和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
千々乱風伝説の続きです
子どものころ
ぶつけたり転んだりしたとき
「ち・ちんぷいぷい、痛いの痛いの飛んで行け~」と
言うおまじないしませんでしたか
という話を二日前に・・・
最近は、「ちちんぷいぷい」は言わずに
「痛いの痛いの飛んで行け」とだけかな
孫にも「ちちんぷいぷい」と
言うと笑われるおばあちゃんですが…
この「ちちんぷいぷい」は
辞書には「幼児が転んだり
ぶつけたりして体を痛めたときに
痛む所をさすりながら、すかしなだめること。
また、そのときに唱えることば。
手品などを子どもに見せるときに
呪文のように唱える場合にもいう」と書いてあります。
江戸時代から使われていた
「ちちんぷいぷい」は、昔話にも出てきますよね。
ひたちなか発祥の「千々乱風伝説」や
「智仁武勇は御世の御宝」からも…
諸説あるようですが
古くから使われてきた
「ちちんぷいぷい、痛いの痛いの飛んで行け」は
実際に痛みを緩和させる効果のあることが
医学的にも証明されているようですよ~
でも…すでに使われない言葉のようで…
このまま死語にするのはもったいないですね
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会