和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です
しぐさに
「ミラーリング」というものがあります
まるで鏡を見ているかのように
相手と同じ行動を取ることで
親近感を抱かせる心理学の法則のひとつです
ミラーリングは、ミラーは「鏡」を表しており
対面している相手が自分の振る舞いを真似ることで
「鏡に映る自分」を見ているような錯覚に陥り
好意を持ちやすくなるというものです
例えば、相手が腕を組んだら
自分も同じように腕を組んだり
相手がお茶を飲んだら
真似をしてお茶を飲んだりしてみます
相手と同じ所作をするだけで
「あなたと似ていますよ」「あなたと同じですよ」という
サインを送ることができるのです
人は自分と似ていたり
共通点を持っていたりする人に対して
安心感を覚えるのです
そのため
同じようなしぐさを繰り返すだけで潜在的に
「気になる存在」に近づけるのかもしれません。
そして、相手の話し方やしぐさを真似ることで
会話がスムーズに進むようになります
私たちは
自分と似た相手に好感を持つようになるので
ミラーリングテクニックを使うことは
人見知りの人や、初めて会う相手とも
打ち解けられるようになるので効果的です
ただし露骨な真似はNGですよ。
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会