和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
梅の花が好きです
水戸大使も
拝命させていただいておりますので
梅の花にたとえ
「水戸の老梅(ロウバイ)」なんていいますが
皆さん本気で
「蝋梅」じゃなくて「老梅」と…
私を老いた梅と想像するようです(汗)
ロウバイは
「まるでロウ細工のような黄色い花を咲かせる」と
いうところからついた説や
花の咲く時期が
臘月(ろうげつ)と呼ばれる12月のころだから
臘月の臘の字と梅をあせて
「臘梅」となった説などがあります
新春に
香り高い花を咲かせる貴重な存在です
中国では
ウメ、スイセン、ツバキとともにロウバイは
「雪中の四花」として尊ばれています
実は
「蝋梅」は「梅」とつきますが
梅とは、違う植物です…
それは
梅はバラ科サクラ属の落葉低木で
蝋梅はロウバイ科ロウバイ属の落葉低木なのです。
ではなぜ「梅」とつくの
それは、蝋梅は梅の花が咲くころに
香りの良い花を咲かせることと
花がロウ細工のような
黄色い花を咲かせることから
「梅」に例えられて
蝋梅と名が付いたようです
良い香りですが
これも梅とはまったく違う香りで
梅のような爽やかな香りではなく
甘く優しい香りなのですよ~
花言葉は「慈愛」
蝋梅らしい優しい花言葉ですね
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会