シングルマザーで小学校受験は可能か?合格のための最低条件 | ママの毎日は戦争!2025年中学受験✨四谷大塚生、元早稲田アカデミー生✨私立小学生✨小5✨外資IT系シングルマザーの育児日誌✨

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中学受験を予定しつつ、近くの私立小学校に通わせています。<br>外資企業で働いています。娘の小学校受験も経験済み。自身は中学受験・大学受験をしました。中学受験どうすべきか‥

ワンオペ育児上等!生まれてからずーっとワンオペ笑。

おはようございます。

今日は問い合わせがあった、

「シングルマザーでどうやって小学校受験をしたのか?」ということについて、考えたいと思います。

 

シングルマザーでも周囲の環境を考えて、中高一貫校の小学校受験をさせたい!と思うお母様は多いと思います。

ですが、実際にできるものでしょうか?

 

私が実際に経験して、私立小学校受験で合格をいただく事ができました、経験者としてのアドバイスをさせていただきます。

※あくまでも個人的な意見になりますので、ご理解・ご了承ください。

 

シングルマザーでも、小学校受験ができるための最低条件を3つ挙げさせていただきます。

 

【1】ひとり親でもしっかりとした企業に勤めているか。4大卒か。(毎月、学費が支払えるレベルの生活を維持できるか)

 

 

【2】父親との関係が子供に良い影響を与えているか。もしくは育児に協力的か。

 

 

【3】学校に子供は無理なく通う事ができ、挨拶が出来、きちんと返答ができ、お受験教室などへも通えていて素行に問題がないか。

 

 

これらはどれも、最低限の合格において、必須条件と言えます。

 

またその他、片親では到底無理な私立小は受験しない(慶應、学習院などの伝統校、桐蔭などは無理)など吟味さえすれば受け入れてくれる小学校はありますので、学校は選ぶ必要があります。

 

例えば、カトリック系の学校や、和光などの自由な校風の学校なら小学校受験でも問題なく入れる学校が多いです。詳しくは合同説明会などのフランクな場で先生に事前に打診するのが無難です。新設の学校は敬遠される可能性もありますので、よくきちんと学校の学年主任や学校長へ問い合わせをしてみてください。

 

ただ、最初に挙げた上記3点が確実にクリアになっている事が最低条件です。クリアになってない場合には、小学校受験は諦めた方がいいと言えます。

※国立小学校へ進学を希望している場合はまた別です

 

 

ひとつずつ解説します。

【1】の学費が払えるか、は最低条件と言ってもいいです。

私立小学校は私立。とてもお金がかかります。

体操服から修学旅行の積立金、ちょっとした学校で使う道具も購入費用がかかりますので、年間学費+10万円〜30万円は最低でも毎年用意しておく必要があります。

 

学校で課外活動へ行くにしても「上下セパレートの雨具が必要だって!」「リュックが必要だって!」「トランクが…」キリがありません。

また学校での宿泊行事も多いので、パジャマや体温計などを急に買ったりすることも。

学校の写真も、基本的に毎年、写真屋さんから購入したりしますので、お金が飛ぶように出て行きます。

 

 

 

また学校は子ではなく、親をみる。それが小学校受験です。

親の学歴や収入、職業を見られるのは当たり前。

一方で、中学受験は子の学力だけを見る(最低限、親が学費を支払えるかの確認は必要)からチャンスはある。

 

ただ、私立中学への受験は、4年〜6年の受験費用の塾代だけで、軽く見積もったとして600万は消えるので、その覚悟はあるか?と、それ以外に受験費用や入学金の支払いで150万円消える(文字通り、併願校やその学校への入学金で消える)ので、

(そして、4年からの塾ではよほど公文などのお勉強が進んでない限り、学力で負ける可能性が高いので)私立だと中堅校しか入れない可能性も残る。

 

それでも、子どもがお勉強頑張って都立の中高一貫や国立の中高一貫に入る子はいるので、小学校受験よりは無理ゲーではない。

(ただし、お金はかかるし、母親に中学受験の経験が無いと大変だったりする)

 

もちろん、子も見られない訳ではないですが、お子さんが私立へ入れても問題のない試験の結果&素行であれば、問題は親にあります。

 

 

【2】先生へのご挨拶から面接まで、元夫とは離婚してるとは思えない穏便さと連携で動いており、2人とも、元々外面が良くプレゼン力も高かったので、あまり心配はありませんでした。

 

我が家の場合は、小学校受験はパパ(元夫)が非常に協力的で説明会や面接へも一緒に行き、先生方への挨拶回りは欠かさず、顔を売りました。

 

そして、元夫は年収1000万超の要職という肩書きがあったし、私も小学校受験のために外資系企業の会社員になり、収入も安定していました。

 

 

 

【3】小学校が子が無理なく通える場所かどうかはとても重要です

 

小学校は家から徒歩圏内。環境を買うという考えで、遠方の小学校は断念致しました。

 

同時に4歳から小学校受験を見据えて幼稚園に切り替え、大手の小学校お受験塾も通っておりました。

子どもの試験結果、行動観察も特に問題はありませんでした。

普通にお受験塾へ3歳から通わせていれば、問題がある子はほとんどの場合いません。

我が家は4歳からでしたが、3歳から小学校受験塾を経営していた祖母に鍛えてもらっていましたので、特に必要はありませんでしたが、3歳から入れていたらもっと余裕だったなと思いました。(面接の受け答えの練習など)

 

小学校受験は親の肩書きや協力体制などで決まるものなんだな、というのが実感としてはあります。

 

 

最後に、国立小学校受験への夢もあるお母様もいらっしゃると思いますが、

受験塾へ通わず、いきなり国立小学校受験をするご家庭はほとんどいませんし、なかなか合格もしません。

 

また、国立小学校は最後はクジで決まります。

運も必要です。そして、幼い子の小学校受験は水物です。

当日、風邪をひいても振替え受験をしてもらうことはできません。それが国立小学校です。

国立の小学校を受験するのであれば、塾では必ず併願校で私立小学校を薦められます。私立小学校はお金がかかります。

国立小学校受からなかったから、私立小学校でいいや、と割り切れるご家庭であれば良いと思います。

 

ただ、お子様の事なので、よくお考えのうえ、受験の準備をしてあげてください。

 

​苺フラペチーノをリワードで頼んで、

ちょっと後悔…甘すぎました🍓

 

小学校受験の塾代よりも中学受験の塾代は高いです。

正直、小学校受験の塾代は安かったな〜と思います。

 

小学校受験よりも、中学受験の方が子どもの能力だけで見られますが、その分、もっとお金がかかるし、水物だな…とよく思います。

 

受験をどこでするか?については、お子様とよく相談の上、どこで受験に踏み切るのが適切だと思うか、お子様と話し合ってみてください。

 

また、これらはシングルマザーで子の小学校受験を体験してきた私個人の個人的な意見ですので、他のご意見もあるかと思いますので、その旨、ご了承ください。