おばちゃん、生まれてきてくれてありがとう | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

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作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

あゆみです

親戚って、あなたにとってどんな存在ですか?

ちょっとめんどくさい?

うんうん。

でもそのなかに
妙に心を開けるひとっていない?

そのひとは、そんなひとでした。



誰に話しても、無理だと言われた。
離れて暮らす彼に、突然会いに行く。

そんな話をしたとき
ひとりだけ、一切否定しなかったひとがいた。


餞別だと言って、1万円を渡してくれた。


そのひと以外の、誰もがいったとおり
わたしは、彼に逢えなかった。


だけど、応援してもらったことって
自分のどこかでパワーになっている。


彼に逢えなかったこと以上に
いまも残るのは、応援してくれたこと。




「あゆみちゃんはすごいひとになる」

あなたが思い描いたようなひとに
わたしはなれたのでしょうか?


料理が上手で、太陽のような笑顔。
つい数か月前、電話で話した。


誰の人生にも終わりは来るけど
母から電話があったとき、身構えた。


おばちゃん
生まれてきてくれてありがとうございました。


ご冥福をお祈りいたします。



弔電、というものを打った。

さすがに、ブログを書くようにはいかないから

文例というのを見た。


硬い文章・・・


ひとは、今世を終えると

こんな難しい言葉しか通じなくなるの?


硬い言葉は

見送られる方への敬意の気持ち。


だけど自分の気持ちも2行くらい書いた。


わたしのほんとうの気持ちは

ブログに書いた言葉です。


白くて高貴な花は

弔いの気持ちだけじゃなくて

おばちゃんにぴったりの花です。


おばちゃん、ほんとうにありがとう。

もう少しすごくなってそっちに行くね。