大和撫子と日本神話 | マナー研修|和文化 おもてなし講師|水戸大使 安達和子のブログ

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【大和撫子と日本神話】

昨日は社名の話をしましたが

もう少し

やまとなでしこのお話しを・・・

 

「大和撫子」の語源

島根県松江市の「八重垣神社」にあるそうです乙女のトキメキ

いつか行ってみたいキラキラ

 

八重垣神社には

古事記や日本書紀に出てくる神話

「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」のヒロイン

「櫛名田姫(クシナダヒメ)」が祀られています絵馬

 

櫛名田姫は「撫でる」ように育てられ

立派に実った稲田を象徴する神となったことから

別名「稲田姫」とも呼ばれますふんわりリボン

 

櫛名田姫は8人姉妹でラブラブ

7人の姉がいずれも八岐大蛇に食べられてしまったことから

両親は末娘の櫛名田姫を

「手足を撫でるように」大事に

また「撫子の花のごとく」大切に育てていましたガーベラ

このようなことからも

櫛名田姫が「大和撫子」の語源となった女性とも言われます桜

 

やまたのおろちの物語ヘビ

 

高天原(たかまがはら)を追放された

須戔鳴尊(すさのおのみこと)は

出雲の国

斐伊川(ひいがわ)上流にやってきましたランニング

 

須戔鳴尊は

一人の娘を囲んで泣いているおじいさんとおばあさんを発見しました。

この老父と老婆が櫛名田姫の両親の

「脚摩乳(あしなづち)、手摩乳(てなづち)」でした。

 

須戔鳴尊が

両親に泣いている理由を尋ねると

二人には8人の娘がいたのですが

八岐大蛇がやってきて

娘たちを毎年一人ずつ食べしまうとのことでしたびっくり

 

そして今年もまた

八岐大蛇がやってくる時期になったので

最後の娘である櫛名田姫も食べられてしまうと思うと

悲しくてしかたないと泣いていたのですタラー

 

 

八岐大蛇は

一つの胴体に8つの頭8つの尾を持ち

目は鬼灯のように真っ赤で

体にはコケやヒノキ、スギが生え

8つの谷と8つの丘にまたがるほど巨大で

その腹は血でただれている恐ろしい姿ですヘビ

 

須戔鳴尊は

「櫛名田姫を嫁にくれるなら、八岐大蛇を退治してやろう」と言いましたラブラブ

脚摩乳、手摩乳は戸惑いましたが

「娘の命が助かるなら」とお願をしましたニコニコ

 

須戔鳴尊は

退治の前に櫛名田姫の身を守るために

櫛名田姫を須戔鳴尊の神通力で「櫛」の姿に変え

自分の髪に挿しましたクシ

 

そして脚摩乳、手摩乳に

「8回繰り返して醸造した強い酒を造り、そして垣根を作り

その垣根には8つの門を作り、門ごとに8つの棚を置き

その棚ごとに酒を置いておくように」と指示をしました。

 

二人は言われたとおりに準備し八岐大蛇が来るのを待ちました。

八岐大蛇は凄まじい地響きを立てながらやってきましたヘビ

そして、8つの門にそれぞれの頭を入れて

ガブガブと辺り一帯に

響き渡る豪快な音をたてながら酒を飲み始めました日本酒

 

すると、酔っ払ってしまったのか

八岐大蛇は大きないびきをかきながら眠り始めました。

その時です爆弾炎

須戔鳴尊は刀を振りかざしナイフ

八岐大蛇に切りかかり退治をしましたグッ

そして

櫛名田姫は美しい人間の姿に戻りピンクハート

須戔鳴尊と結ばれたというお話ですが・・・

 

八岐大蛇退治で大ケガを負った須戔鳴尊を

一生懸命に看病をする姿や

結婚して子どもを育て、夫を支えるところにも

櫛名田姫が大和撫子ピンクハート

言われるのかもしれませんねラブラブ

 

夫を助ける内助の功

「大和撫子」の資質のひとつですねウインク

 

お読みいただき嬉しく思います乙女のトキメキ

ありがとうございました ピンクハート

 

一般社団法人大和撫子和乃会 

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