秋分の日 | マナー研修|和文化 おもてなし講師|水戸大使 安達和子のブログ

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和文化・おもてなしマナー講師の安達和子です乙女のトキメキ

本日は【秋分の日】について話しますねピンクハート

 

今日は、ニ十四節気16番目の節気「秋分」です。

亡き人の御霊を偲ぶ秋のお彼岸の中日で

国民の祝日の一つ「秋分の日」ですお祝い

 

秋分の日は戦前

「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」と呼ばれていました。

この儀式は、歴代天皇ならびに皇族の霊を祀る日でした。

 

それが1948年(昭和23)に

「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日として

秋分の日になりましたハート

 

同じく、春分の日も

「春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)」と呼ばれていましたが

春分の日となり

「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として制定されています。

 

秋分の日」「春分の日」ともに同じ皇室行事を背景に持つ祝日ですが

秋分の日は、先祖を敬う意味があり

春分の日は、春の訪れを祝う意味があるので

「秋分、春分」には大きな違いがあるのです日本

 

 

秋分の日は、お彼岸のお中日です。

お彼岸は日本独特の風習で

その歴史は古く、平安時代からあったと言われています。

 

仏教の世界では、三途の川をはさんで

向こう側のご先祖様のいる悟りの世界を「彼岸」

私たちの住んでいる世界を「此岸(しがん)」というのです。


彼岸は、サンスクリット語の「波羅蜜多(はらみた)」の訳で

「この迷いの岸である現実の世界から

彼の悟りの岸である仏の世界へ行く」という意味があるのです。

 

お彼岸のお中日は

太陽が真東から出て真西沈むので

西にある浄土に向かって拝むと功徳があると言われていますラブラブ

今日の夕陽は西に向かって手を合わせてみてはいかがでしょうかお願い

 

そして秋分は

昼夜の長さが同じとなり次第に夜の方が長くなります。

また「暑さ寒さも彼岸まで」というように

暑さ寒さがだんだんとやわらぎ、次の季節の始まりを感じますね。

一年の中でも過ごしやすい季節です。

 

私たちは当たり前の日常を過ごしていますが

この世に生かされていることに感謝をして

ご先祖様に思いを馳せながら

秋分の日を過ごしてみたいと思いますニコニコ

 

 

お読みいただき嬉しく思います乙女のトキメキ

ありがとうございました ピンクハート

 

一般社団法人大和撫子和乃会 

 

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