光と影 清原和博さんと桑田真澄さん | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

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作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

藤沢あゆみですドキドキ

清原和博というひとのことを
清原和博容疑者、とかいま言うのかもしれない。


だけど清原和博さんと桑田真澄さんという
ひとについて、書いてみたいと思うので
シンプルに、清原さん、桑田さんと呼びます。

清原さんと桑田さん。
彼らの人生が、いつの間にか逆転してしまっていたと
幾つかのメディアで書かれていました。


確かに・・・
確実に巨人に指名されると言われていた清原さんは西武に指名され、
巨人は桑田さんを指名。
清原さんは、悲劇のヒーロー、桑田さんは悪役になりました。

わたしは当時プロ野球が大好きで、似顔絵を描いていましたが、
桑田さんはいかにも悪役っぽく書いていた覚えがあります。


山藤章二さん、やくみつるさんに傾倒していました笑

わたしは阪神ファンだったので、
特に清原ファンということはなかったのですが
(なので探してみましたが似顔絵書いてませんでした。

親友が自分の入りたかった球団に指名される
・・・それはきついだろうなと思いました。


清原さんは、西武で活躍し、その後念願の巨人に。
奥さまはモデル、華やかな人生を送ります。

才能にも人気にも女性にも恵まれ・・・
でも当時の彼のことが書かれている記事を見ると
彼は、満たされていなかった感じがします。


一方の桑田さんは、奥さまってどんな方なのでしょう、
目立たぬようにコツコツとキャリアを積み、今も球界から信頼されています。
将来は指導者になられることでしょう。

さて、わたしがこの件から思ったこと。

ひとは、自分の環境をどのように解釈して、どんなふうに生きることもできるということです。

先日マイケルジャクソンが街を歩くとあっという間に人に囲まれ、
大変そうだなーと思うような動画を見て、
清原さんのことをふと思い出しました。

しかしプロ野球界には、スーパースターはたくさんいます。
長嶋さん、王さんしかり・・・そして桑田さんも。


プロ野球ニュースにせっせと似顔絵を送ってました笑

悪役デビューだった桑田さんは注目されつつ憎まれるという
さらにハードな環境に置かれていたのではないでしょうか。

ですが桑田さんはその時間を淡々とキャリアを積み
周囲の信頼を得て、ファンのリスペクトを得ました。

一方、清原さんはたくさん集まっていた
ファンからのリスペクトを自ら手放してしまいました。

しかも薬物に手を出したのは
念願だった巨人に移籍してからだと
いろんな記事に書かれています。

子供の頃からの夢をかなえることが、転落の道につながったひと。
四面楚歌でもコツコツと仕事をしていたらみんなの信頼を得たひと。


ふたりは、いつ、どちらになる可能性もありました。

無念であったであろう西武入団
実は、そこでの選手生活はのびのび送っていた。

ほんとうに、なにがしあわせかなんてわからないものです。

ある意味それは人生が終わってみないとわからないことかもしれないし、
こちらの人生を選んだら、違う人生は選べません。

だけどシンプルに、
いま生きてるこの人生をしあわせと
心の底から思えたら、
そのひとはしあわせですよね。


清原さんが、自分の置かれた環境をしあわせと思い、
リラックスして本当の意味でしあわせと思えなかったことがとても残念です。


あなたは、今自分が置かれた環境をしあわせだと思っていますか。
今立っている場所をしあわせと思えた時、人生の無限の可能性の扉が開きます。


わたしも毎日、無限の可能性の扉を開きたいと思います。