本日は【花暦】について話しますね
先日、儚く咲く寒桜を見つけました
花は、気が付かないうちに芽を出し
いつの間にか綺麗に咲いて
花を見た人の心を優しくしてくれます
花の持つ力は素晴らしいと思いませんか
初春を知らせる梅の花、空がピンク色に染まる桜
太陽と仲良しの向日葵
彩りに感動する紅葉、寒さにも耐える椿…
四季折々の花は
季節の移り変わりを感じさせてくれます
また美しく咲く花の姿から
その日その時を大切に
生きることを教えてくれているように感じます
私たちが今、使っている
カレンダーや手帳が無かったら
日付だけではなく
仕事も生活もできなくなってしまうと思います。
そのくらい暦は大事で
それと同じように自然も大切なのです
このブログでも
旧暦の月の和名を
「和風月名」としてお伝えしていますが…
今日は、日本に古くから伝わる
「花暦(はなごよみ)」についてお伝えいたします
花暦と聞くと
美しいお花が思い浮かびますね
起源は中国で、月ごとに
その時に咲く花を示したものです。
花の開花の時期を農作業の目安にしていたようです
1月「松」、2月「梅」、3月「桜」、4月「藤」、5月「菖蒲」、6月「牡丹」、7月「萩」、
8月「薄」、9月「菊」、10月「紅葉」、11月「柳」、12月「桐」
日本の花暦に出てくる花(植物)は
花札のモチーフに使われている植物です。
花札は
12か月に季節の花植物が4枚ずつ描かれています
(花札の話は、またのちほど…只今、花札勉強中です(;^_^A)
当たり前の日常に
ほんの少しのエッセンスを入れることで
とても素敵な日常になると考えています
花暦…なんてステキな響きでしょう
日本の四季や
いにしえの暮らしの知恵に目を向けると
花を愛でてきた日本人の生き方や
感性が見えその思いは
今も私たちに引き継がれているように感じます
1月の花暦は「松」です
花暦「松」の話は、また明日しますね
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会