本日は【古代4色】について話しますね
今日、11月16日は
「いい(11)いろ(16)」いい色の日です
色々な日があありますね。
「大和撫子の日」も作ろうかしら・・・(笑)
数の多さを「色々」と書くように
沢山あることはわかりますが
では色の数はどのくらいあるのでしょうか
一言に色の数といっても
環境や条件によって見える色も違いますし
同じ色でも濃かったり薄かったりと
人が見える色は何万色もあるとも言われます
日本産業規格(JIS)の色は
慣用色名として269色が規定されています。
そんなにあるのと思うかもしれませんが
私たちの目は沢山の色を
無意識のうちに見分けているのですね
その中でも、古代の日本では
「赤・黒・白・青」4色しか認識されていなかったようです。
この「赤・黒・白・青」は現在でいう色ではなく
明るさと濃さで判別されていたそうです。
「明るい赤」と「暗い黒」
「はっきりとした白」と「ぼんやりした青」
それぞれが対になっていました
対になる表現とは
「紅白歌合戦」や運動会の「紅組、白組」
「白、黒」は
何かしたときなどに「シロ」や「クロ」と言うことです。
この4色の名前は
「赤」は「明るい」、「黒」は「暗い」
「白」は「はっきりしている」という意味の「しろし」
「青」は「はっきりしない」という意味の
「淡い(あわい)」にそれぞれ由来する説があります
青のはっきりしないは
信号の「緑なのに青信号?」のような
日本語の歴史の中で出来た表現方法なのかもしれませんね
「赤」は「赤の他人」や「真っ赤な嘘」のような
慣用表現として使われます
「黒」は「腹黒い」などと使いますが
黒が「暗い」という意味があるので
意地が悪いや陰険と悪いことという意味に使われます。
新しい言葉でも
「ブラック企業」などでも使われていますね。
古代からあるこの4色は
「赤い」「黒い」「白い」「青い」という形容詞がありますが
「○○い」とつくのは他の色ではありません。
他の色の名前単体に「い」をつけられないのです。
「黄」は「黄色い」と「色」つきます。
茶色いもそうですね。
30代のころ
色の勉強をしたことを思い出しました
色々と言うように
沢山の色がある現代人生いろいろだけど・・・
彩ある人生を送りたいですね
お読みいただき嬉しく思います
ありがとうございました
一般社団法人大和撫子和乃会