和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
人と出会ったときに
「こんにちは」
「初めてお目にかかります」などと
言ってから話が始まりますが
昔は、あいさつの後に
何か気の利いた一言を言うことを
「世辞」と言いました
今の時代、お世辞と言うと
「心にもないこと」と思いがちですが
昔は違ったのですね
「今日は、お暑いですね」
「いつも元気がいいですね」のように
何か一言をつけたのです。
世辞とは
外交辞令が言えるということで
それは人間関係を円滑にする第一歩だったので
誰でも身に付けておくべきことだったのです。
江戸時代の寺子屋では
世辞が言えるようにしつけたそうで
「世辞が言えて一人前」と
言われていたようですよ
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会