き出し~年越しそばなど」
12月31日(土)pm1時~月一しゃべりば 越冬炊き出しと同時開催
1月 1日(日)am10時~準備~正午開始「新年炊き出し~お雑煮お餅など」


★映画「フツーの仕事がしたい」DVDブック発売決定!
DVDブック詳細はこちらhttp://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/730
DVDブック予告編はこちらhttp://youtu.be/-LHpDC78kzU


最長で月552時間! 常識はずれの過酷な労働......。
生き残るためのたたかいがはじまった!

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2009年英国・レインダンス映画祭、ドバイ国際映画祭ベスト・ドキュメンタリー賞受賞作。
A5判上製15頁/本編70分+特典映像43分、定価3,360円 旬報社

★小出裕章(京大助教)非公式まとめhttp://hiroakikoide.wordpress.com/
MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」
小出先生12/13,14日分の、文字おこしは、最下位の方に貼りつけました。




★清水@グルントヴィ協会 さんから九電本社前テント村の青柳さんへの転載。
グルントヴィ協会(http://www.asahi-net.or.jp/~pv8m-smz/index.html)原発関連情報No.6

1,玄海原発3号炉停止まであと11日です。全国の原発の運転状況は日本
原子力 技術協会の「運転実績」で一覧できます。
http://www.gengikyo.jp/db/fm/plantstatus.php各原発をクリックすると詳しい状況も出ます。

2,グリーンピースが、エフゲーニャ・ステパノワ博士(ウクライナ放射線医学
研究センター放射線・小児・先天・遺伝研究室長)を招いて、福島市で講演会
を 行いました。http://www.greenpeace.org/japan/kodomo/
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/dblog/5/blog/38339/講演資料は有益です。
http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20111211_presentation.pdf
http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/Overview_Fukushima20111211_ks.pdf
その新聞記事。http://www.minyu-net.com/news/news/1213/news9.html

3,グリーンピースの魚の放射能調査、関西、東海地方編です。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/earthquake/monitoring/fss3/

4,チェルノブイリでの状況にかんして有名なバンダジェフスキー博士逮捕事件
について、朝日新聞の連載「プロメテウスの罠」が書いています。原発記事にか
んしては、毎日や東京新聞に負けている朝日新聞で唯一ともいえるよい連載です
が、これは頑としてWebに載せません。
http://blog.goo.ne.jp/chiba20110507/e/16c55550aa6e17e7d4c5eedbe0362840

5,東京新聞が「こちら特報部」で、群馬大の早川由起夫氏が会見すら大学に邪
魔されたことを詳しく報道しています。
http://blog.goo.ne.jp/chiba20110507/e/ee92f928e82a20e471fa4fc5e6fe49e1

6,韓国の原発でも事故が最近続けて起こっています。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111213/kor11121323590011-n1.htm
九州はむしろこちらの影響が強いので考慮しなければなりません。韓国の原発で
一番九州に近いのは古里でしょうか。以下にマップがあります。
http://blog.goo.ne.jp/yoshi1963jp/e/128dbc5669efc272b735230828caeea2

7,エネルギー・環境会議のコスト等検証委員会が報告案をまとめ、試算を決め
たという記事です。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201112130600.html
詳細資料はこちらです。
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive02_07.html#haifu
報告案を読むと原発は除染費用は現在の計算だけで、また核燃料サイクルの費用
の詳細が不明で、立地自治体への交付金の費用が入っていません。まだまだ検討
の余地があります。

8,今年の漢字が「絆」と新聞で報道されましたが、斉藤環氏が毎日新聞のコラ
ムに「絆」への違和感を書き、必要なものは「絆」ではなく「連帯」だと主張し
ています。精神科医として現代の家庭のひずみを見てきた斉藤氏ならでは視点です。
http://mainichi.jp/select/opinion/jidainokaze/news/20111211ddm002070091000c.html

<原発関連記事Web版>
『国内廃棄物に大量の核物質 未計量で濃縮ウラン4トン』 47NEWS(よんなな
ニュース)
http://goo.gl/8dnPB

『九電、ストレステスト結果を報告 「安全性に十分余裕」』 asahi.com(朝日新聞)
http://goo.gl/Khldb

『九電、原発の安全評価を提出』 西日本新聞
http://goo.gl/foaSW

『九電、トラブル公表の数値基準なし 冷却水漏洩問題』 asahi.com(朝日新聞)
http://goo.gl/2cMUC

『50ミリSv超は長期帰還困難 住民避難区域で政府検討』 47NEWS
http://goo.gl/6ZHqz

『福島への放射性セシウム降下、45都道府県合計の47倍』 asahi.com(朝日新聞)
http://goo.gl/yd7XJ

『福島原発事故:発生直後、千葉のキセノン濃度40万倍に』 毎日jp(毎日新聞)
http://goo.gl/cquFY

『韓国、また原発停止 節電へ対策強化』 西日本新聞
http://goo.gl/hQQjb

『原発安全論から一転 理科教師ら反省の公開授業』 asahi.com(朝日新聞)
http://goo.gl/KFqxb

★以下こちらは、中田さんからの転送です。(以下、拡散転送歓迎)
いくつかのtwitterと、河野太郎議員のブログからの下記ご紹介です。
========================
▼玄海原発3号機4時間半もたってから通報とは、やはり3.11以後何も変わっていない


ひどい原子力産業の実態は、居直っています。。
▼それぞれのtwitterつぶやきには、ブログ・新聞記事の短縮アドレスがはりつけてあります。
マスメデイアにはない、情報をどうぞご利用ください。

▼河野太郎議員の公式ブログ ごまめの歯ぎしり
■「やっぱり日本の原子力の土台は腐っていた」
****************************************************************
yoshitaka_w 渡瀬義孝
▼隠蔽するつもりだったのか・・ RT @rengepapa 玄海原発3号機で1.8トンもの一次冷却水漏れ http://bit.ly/uLfJjW 実際は配管が高温高圧のため噴出と言った方が良
い。▼4時間半もたってから通報とは、やはり3.11以後何も変わっていない
#genpatsu

kamitori kamitori 
▼素晴らしい。全国でもすすめよう。「粉ミルクのセシウム」福島の住職500万円の放射能測定装置で発見 http://bit.ly/v8E0vk 混入を突き止めたのは二本松市の副住職。NPO法
人「TEAM二本松」の理事長。募ったカンパで500万円の微量放射能測定装置を購入

nanohana_me ナノハナ
▼「除染」より「避難」を求める住民も多い。ただ、自治体から国に対して要望されるのは、「除染」のみ http://nanohana.me/?p=8654 ▼避難すると、税収の激減により自治
体が立ちゆかなくなる、という危機感 自治体の長が「避難した住民は住民と見なさない」などと公言するケースも

magosaki_ukeru 孫崎 享
▼放射線:この分じゃ日本で原発放射線被害者一人も出て来ない。従って原発の危険はないことに。9日朝日「福島第一原発・吉田前所長の病状は食道がん」「東電は改めて、病気と事故の復旧作業で浴びた放射線との因果関係はないとの見解を示した」 

magosaki_ukeru 孫崎 享
放射線:吉田前所長の病状は食道がんについて、▼10日ジャパンタイムズは東電は事故とその後の勤務との関連否定していると報じた後、▼「2010年定期検診の際食道がんの兆候は何もなかった」と報道

hyodo_masatoshi 兵頭正俊
▼なんだ、そういうことだったのか。▼群馬大学の早川由紀夫教授に訓告処分した学長には、もともとこんな背景が。▼学長主文 の「本学の名誉若しくは信用を失墜する行為」をしていたの
は学長だった。この写真、わかりやすいなぁ。http://www.jaea.go.jp/02/press2009/p10030501/index.html

hyodo_masatoshi 兵頭正俊
▼国会議員は代表(党首)の奴隷ではない。▼議員が大切にしなければならないのは、おのれの政治的信念である。また、日本国憲法は主権在民を謳っている。投票してくれた国民の民意を尊重するべきだ。民主党に投票し、政権交代を実現した国民は、▼消費税増税にもTPPにも原発輸出にも賛成していない。

nak4680 きょうこ
▼原発検査の抜本見直しを 独法評価委、経産相に要請 #nishinippon
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/277202 「検査の中立性、公平性に疑念が生じている」と指摘。 「不透明な関係が国民の信頼を失わせている」とし、抜き打ち検査強化などが必要とした。

morimasakosangi 森まさこ
▼郡山市若葉台の公園。表土を剥ぎ取り公園内に埋めたが、▼どこに埋めたが表示がなく問題になっている。 #jnsc #fukushima http://photozou.jp/photo/show/701808/112769674

tautautau1976 tautautau1976(隠居猫)
▼デマについて書かれた @HYamaguchi さんのブログの▼「暴論:デマの「根絶」をめざしてはいけない7つの理由」考えさせられる内容。過剰な糾弾や自分の考えと異なる考えのデマ認定は最近良く見かける http://goo.gl/dZAa5 #genpatsu #nuclearJP

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河野太郎公式サイト  河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり
■やっぱり日本の原子力の土台は腐っていたhttp://www.taro.org/2011/12/post-1135.php

2011年12月14日 23:15 核燃料サイクル  自民党役職停止中
▼山本一太特命委員会で、自民党本部に九大、東工大のエネルギー、原子力関係の教授を招いて、原子力関連の人材育成についてのヒアリング。

▼驚いたのは、学界が果たしてきた原子力ムラのなかでの役割について、二人とも、なんら反省もなく、これからこんな開発をやる、こんな研究をやる、だからそのための人材を育てないと云々と、まるで福島の事故など無かったような能天気なプレゼンテーションだったこと。

▼事故後に原子力の専門家がテレビで、メルトダウンではない、大きな問題ではない云々とまるで真実と違うことを発言していたのはなんだったのかという質問が立て続けに出されたのに対して、全く答えもしない。

▼原子力ムラの中でも、特に腐敗がひどい分野かもしれない。プレゼンテーションの中で、将来の原子力関連の人材の需要に関する予測として、
1.プラントの建設は各電力の供給計画による。プラント寿命は60年として即刻リプレースすると仮定する。
2.2030年までの新増設を4年に一基ずつに平準化する。という、二つのケースでの試算が堂々と提示されていた。

あきれるというよりも、その象牙の塔ぶりに笑いが出た。

▼さらに、海外需要の5%から20%を受注したら技術者数の予測はこうなるという予測までついてくる。

▼最後のページは「将来の人材育成に関する課題(福島事故後)」という表題で、「世界の原子力利用推進の状況に対応した人材の育成と供給(産業振興と密接に関連する)」そして「電気事業者、メーカー、研究機関への優秀な人材の供給」。

▼シビアアクシデント対策とか、放射性物質の除去とか、核のゴミの処分や廃炉のために必要な人材を供給しよう等ということは一言もない。▼もちろん、使命感や倫理感に欠けた人材を供給してきたことに対する反省など全くなし。▼こういう人間達に、原子力を任せたくないし、こういう人間達に、原子力に関わる人材育成を任せたくない。▼日本の原子力、根底の根底からおかしい。

以下、パレスチナ連帯の松元さんより転載
★小出先生の「たね蒔きジャーナル」12月13日と14日分の転送です。
いつも要約を書き起こしてくださる永岡さんが、小出先生の文化放送での
お話も紹介していますので、あわせてお届けします。

それにしても、SPEEDI情報を隠したことにせよ、ヨウ素剤を配布しなかった
ことにせよ、いまだに事故原因と爆発原因を総合的に説明しないことにせよ、
そして海洋汚染を垂れ流し続けていることにせよ、東電、政府当局者の事故
直後の「確信犯」ぶりがますます明らかになっています。これらの犯罪を、
だれがどのように裁くのでしょうか?

●「小出裕章非公式まとめ」に生の声http://hiroakikoide.wordpress.com/
======12月13日のお話======

永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの
司会、毎日新聞ほっと兵庫の平野幸夫さんの案内で放送されました。

原発のニュース、速報で、SPEEDIの試算結果は、水素爆発で事態の悪化
した10日後に初めて総理官邸に届けられ、ヨウ素剤の提供が提案されたの
に、もう遅いと却下されていたのです。

そして、小出先生のお話、今のSPEEDIについて、「そんなことはあり得ない」、


SPEEDIはチェルノブイリ後に25年、100億円かけて、事故が起きたら即座に
計算するためのものであり、SPEEDI関係者は不眠不休で計算したはずで、
重要性は認識していたはず、こんなことはあり得ないのです。平野さん、総理
官邸に届いていたが、安全委員長が総理に渡さなかったといい、小出先生、
それはあり得る、事故は小さく見せたいとして、「国家としての体裁をなしてい
ない」のです。SPEEDI、速く進言しないといけないのに、これの意味、そういう


説明をした人が、自分たちの責任をどう考えていたか、聞いてみたいのです。

そして、ヨウ素剤のこと、10日たって配ろうかと安全委員会が言い、当然手遅
れで、放射能の雲が来る前に飲まないといけない、水素爆発で流れることを
SPEEDIが教え、その際にヨウ素剤を配らないといけない(それでも間に合わ
ないかも知れない、住民が即刻手に入るようにしないといけない)のです。即刻
飲ませられるようにしないといけない、国家がこの始末で、どんなことをしても
ダメであったのです。

福島県が県民の外部被曝の結果を出して、震災4カ月の累計は、放射線業務
と関係ない1589人の中で、1ミリシーベルト以上の被曝が4割、「少なすぎる」、
日本は法律を反故にして20ミリ以上のみ避難として、それ以下は国家は何も
しない、19.9ミリシーベルトでも放置する、そこに4か月いたら6~7ミリの被曝で、
1年10ミリのところも広く、どんな人を検査したのか分からないが(川俣町、浪江
村、飯館村、早く逃げている人もいる)、1日しかいないと被曝しないが、取り残
されている人の調査は大丈夫か、不安と言うことなのです。4か月の行動を聞か
れても分からない、幅のある結果だと言うことであり、すぐに逃げた人を調査し
たら少ない、どういう人、いつ逃げたかが決定的で、それを網羅しているかが
勝負を分ける(小出先生報告書をご覧でない)のです。

一般の最高が14.5ミリシーベルト、山下俊一氏、健康影響はないと言うと、小出
先生笑われて、「山下氏らしいが、そんなことはない、どんな被曝も影響はある」、
年間1ミリしか被曝してはいけないのに、4カ月で14年分被曝した、途方もない
被曝であるのです。以上、SPEEDIと被曝について詳しく聞けました。

=====12月13日文化放送のお話=====
永岡です、昨日12月13日、文化放送のソコダイジナトコに小出先生が出演され、
原発事故について語られました。小出先生非公式まとめに音声が載っています。
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/12/13/sokotoko-dec13/

吉田さん、小出先生のお話は怖いけど重要とリスナーが言い、原子炉の安定、
冷温停止と言う言葉が、未だに使われているのは、政府、東電の姿勢の悪さで、
冷温停止は原子炉が圧力容器内に炉心が水づけに冷やすもので、運転中は2
00℃以上、その水を100℃以下を冷温停止と言うものの、炉心はメルトダウン、
炉心が下に落ちて、冷温停止もへったくれもないのです。

今回は全所停電で、今は電気が回復、放射能と闘う武器はあるものの、まとも
に闘えないのです。3月から収まったとマスコミは報道しているものの、現状は、
大きく変わったものの、敵の本丸に攻め込めず一進一退、敵の内部も分から
ないのです。

東電はメルトダウンを認め、格納容器まで30cmと言い、そんな計算結果をマス
コミが流すのが異常、計算だけで、入力条件を変えたら変わってくる、どこまで
正確か分からない、あまりにばかげているのです。

2,3号機も、本当は分からない、見に行けない、測定器もこんなことになると思わ
ないのでないのです。誰も確認できない、相手が放射能で、確認できないのです。

格納容器から出て、地面に出たら、地下水に接触して汚染する、その前に地下
に防壁を作れと5月から言っており、東電もやると言いつつ、地下にバリアを張
ると大変な被曝環境で、作業員の被曝もあるのです。

2号機、爆発していないものの、小出先生は爆発したと思う、爆発=地下の圧力
抑制室で、これが爆発なら、地震により損傷したことになり、東電は原因を津波
としており、爆発はなかったと、東電は死守したいのです。

冷やした水、地下ダム、大型タンカーのこと、9か月経っており、たまり続けて、
漏れ続けて、建屋の地下、トレンチ、ピットに10万トン以上、どんどん割れから
地下にしみだして、海へ行くのです。流れるのを放置せず、漏れないものに移す
=タンカーで、それも実現していないのです。

地下ダムも、マスコミは言っておらず、原子力の歴史は、政府と電力会社、
メディアが推進の旗を振り、メディアも推進の立場だからで、しかしメディアも
被曝で被害を受けるのです。

海の汚染、相当の汚染水が出て、東電幹部、排水溝の魚を1年食べても大丈夫
といい、小出先生笑われて、枝野氏のただちに影響はない=将来は影響あり、
であり、被曝はどんな微量でも危険、やがて出るのです。東電に食べてほしい
のです。自分の子、孫にも食べさせるべきです。

今も放射能は漏れており、検出されなくなることはなく、半永久的に放射能が漏
れる、どこで劇的に減らせるか、チェルノブイリの石棺を作ると放射能を減らせ
るが、石棺を作るまでに使用済み燃料のプールの回収が、何年もかかるのです。

武田邦彦さん、震度6に耐えられる原発はないといい、小出先生、原発は複雑
な機械で、長大な配管、ポンプがあり、人間のあらかじめ考えた事態だけでな
いものに耐えられない、常に壊れることを覚悟しないといけないのです。

融けた炉心の回収は、多分出来ない、人類はやったことがない、放置するしか
なく、全体の被曝では、取り出すのに膨大な被曝が要る、地上に石棺、地下に
防壁が最善のことなのです。それしかないのです。

小出先生の気になっているのは、敷地内は東電にがんばってもらうしかないが、
たくさんの人が汚染地帯にいる、子供たちもいる、子供たちの被曝を少なくしな
いといけない、これを最初にやらないといけないのに、政府、東電も知らんふり
なのです。以上、文化放送での内容をお知らせいたしました。

=====12月14日のお話=====
永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの司会、
毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。

原発のニュース、福島事故で、除染による廃棄物の中間貯蔵施設、双葉郡を
候補地としています。来年度末を期限として設置します。30年以後福島県外で
処分しますが、最終処分は技術を見て判断します。

年間1ミリシーベルト以上のところを除染すると環境省が決め、重点調査地域
として来年1月以降除染しますが、市町村は100以上になります。

そして、小出先生のお話、政府が福島の避難区域を再編し、3つにする年50ミリ、
20ミリをポイントとして、50ミリ以上は帰りにくい(帰還困難区域、当然)、20ミリ
~50ミリは居住制限区域(数年住めない、除染して20ミリ以下にする)、49ミリの
ところ、除染では20ミリにはならない、机上の空論なのです。セシウム134と137
が汚しており、134は2年で半減、50ミリシーベルトのところは除染せずとも減る
のですが、20ミリ自体が、放射能を扱う人の限度であり、一般は1ミリが限度で、
子供は超えてはいけないのに、20ミリ以下なら人が住めると政府が言いだして
おり、これは間違いです。

20ミリ未満は準備区域で、住民が帰れるようにインフラ(水道、病院)を揃えると
言うのですが、早くても次の春以降、20ミリ未満は帰れるというのは、「日本が
法治国家でないと宣言している」、1ミリ以上は住んではいけない、帰ってはいけ
ないと言うべきで、国が土地を買い上げるべき、それをすると広大な地域を失う、
それだけひどいことが起こり、原発はそんなにひどいとなり、それを認めたくない
のです。

SPEEDIのこと、これからの危険に備えて、福井に最大の原発があり、滋賀県
がSPEEDIを使わせろと言っても認めない、「愚かな人たちである」、SPEEDI
は万一の事故のためのものであり、福島事故に使うべきなのに隠した、今回は
滋賀が予測に使わせてほしいわけで、十分に役に立つのに、国はそんな事故
はあり得ないと言いたくて、使わせない、事故でも使わせなかったのです。

近藤さん、セシウムからは解放されない、大地を除染してもダメで、除染、イン
フラと人間が生きられると思わせるもので、汚染の少ないものを子供たちに与え
るシステムが必要と、政府がすべきと言われて、小出先生も同じで、子供を守ら
ないといけないのに、政府は汚染しているのを隠したい、そのため除染と言って
いるのです。政府に、まともな日本語を言ってもらわないといけないと近藤さん言
い、小出先生、全ての人を逃がすべき、それをやると日本の国家がつぶれる、
子供を守る気もない、被害は大したことはないと宣伝していると言うことなのです。

この前チェルノブイリから帰った人、家を埋めている(火災対策)と言い、住民の
ために、何より対策が必要なのです。今日はSPEEDIと除染のことをお知らせ
いたしました。
※もしかして、ここまで、お読み下さった方、心からお礼申し上げます。なにしろ
PCサーバーの関係なのか、纏めてお送りできなくなって、アドレスを小分けして
送る関係で、メルマガ送信だけに30分以上を費やしていますので、ご免なさい!
項目別にお送りしたら膨大な時間がかかる関係で、長文ですm(__)m


…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…
(*^o^*) 無所属 草の根市民派♪ 市議・小川みさ子と仲間たち ♪♪  

12月議会もそろそろ終わります。個人質問の傍聴、エール有難うございました!
11月の収穫祭「生命のまつり」など多くのイベントも終わり次は忘年会(*^^)v

ガレージセールはクリスマスイブの日に決まりました。また、年末年始の
年越しそば、お雑煮炊き出しのカンパを集めるため、クリスマスには街頭で
当事者の方やホームレス卒業生と天文舘に立ちます。声かけて下さいね~♪

ホームレス支援の提供品、お米、炊き出しボランティア募集しています!
佐世保や京都からもお送り頂き、福祉フェスタやボランティアフェスタの
バザーに出店しました。皆さまに支えられてのホームレス支援ですm(__)m

風邪予防には生姜!今、生姜が旬の季節。毎年、1年分ストックします。
生姜はスライスして冷凍or乾燥が使いやすいです。冬野菜のとろとろスープ
も体が芯からあったまりますのでおススメ!多忙な季節、ご自愛下さ~い♪

自宅〒891-0175 鹿児島市桜ヶ丘6-20-19魔女庵  
TEL&FAX099-265-3787  携帯090-3016-0074

facebook、twitter、mixi、メルマガと、PCを開くと時間が追いつきません。
9月にブログも始めました。魔女庵掲示板かどちらかへどうぞォ~!
ご要望やご意見はお電話、メールでお気軽に!連絡お待ちしていま~す。

☆E-mail : ogawa-m@oregano.ocn.ne.jp ※メルマガ配信中です!
☆ホームページhttp://www3.ocn.ne.jp/~inochi ※小川みさ子で検索下さい!
★ブログhttp://ameblo.jp/motherearth-majo/ ※ペタお願いしま~す♪

…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆… 
放射線副読本、電力会社関連団体に委託! & 12/17(土)pm2:00~かごしま自由大学「宮崎たかゐ」DVD観賞後、女性と子どもの貧困トーク等 & 川内原発!「温廃水」」訴訟 & 木村さんと河田昌東さん講演書き起こし(グルントヴィ協会HPより)など。 

こんばんは。今年も後2週間余り。このままいけば19年ぶりに死刑のなかっ
た一年になるのだそうです。現在、死刑廃止国は139ヶ国、執行国58ヶ国。

先日、堂園医師のお話を2度伺いました。理想的な人生とは死に臨んだ時、
自分の人生に納得でき、「色々あったけどよく頑張ったね!」と、自分をほめ
てあげれることだと・・・なるほど~。ホスピスのお話伺うたびに納得できます。
最先端医療がある中、最愛医療があってもいいのでは♪と話されるDr.堂園
★Dr.堂園のHP!http://www.dozono.co.jp/inchousistu/inchousistuf.htm

週末、東京での甥の結婚式に出席。その前の寸暇に、一樹のメルマガ情報
で知った三鷹市の沙羅舎で開催された、「いのちと平和の映画祭」に参加♪

★『隠された被曝労働~日本の原発労働者~』/制作:イギリス・チャンネル4
☆『源八おじさんとタマ』/監督:中村徹を観て、『脱原発 いのちの闘争』の
西山正啓監督&シンガーソングライターの一樹にお会いして、目黒雅叙園へ
と急ぎましたが、癒しと創造のスペース「沙羅舎」は、ジブリ美術館へと向かう
多摩川上水沿いにあり、酵素玄米ランチの定食などがあり、映画上映のあっ
たスペースは、日常、ヨーガ、太極拳などの講習のある処。いいですね~♪

★かごしま自由大学ご案内~12月17日、午後2時~4時(ラグーナ出版にて)
ラグーナ出版は、中央駅前のダイエー6階にあります。参加費は500円で~す。
☆日本の「売春防止法」制定に尽力された宮崎たかゐさんの活動を記録した
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008121201000020.html
映画「戦後女性史発掘 宮崎たかゐの場合」33分&女性・子どもの貧困を
語り合う。また、東日本震災ボランティアに参加された道免明美さんの報告。

さて、12月議会も16日最終本会議に向かっていますが、電気が止められた!
という女性の生保相談&申請。当局の丁寧な対応に涙されていました・・・。
★今年、放火された女優のたぬきさんご夫妻のその後のことを伺いましたが、
放火で犯人が捕まらないからと火災保険はおりないのに、住宅ローンは毎月
支払わなくてはならず、県警の捜査は全く進まず、たぬきさん夫妻は仕方なく
賃貸の一部屋に仮住まいをされ、精神的なストレスで心身ともに疲れ果てて
おいでです。そんな中、西駅一番街を盛り上げるために、毎週土曜日4時~
芝居小屋一番街で期間限定のお芝居をされる女優根性!皆様!応援下さい。

★12月12日川内原発3号機増設阻止!「温廃水」」訴訟 第6回口頭弁論
(主張整理)詳細こちらhttp://www.synapse.ne.jp/~peace/onhaisuisosho.htm

12月議会での私の個人質問後、私の放射線副読本の質問に対して教育長が
虐められた!と開口一番。本当に酷い内容です。再度紹介しておきますね!
文科省の小中高用「放射線副読本」(プリントアウトしたよ!の声も頂いてます)
★http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/attach/1313004.htm

朝日新聞:放射線の副読本、電力会社関連団体に委託 文科相が陳謝!
★http://www.asahi.com/national/update/1209/TKY201112090455.html
文部科学省が10月に公開した放射線の基礎知識についての副読本が、電力
会社の経営陣らが理事を務める財団法人に作成委託していたことが分かった。
中川正春文科相は9日の閣議後会見で「内容に影響はなかったと思うが、電力
会社が中心になってつくっている団体への委託は適当ではなかった」と述べた。

文科省によると、副読本改訂事業の一般競争入札は東日本大震災直前の3月
9日にあり、「日本原子力文化振興財団」が約2100万円で落札した。原発事故
を受けて内容を全面的に見直すことになり、事業費を約3700万円に増額した
が、委託先は変えなかったという。同財団の常勤・非常勤理事には電力会社の
社長やOBらも名を連ねる。

文科省は「この財団が事務局役を担ったが、中身は専門家や教員らによる
独立した作成委員会が執筆、編集した」と説明している。(新聞記事より)

(以下は私の個人質問への教育長答弁へのコメント発言です)
来年の3月、つまり事故から一年後にやっと副読本が全校児童生徒、教師に
配付されるとのこと。

昨年2月に作った小学生用の「わくわく原子力ランド」等で、「原発から放射性
物質がもれることはない」「地震が起きても原子炉は自動的に止まる」として
いた安全性に関する記述が削除されたのは、福島第一原発事故を考えれば
当然のことですが、新たな副読本で「原子力発電所」の文言が出てくるのは、
小学生版では1ヶ所、中学生版・高校生版では2ヶ所のみです。

小学生用は表紙にいきなり、「スイセンからも放射線?空気からも放射線?」
と、放射線が怖いものではないようなイメージで始まっています。がんの原因を
たばこ、お酒、食生活、放射性物質などと一緒にイラストで示し、「放射線だけ
を原因としてがんなどの病気になったという明確な証拠はありません」とありま
す。嗜好品であるお酒やたばこ、自分で選択できる食生活と一緒に並べて、
放射性物質は拒否したくてもできない!という現実をみえにくくしています。

また、小学校用には「半減期」という表現ではありませんが、放射性物質を
個数で表し減って変化していく過程を図示しています。小中高のどの副読本に
も半減期つまり威力が半分になるのに、半永久的ともいえ、2万4000年以上
かかる核種があることは記されていません。

その「プルトニウム」が原爆の材料であるという事実は記されるはずがありま
せんが、放射線は1ヶ月後、3ヶ月後にはかなり減少し大丈夫という風に錯覚
するように誘導しています。中学生版には、スイセンの花が出す放射線とユリ
の花を使った中性子線の研究の紹介に一頁も割いていますが、その中性子
線によって東海村JCO被曝事故で死亡者が出たことは記されていません。
そればかりか原爆の死亡者についても、放射線の影響を受けたとしか記され
ていません。

そして中高生には過小評価の甚だしい国際放射線防護委員会(ICRP)の
試算を基に、がんで亡くなる人数を過小評価し、放射性物質をあたかも
「杉花粉」のように扱っています。

きりがないほど多くの問題表現。これでは、「安全神話」の反省はなく、ただ
「安全神話」の刷り込み方が巧みになっているとしか受け取れません。

小中高校生の副読本が、原発事故により放出され続けている放射線を、
医学分野や自然・人文科学分野、工業分野などで利用されている放射線
にすり替えて、繰り返しその安全性を強調することで、放射線はたとえ僅か
でも危険だということが認識できず「全ての放射線は安全」と各項目にちり
ばめて、間違った認識へと誘導しているのが、来年3月、全ての児童生徒、
教職員に配布され、その保護者も当然目にするであろう、放射線服毒本で
あるということを指摘しておきます。今後、管理職研修会でどのような活用
の指導をされるのか、次の機会に伺います。

★日曜日のペンシルクラブ講師は作家の上村小百合さんでした。永井荷風
の叔父さんにあたる人が鹿児島県知事だったとか、その人の子どもが作家
の高見順とは知りませんでしたが、謙虚な上村さんの文学話は好感度の
高いものでした。こんな風に文学に触れる時間は、心のオアシスです(*^^)v

さて、原発情報がとても分かりやすく、また今起きている事象へのコメントも
掲載されています。九電本社前テントの青柳さんからのメールの転載です。

★日本グルントヴィ協会(HP管理人:橋爪先生の教え子の清水満さん)
http://www.asahi-net.or.jp/~pv8m-smz/index.html

★木村さんと河田昌東さん(チェルノブイリ救援・中部、名古屋地区で 、
70年代から反原発運動をやってきた良心的科学者)の講演会(11月
13日)の書き 起こしも見て下さい。その4以降が木村さんの出番です。
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3173635.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3173839.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3175234.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3175416.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3177811.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3178038.html
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3179407.html

★電力の財界支配と九電暴走(日経ビジネス)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20111124/224215/?P=1

文科省作成の小中高向け「放射線副読本」酷いですよ~。
やはり安全神話を何とか繋げていきたいというものでしか
ないのです。来年3月には全ての児童・生徒そして教職員
に配付されるのだそうです。以下、個人質問致しました~!

1、 3・11 福島第一原発事故の放射性物質汚染について

(1)食品中の放射性物質の暫定規制値見直し着手への評価
(2)厚労省の薬事・食品衛生審議会が見直しに至った背景
(3)内閣府食品安全委員会の行ったパブリックコメント「放射性物質の食品健康影響評価」に関る市民意見
(4)生涯の累積放射線量の限度100 ミリシーベルトに対する市民の声
(5)放射線感受性を考慮した「子ども基準」の設定
(6)来年4月に施行される「食品中の放射性物質に関する規制値の見直し」に係る今後のスケジュール
(7)外部被曝、内部被曝、低線量被曝に関する市民への啓発

2、文科省による小中高向け「放射線副読本」について

(1)従来の副読本と変わった特徴的内容とそのことへの見解
(2)今後の本市での活用スケジュール

3、 幼稚園や学校給食等の食材の放射能測定について

(1)現在のチェック体制について
(2)市民、保護者からの要望
(3)放射能測定器の本市独自購入

4、 放射能汚染の恐れのある震災がれき受け入れについて

(1)震災がれき受け入れの問題
(2)現時点での全国自治体での受け入れ予定表明の状況
(3)復興協力にはならないという市民の声と本市の認識
(4)本市はどうするのか

5、 防災指針におけるEPZについて
(1)市長の考え方
(2)今後のスケジュール

6 、がん患者に適用される「障害年金」について

(1)がん患者の高額療養費制度との関係
(2)低所得者世帯、障がい者世帯、高齢者世帯への生活福祉資金貸付制度との関係
(3)がん患者が障害年金を受給する条件、等級
(4)日本医療政策機構が実施した「がん患者意識調査」
(5)高額な抗がん剤、治療費、生活費の相談窓口
(6)本市の実態とがん患者へのアンケートの実施
(7)急がれるべき「がん対策条例」の制定

7 軽易な市民ニーズへの迅速な対応について

(1)改善されない公共掲示板の設置場所の説明地図
(2)本館地下食堂前トイレに洋式トイレ設置の声
(3)市営バスのダイヤ運行の大幅遅れ

原発なしで暮らしたい小川みさ子の魔女庵