今日5月27日は
百人一首の日
和歌は難しいけど美しい響きがありますよね
百人一首とは
奈良時代から鎌倉時代初期に詠まれた
百人の歌人の和歌が集められています
1235年(文暦2年)のこの日
公家・歌人の藤原定家(1162~1241年)によって
『小倉百人一首』が完成されました
和歌は
作者の気持ちを31文字の言葉にして表現しています
私も覚えようと思い
何度もチャレンジしていますが
中々・・・
今日は「百人一首の日」ですから
ほんの少しでも
日本人らしい感覚
四季折々の美しさの言葉を
楽しんでみたいと思います
私の好きな百人一首は
「筑波嶺の 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」
陽成院が詠んだ歌です
茨城県民ですから
筑波山は気になるところですが・・・
この和歌には
恋する気持ちが溢れるほどわかります
相手を思っているうちに
どんどん深くなっていく思い・・・
ステキですね
有名なのは
「花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに」
小野小町が詠んだ歌です
小野小町は美人としても有名ですが
年をとってかつての美貌を失った悲しみを表現しています
女性としては
切ない歌ですね