こんにちは、
土井です。
メジャーリーグで大活躍している大谷翔平選手ですが、
大谷フィーバーはとどまる所を知らない
といった感じですね。
あなたはこの現象をどう思いますか？
多くの人が彼のすばらしさを讃えています。
同じ日本人として誇らしく感じる人も多いようです。
いい家庭に育った彼が羨ましいと思う人も
いるかもしれませんが、
でも
彼がこれまでに歩んできた人生の情報に触れると
自分の夢を実現するために
彼がいかに着実な努力を積み重ねてきたかが分かります。
そして
小さい子どもを持った親は大谷選手のように育てたい
と思う人もいることでしょう。
大谷選手に触れることは
今回のブログの締めくくりにふさわしいように思います。
夢を実現するのため逆算式思考法
人は誰でもその人にしかないものをもって
生まれてきています。
それを「個性」というのですが
その個性をいかにして見つけ開花させるか
そしていかに夢を現実のものにするか
この問題はすべての人にとっての課題であり
すべての親にとっての最大の関心事といっていいでしょう。
大谷翔平君は父親が野球選手、母親がバトミントン選手
というスポーツマンの両親のもとで生まれ
スポーツをするには恵まれた環境のもとで育ち
体格にも恵まれてのびのびと野球少年時代を過ごしました。
中学時代までは他の野球少年と
あまり変わりはなかったようですが
高校生の時に
「二刀流でメジャーリーグを目指す」
というとてつもない目標を見つけ
そこから彼の人生は大きく変わり始めたようです。
日本の野球界で活躍するのではなく
最初からアメリカの野球殿堂入りを目指し
そのためには１５年以上アメリカで野球をする必要があり
そこで高校卒業後はいきなりメジャーリーグに行くつもりでした。
でも周囲の人の意見も聞いて
まずは日本で実績を作る方針に切り替えました。
そこで彼は
「ドラフト1位８球団指名」
という大きな目標を掲げて挑戦することにしたのです。
前人未到の目標に向かって
何をするべきかを逆算して考え
「マンダラチャート」に具体的な目標と
実践項目を書き込んでいきました。
これが大谷翔平君が描いた「マンダラチャート」です。
たいていの人は夢を実現するには
その分野において努力を惜しまないことが
大事であると考えるのが普通です。
ところが彼のマンダラチャートを見ると
野球においてスキルを磨くだけでなく
「人間性」「メンタル」「運」といった
人としてのトータルな力
すなわち「人間力」を一流にすることを
同時に努力目標にしていたことがわかります。
これが彼の素晴らしい所ではないかと思います。
野球をしているときにグランドにゴミが落ちていると
彼は何のためらいもなく自然に手が伸びてゴミを拾っています。
それは
運に恵まれるには陰徳を積むことが大事だということが
分かっているからです。
試合の形勢がよくない時も
まったくと言っていいほど表情を変えることなく
ベンチで声を出している姿をよく見かけます。
それは「一喜一憂しない」「ピンチに強い」といった
メンタル面の努力目標が身についているからだと思います。
人生の師（メンター）をもつことの大事さ
このマンダラチャートに描かれているすべてのことが
まさに彼が目指した夢の実現に直結しているのです。
「自分らしさ」とか「個性」というと
何か特別なもののように思いがちですが、
こういった当たり前のことが当たり前にできることが
いかに大事であるかを分かっていたことが素晴らしいと思います。
おそらく大谷選手は多くの先生や先輩から
それを学んだのではないかと思います。
当時彼が所属していたの花巻東高校野球部の佐々木監督から
「先入観は可能を不可能にする」と教えられました。
常識的に考えると不可能と思えることに
挑戦する人はほとんどいません。
しかし
どんなに難しい目標でも
先入観を捨てれば実現できると教えられたことは
若いころには分からないものですが
尊敬する人生の先輩の言葉を素直にうけとめたからこそ
できたことではないかと思います。
そういう意味において大谷選手の生き方は
人生の師（メンター）を持つことが
いかにその人の人生を左右するかを物語っている
のではないでしょうか？
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