とっても、美しい本を読みました。
はるひなたさんのメディテーションライブでお会いした
本郷綜海さん。
すらっと背が高く
独特の雰囲気があるひとだと思った。
なんだか、ドラマがありそう。
それはひとの佇まいに現れる。
20代で起業。
クラブ、ヒップホップ、渋谷系音楽シーンの拡大とメジャー化に貢献。
スチャダラパーが所属する会社を経営。
小沢健二と『今夜はブギー・バック』を共作。
ディスコの企画に関わり、国内外のセレブと交流。
着たい服はなんでも着れた
ハイブランドのバッグも靴も買いまくれた。
若くして掴んだ、誰もが羨む成功。
だけど地位も名声も
自分のしあわせにはつながらなかった。
すべてを手放し、旅にでる。
渡米して、世界のシャーマンと旅し、禅寺へ。
自分を癒す旅は、ヒーラー修行となった。
魂の望みは歌うこと。
40歳で歌手デビュー。
アルバムリリースをひかえているそうだ.。
いま、彼女の元には癒しのプロが集う。
ヒーラーズ・ヒーラー
ヒーラーのヒーラーとして信頼を集めている。
「今夜はブギー・バック」大好きでした。
なかのひとなんですね。すごい！
アーティストの表現を
手伝う仕事をしていた
そみさんの魂が望んでいたのは
自らが表現者になることだった。
そんな、そみさんの本を読みました。
 | 目覚めよ、愛に生きるために 1,430円 Amazon |
テーマは、愛！
ことばも、装丁も
とても美しい本。
おおきめの明朝体で
美しいことばが書かれている。
アーティストの世界観を
作り出す仕事をされていたそみさんの
美意識が反映されていると感じました。
恋愛と、人生。
誰もがうらやむものを手放して
自分が本当はこれだと思うものを選ぶ
ということを、そみさんはされている。
それはまさに
他人から見てどうかではなく
自分が愛であることを
知っているひとの生き方。
持っていることが
しあわせなわけではなく
持っていないことが
ふしあわせなわけではなく
自分に合っていないことが
しあわせじゃないこと。
「愛するひとりのために生きていきたい」
ひとが、心の底からそう思えるのは
本当におとなになれたときだと思う。
それは同時に、何のいいわけをせず
自分をまっすぐ愛せるようになること
なのだと気づくことでもあると思う。
愛について書く。
恋愛系の著者としてデビューして
16年経ったわたしも
そこにはまだ、手を出していない。
そういう意味でもそみさんは
真ん中を歩くひとなのだろう。
それは、華やかな世界の
バックヤードを
極めたからこそたどりついた
そろそろ、自分を愛していいよ
という境地なのかもしれない。
綺麗な愛のことばが
たくさん、あります。
著者として
こういう本が売れてほしいなぁ。
と思う本でした。
| 目覚めよ、愛に生きるために 1,430円 Amazon |
本物の愛とは、時としてきびしいもの。
そして、とことんやさしくもあるもの。
なぜなら、あなた自身が愛なのだから。
両親やご先祖様が、
あなたにつないだ愛の絆は永遠です。
親との関係がどうであれ、
その愛を感じてみてください
by 本郷綜海
100日ブログの会 47/100