こんにちは、

土井です。

 

いよいよ梅雨の季節になりました。

もう梅雨入りしている地域もあることでしょう。

 

この季節なるといつも思うことは

紫陽花の花の思い出です。

 

20年ぐらい前のことですが、

紫陽花が美しい公園を妻と一緒に歩いていた時

急に雨が降り出しました。

 

少し雨宿りをしながら雨が小降りになったころ

再び紫陽花を見ながら帰路についたのでした。

 

そのとき雨に濡れている紫陽花の花が

今まで以上に美しく感じられました。

 

雨の中でより一層輝いて見えた紫陽花に感動し

困難の中でも輝きを失わない生き方をしたいと思ったものです。

 

その後

心の問題で悩んでおられる方々のために

心理カウンセラーとして活動を始めるとき

 

事業名を「訪問電話カウンセリングあじさい」としたのは

そういう思いからでした。

 

どんなに困難な時でも

自分らしい生き方ができるように応援したい

という思いは今も変わりません。

 

 

 

今の日本の状況は?

 

日本はいま経済的には低迷していますが

インフラは整備されてありとあららゆる物にあふれ

安全安心の国になってきたように思われます。

 

25年前は年間3万人を超えていた自殺者数が2万人にまで

減少したことがそのことを物語っています。

 

でも精神疾患の患者数を見てみますと

年間400万人を超えており

30人に一人が何らかの精神疾患を患っているのです。

 

25年前は200人以下であった中高生の自殺が

令和5年の統計では513人になっています。

 

これはいったい何を物語っているのでしょうか

 

フリースクール問題がクローズアッされている今

居場所を失っている子どもが増えている

のではないかと思われます。

 

 

 

幼少期の子どもを取り巻く環境は?

 

私は長年宗教家として

多くの人の悩みと向き合ってきました。

 

その中で最も深刻な問題の一つが

少子化と子育ての在り方です。

 

このブログでもたびたび取り上げている

エリック・バーンの交流分析の理論によると

0歳から6歳までにその人の人生脚本が決まる

と言われています。

 

にも拘わらずその大事な子育てについて

いったいどれだけ学習しているのかといえば

 

ほとんどの親が子どもが生まれてから

手探りで自分の乏しい知識と常識を頼りに子どもを育てている

というのが現状ではないでしょうか?

 

子育てについて系統だって教えてくれるところはほとんどなく

子どもに対する正しい愛情のかけ方を知らないまま

 

子どもは親の実験材料にされている

いっても過言ではないと思います。

 

0歳から6歳までに十分な親の愛情をうけることなく育った子どもは

自己肯定感が低く自分に自信がなく

 

周囲の人の顔色を見ながら常に周囲に合わせた生き方をしてしまい

困難なことに出くわしたときにそれを解決する力が足りないため

これがバーンのいう「敗北者の脚本」で生きている人の姿です。

彼らの多くがうつ病になり

引きこもりがちになります。

 

地域包括ケアシステムの構築によって

さまざまな相談窓口はできましたが

 

適切な対応ができるカウンセラーが不足しているため

社会復帰がなかなかできないず

自分の居場所を確保できないままです。

 

 

 

自分の居場所とは

 

ところで自分の居場所はどこにあるのでしょうか?

 

まずは、家庭の中で居心地がいいと思える場所です。

物理的なプライベート空間があっても

そこが居心地が悪いと「居場所」とは言えません。

自由で楽しく自分らしさを感じられるかどうか

が大事ではないでしょうか?

 

次に、職場における居場所とは

やりがいを感じることができるポストがあって

周囲との関係性が良好であるかどうか

使命感を感じられるかどうかも大事です。

 

さらに、趣味やボランティアのグループで

やりがいや社会への貢献感を感じることができれば

そこにもあなたの居場所があるはずです。

 

もしあなたがそういう居場所がないと感じたら

どうすればいいのでしょうか?

 

 

 

「自分軸」について考えよう

 

心理学の用語に「自分軸」という言葉がありますが、

これは「自分らしさ」の核になるものです。

 

自分は何に興味があるのか

自分は何が好きか

自分はどうしたいのか

自分は何のために生きていくのか

自分は周囲や社会に何を求めるのか

 

これらの質問に対して

明確なな答えを持っているかどうかによって

「自分軸」があるかないかが決まると言っていいでしょう。

 

「自分軸」がはっきりしていない人は

いつも他の人が気になって自分と比較し

劣等感を抱いて生きていくことになります。

 

他の人が羨ましかったり

他の人に負けたくないと思ったり

自分はもうだめだと思ったりして

一人で落ち込んでしまいがちです。

 

でもあきらめないでください。

あなたの人生を大逆転する方法がきっとあるはずです。

 

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