こんにちは、
土井です。
この初夏の気候が安定しないのは
太陽フレアという現象のせいだそうです。
この現象のせいで
普段見られない地域でオーロラが
見られるようですが、
あなたは見られましたか？
このように
人間の力ではどうすることもできないことが
いろいろとありますが、
せめて人間の力でできることは
何とかしたいものですね。
なかなか解決できない問題
ところで
あなたには次のようなことはありませんか？
・精神的な病気で悩んでいる
・自分に自信がない
・対人関係でストレスを感じることが多い
・離婚のダメージから立ち直れない
・肉親の死の悲しみが癒えない
・親子の確執で悩んでいる
・人からどう思われているかがいつも気になる
・人が信じられない
・つい感情的になってしまうことが多い
・自分の言いたいことがうまく言えない
・仕事が続かない
・生きがいになるようなことがない
もしこれらの中で一つでも当てはまることがあれば
その根本的な原因は幼少時の生い立ちにある
と言って過言ではないでしょう。
エリック・バーンの交流分析の理論によると
６歳ころまでの親子の交流のあり方によって
その後の子どもの人生は大きく左右されます。
親の無条件の愛情を受け
自由に自己表現ができる環境で育った子は
いつもありのままの自分に自信があり
人を疑うということも少なく、
対人関係で悩むことがあっても
決してマイナス思考には陥らず
前向きに解決していくことができます。
失敗やダメージがあっても
そこから立ち直りが早く
常に人生を肯定的に生きていくことができます。
それに反して
幼少時に親による虐待や無視が常態化すると
子どもの人格が歪んでいくことになります。
それほどでなくとも
親が口うるさく干渉したり
本人がするべきことを親がしてしまうと
本人の意思が育ちにくく
大人になってから自分が解決するべきことも
うまく対処できない人間になってしまうのです。
私がこれまでカウンセリングして来た人は
上にあげたような問題を抱えているケースが多く
それが幼少時の親子関係に問題があったことに
気が付ていないことがほとんどです。
親の意図よりも
子どもがどう受け止めたかが大事です。
わが子を不幸にしようとする親はいないはずで
子どものためと思いながら
無知で自己中心的なために
結果的に子どもを不幸にしてしまう
ということが多いのが現実です。
このことを知らないと
このような問題を抱えたまま
悩み続けていくことになります。
自分の居場所を見つける
一見普通の家庭に育ち
何も問題がなかったと思われる場合でも
自分の夢を子どもに託して
子どもの意思を無視した子育てをしている親が
いかに多いことでしょうか？
親のせいで子どもが不幸になることは
できるだけ避けなければなりません。
ところが親の無知によって
どれだけ子どもが犠牲になっていることか、
カウンセリングという仕事をしていると
痛いほど痛感しています。
ですから
結婚して子どもができる前に
子育ての在り方についてある程度学んでおくことが
とても大事ではないかと思います。
しかし
今の日本の社会状況は
そのような認識も環境もほとんどない
といっていいでしょう。
そして
これらの問題を抱えている人に共通していることは
「自分の居場所がない」
と感じているということです。
人が生きていくということは
自分の表現の場を確保するということです。
でもこのような課題を抱えている人は
人に気を遣いすぎたり
バランスのとれた表現ができないために
自分の居場所が確保できにくい
ということになりがちです。
エリック・バーンの人生脚本理論によると
これは幼少時に身に着けてしまった
「敗北者の脚本」に生きているからで、
それを「勝利者の脚本」に書き換える必要があり
それは可能であるということです。
「敗北者の脚本」に生きている人は
「自分はなぜこんなに運が悪いのだろうか？」
と思いがちです。
これは自己流の悪い癖が付いてしまって
なかなかいい結果を出せないスポーツマンと同じで
しばらくの間
カウンセラーをコーチにして人生の軌道を修正し
自分の居場所を確保できれば
きっと人生の勝利者になることができるはずです。
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