ひととうまくやれない本当の理由。妄想エビ天理論とは? | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

藤沢あゆみです。


「職場でも友人関係でも気付くとひとりになっていて、こんなでいいんだろうかと思います」
そんなおなやみを相談されました。


おお!まさに最先端のソーシャルディスタンス野郎ですね。
全然、問題ないと思います。



人間基本ひとりで、ときどき友達と会ったり話せたりしたら結構満たされるもんだと気付いたひとも結構いるんじゃないでしょうか?


だけど、四六時中出会わなくても、このひととは仲良くできるなって思えているひとがいるといいね。
自分が思っているだけでもいいので、このひとなら仲良くなれそうなひとはいる?


います、と即答した彼女。
だけど、そのひととも話しているとモヤモヤしてくるそうです。


「それは、どういうモヤモヤですか?」


たとえば、こんなところに行きたいねって話したとき、そこだったらあのひとやこのひとと行ったと、いろんなひとの話を上げてきたり、そこだけじゃなくこんなところやあんなところにも行ったと盛ってくるそうです。


なるほど、ちょっとマウンティング気質のひとですね。


「あ、そこいいね〜このあいだ行ったけど、おいしかったよ」


なんて一回受けてから、誰かといった話をしてもいいと思いますし


「そこもいいけど、こういうところもオススメだったよ」


なんて一回共感してから、自分のオススメのお店の話をしてもいいと思います。


これが会話のキャッチボールです。
その友達はボールを投げ返さずに違うところに投げられちゃってる感じです。


彼女の今の状況と、その友達には通じるものがあると感じました。
自分にはあまり友達がいないと思っているひとと
自分にはこんなに友達がいると盛るひと
共通点は、自信がないことです。



ぶっちゃけ、彼女はその友達と話していてリラックスするんだろうか?と疑問に思いました。
だけど根底には同じものがあるので潜在意識レベルで共鳴しているのかもしれませんね。


実はここからが大切なポイントなのですが・・・
ちょっとマウンティング気質の友達からのお返事を、どう受け取るか、これはいかようにも考えられます。


彼女が、その友達と仲良くなりたいなら、友達の言葉から嫌なノイズを拾わないこともできます。


自分が行きたい場所の話をしたとき、いろんな場所の話をしてくるなら
「くわしいね。どこが一番オススメだった?」
と逆に聞いて、情報通として頼りにしてみる。


そういうひとって、頼りにすると案外場所を調べて予約までしてくれたりします。
主張したいひとには主張に乗ってあげるといいかもしれません。


あ、嫌だなと思ったとき、それを受け取らないこともできます。
と言っても、無理に好きになろうとするのではなく
ウザいところはウザいでいいし、嫌いなところは嫌いでいい。



パッと感じてパッと終わらせる。
ウザ!終わり。



ひとの行動に共感できなくてなやむときは、それを自分のせいだと思っています。
この例なら
「わたしと出かけるのは嫌なのかな?」
「ほかに友達がたくさんいるからわたしのことはどうでもいいのかな?」
とか。


対人関係において嫌だなと思うことって誰にでもあると思います。
だけど起こったこと以上に本当なのかどうかわからない理由をくっつけて嫌を増やしているのは・・・





エビ天?


はい、特大サイズです。


実際に起こった嫌なことを、エビだとしたらそれに妄想でどんどん嫌なことが起こる理由をつけちゃって大きな衣を増やしている状態です。


これを、エビ天理論と申します。





物事がうまくいかない理由を、守護霊が、前世がと現実にないことまで総動員してなやみの総量を増やしているというアレです。


悲劇のエビ天現象とは?守護霊?前世?現実にないもので悲劇を実際以上に大きくしていませんか?





せっかくソーシャルディスタンス野郎であるあなたの時代が来たのですから、ここは更に進めて、出来事に自分の妄想で衣をつけていることに気付いたら根気強く外すということをやってみてください。


嫌な感じだと感じてはいけないわけではありません。
嫌は嫌でいい。
だけど嫌だと思ったとき、どこまでが現実なのか、つまりどこまでがエビで、自分で大きな衣をつけていないかチェックするというわけです。


それを根気強くやっていくことで、現実に人間関係で割りを食うことがなぜかなくなっていきます。
それは、攻撃を受けたと自分が解釈することが減っていくからです。


明らかにバカにされていても自分がバカにされたと思わなければバカにされたことにはなりません、
するとバカにしていた方も張り合いがなくなりだんだんバカにされることがなくなります。



自分が生きたい世界を自分で作ることは可能です。


たとえば、会社のひとに無視をされているひとが、おはようと言い合える爽やかな職場がいいと思ったら、毎日おはようと言って席を立つ、返事が返ってこなくても自分は爽やかな職場を作っています。


自分が自分のいたい世界を生きていると段々現実が変わっていきます。


最初はくじけますし、妄想は何度も出てくるでしょう。
そんなときは、出てきた自分もジャッジしないこと。


でてきたよね、でも現実じゃないよね
やさしく受け止めてゆっくり押し返す


衣をはがし、心のメタボをクリアしていきましょう。
あなたのしあわせを願っています。




開きたてほやほや!
宝石赤藤沢あゆみnote

6月も10000円オフ。1時間話して制限を外そう。
宝石赤藤沢あゆみと制限ゼロ会議

6月は復興がテーマ。楽しいことどんどんやっていきます!
宝石赤藤沢あゆみオンラインサロン「ことばの魔法」

何があってもなくならないもの、それはあなた自身の成長です!
宝石赤藤沢あゆみ出版塾 100日プログラム