「ぼくの なかの ママが見てるや」
この言葉が、のぶみさんの声で聞こえる。
「のぶみさん、100万部おめでとう!」
勝手に前祝いした、あのとき
それを自分が実感することになろうとは
思いもしなかった。
それ、って・・・
のぶみさん
ママが本当におばけになっちゃった。
仕事デスクのまえに
母の写真と、母の書いた
「出会いを出愛に」
という言葉があります。
まるで自己啓発書に書いてあるような言葉を
70代の母は、自分で思いついたそうです。
お母さん。
お葬式すごかったよね。
出会いは、出愛だったよね。
この本は
ママのお葬式から始まります。
母の葬儀で実家に帰り
アマゾンで買いました。
ああ〜祭壇ってこんなだった。
のぶみ学で、
のぶみさん自身が読み聞かせてくれた。
でも・・・
この本が葬式のシーンから始まることも
死んだママが僕の中に入るストーリーも
わすれていました。
さよなら ママがおばけになっちゃった! (講談社の創作絵本)/のぶみ
¥1,296
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でも、潜在意識はそれを覚えていました。
のぶみさん
自分の中のママは本当に見てるね。
おかげで片付けをきちんとしてるし
ご飯も作ってるよ
ママがおばけになることは
自分では気付かないけど
インパクト半端なかったみたいで
信じられないようなミスはするわ
あっさりしたものしか食べれないわで
おかげで、むっちりすぎてた
体型が戻ってきたよ笑。
ちゃんとしたひとだったもんなぁ。
きれいにしてたもんあぁ。
お母さん、あなたの写真おくだけで
女子力アップっす笑。
ママはおばけになって
そしてわたしになった。
そういえば数年前に出したこの本に
もう会えないひとも自分の味方にできる
って書いてて、それに救われたと言ってくれたひとがいた。
何があっても自分の味方でいれば、あなたはこれまでで一番好きなひとに出会う/藤沢 あゆみ
¥1,296
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大切なひととのお別れを
人生で一度も経験しないひとはいないよね。
だけどそのひとが自分の中に入るという
心強く、温かい感覚も
すべてのひとが、体験できること。
のぶみさんは、自分の本は音読して欲しいと
暑苦しいほど叫んでる笑。
「ぼくの なかの ママが見てるや」
わたしはこのことばが
読んでくれたのぶみさんの声で聞こえます。
でも自分で読むとね・・・
もっと泣くよ、
そんなのぶみさんの
初めての個展が大阪梅田阪急百貨店であります。
昨日から始まって大盛況みたい。
絵本作家になって17年。
百貨店で個展をするのが夢だった。
個展なのに迷路があったり
会場すごいことになってるみたい。
子どもが楽しめるように
いっぱいいっぱい考えたって
のぶみさんは書いてた。
のぶみさんのアトリエの再現とか
これまで書いた170冊の絵本が全部あるとか
ものづくりしてるひとはめちゃくちゃ刺激になりそう。
17年かけてかなった夢。
たくさんのたくさんの人に見て欲しい。
たとえば、3万人とか。
そうだ。
のぶみさんの個展に行ったら
ハッシュタグをつけて
#のぶみ展なう
ってつぶやこう❗️
わたしも明日、アーティストな友だちと行くね。
ツイッターでトレンドキーワードになって
それが30000件突破とかおもしろいな❤️
『ママがおばけになっちゃった!』 絵本作家のぶみの世界展
7月27日(水)~8月8日(月)
阪急うめだギャラリー9階