★【かわいい本が生まれる舞台裏★第16回 かわいいまであと1歩】 | 藤沢あゆみオフィシャルブログ Powered by Ameba

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作家。著書29冊。相談30000件超。ananによる信頼できるカウンセラー20人の1人。NHKEテレハートネットTV出演。2023年4月「バズる!ハマる!売れる!集まる!WEB文章術 プロの仕掛け66」発売9日で増刷、7月18日枚方蔦屋書店で101人講演会開催

【かわいい本が生まれる舞台裏★第16回 かわいいまであと1歩】

「チェリちゃんにお願いしよう!!!」

この本はリアリティにこだわっている。
自分自身が毎日やっているようなことを本を書いた。

その本のイラストを、常にかわいい活動してるような彼女に書いてもらう・・・これ以上のキャストがいようか。

ただ・・・
ひとつ大きな問題があった。

納期が短すぎること(笑)

お子さんもいてもう決まっている予定をのぞいたらほんとうに10のイラストを3日間でみたいな世界・・・。

それでも彼女は快く依頼を受けてくれた。
そして彼女から、試作イラストがあがってきたのだが・・・


なぜこうなったのだろう。


なんだか、とてもハードでかっこいい系なのだ。
作品としてはとっても素敵だけど・・・。

彼女は日ごろから仕事風景を写真に撮るとき、かわいい花を写り込ませるような、リアルかわいいガールなのに・・・。


これは感性が通じないということではないはず・・・。
藤原さんが彼女と話してくれて、なんでも新たな世界をつくろうと、工夫してくれたのだとわかった。

というわけで3日の納期で10体を書くことになったのだがそれはわたしにも跳ね返ってきた。

ひとつひとつのスタイリングやポージングをラフイラストにおこし、彼女の世界観でさらにかわいく書いてもらう。

デザイナー経験がこんなところで生きるとは!

タイトな納期をモノともせず、彼女は描き切ってくれた。
そこには彼女ならではの世界が築かれていた。

テキスタイルデザイナーの彼女は自分のオリジナルの花柄を本の中のかわいいガールに着せています。

DTPのデザイナーさんも
「とてもかわいい絵なのでもっと大きく入れましょう」
など提案してくれたそうだ。

すでに本があるあなたは、
その辺も楽しんでくれるとうれしいな。

そして・・・わたしはこの仕事が終わったとき
彼女から思わぬ裏側を聞かされた。

(つづく)