こんにちは、

土井です。

 

今年もあと一か月余りとなりました。

 

一年の総括をするのはまだ早いかもしれませんが

一年の締めくくりとして

すこしでも悔いが残らないようにしたいものです。

 

そして

来年は今年よりもより良い年となるように

今年の反省も踏まえて

来年の計画をたてたいと思っています。

 

さて、

「心身ともに健康であるための6つの条件」という

シリーズの第四回目は「ストレスフリー」です。

 

ストレスフリーの生活

 

今はストレスが多い時代だ

といわれますが、

 

年を取ってみて初めて分かったことは

 

何時の時代もストレスはあるもので

今が特に多いということはないということです。

 

ストレスが多い時代だといわれることは

自分の物の見方や考え方に柔軟性がないために

 

困難なことが起きてきたときに

相手が悪い、環境が悪いという発想になりやすく

 

そのためイライラしたり、感情的になる人が

多いからではないかと思います。

 

また

世の中は常に変化ししているので

ストレスの中身が違ってきていることは確かです。

 

 

戦後の日本を振り返ってみると

 

食べる物も十分でなく

必死に働いた時代があり

まさに「生活の苦しさ」がストレスだったわけです。

 

高度経済成長によって

生活は改善していきましたが、

今度は「過重な労働」に追われて

「仕事のストレス」がのしかかってきました。

モーレツ社員と言われた時代もありました。

 

ベビーブームで生まれた世代は

競争が激しく落ちこぼれていく人もいて

「競争社会のストレス」にもまれることになりました。

 

その後、

「ジャパン アズ ナンバーワン」

と言われるようになり

 

日本は先進国の仲間入りを果たし

社会のインフラも整備されて

とても便利で住みやすい社会になりました。

 

多くの外国人が日本を訪れ

日本の素晴らしさに感動する時代になりました。

 

「失われた30年」と言われ経済が低迷しましたが

失業率もあまり高くなく、

 

「社会的なストレス」は余り感じなくなった

といっていいでしょう。

 

このように世の中が安定してくると

 

今度は一人ひとりの生き方や考え方によって

幸不幸が左右されやすい時代になった

と言えるのではないでしょうか?

 

他の人と比べて少しでも劣っていると

みじめに感じたり、

 

人間として自立ができていないために

人に頼ったり挫折しやすい人が増えている

ように思われます。

 

最近の自殺の統計によると

コロナの影響もあって

ここ2,3年自殺者数が増えています。

 

最近問題になっている不登校の統計を見ると

ここ数年で急速に増加しており

 

その原因の一つである「いじめ」も増加しています。

 

これらの問題について

考えるべきことはたくさんありますが、

 

やはり大人も子どももさまざまな「精神的ストレス」を抱えている

ということが言えるのではないかと思います。

 

 

心のもつれ」ということ

 

日本で初めて「心療内科」を開設された

九州大学の池見酉次郎先生は

 

「心のもつれが関係しない病気はない」

 

といわれました。

 

「心のもつれ」とは心の葛藤であり

いわゆる「精神的ストレス」です。

 

ところで、

「ストレス」にはさまざまな種類がありますが

大きく分けて次のようなことがあります。

 

 1 物理的ストレス― 気温の変化、騒音、虐待

 2 化学的ストレス― 酸素の欠乏、薬害、栄養不足

 3 生物的ストレス― 病原菌、睡眠不足 病気

 4 精神的ストレス― 人間関係、仕事の負担、突然の不幸

 

 

ストレスに強い人、弱い人

 

これらのさまざまなストレスを上手に回避できれば

健康を損なうことは少ないのですが、

 

人によってはそれがうまくできない場合があります。

 

これは私の失敗談ですが、

 

今年2月散歩中に低体温症になって

倒れて怪我をしたことがあります。

 

気温の変化にうまく対応できなかったのは

私の無知と細心の注意が足りなかったためでした。

 

物理的、化学的、生物的ストレスの場合は

ほとんどが知識が足りないために起きる

ことが多いと思われます。

 

かつて私の上司であった湯浅竜起先生が

 

「無知は罪悪である」

 

と言われたことがあります。

 

人は知らないことに対応することはできません。

知らないがゆえに間違った行動をして人を傷つけたり

自分を窮地に追い込んでしまう場合があるのです。

 

まさに「無知は罪悪である」と言っていいでしょう。

 

その点

「精神的ストレス」の場合は

単なる知識不足の問題よりも

 

「思考や感情の偏り」による

「心のもつれ」を改善すること

大事ではないかと思います。

 

「ストレスに弱い人」は心の偏りやもつれによって

その時その場の対応がうまくできず、

「抑うつ」や「パニック」になりやすいのです。

 

心理学でいう「認知の歪み」を自覚することによって

柔軟な対応ができる場合があります。

 

「ストレスに強い人」

あまり感情的にならず

おおむね楽観的であり

柔軟な思考ができる人です。

 

普段からストレスへの耐性や知識を高め

どんなことが起きて来ても柔軟な発想

ストレスフリーの生活ができるようになりたいものです。

 

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