3/27鑑賞

 

ずーっと観たいと思っていた本作。

 

本作においては明らかに映画館で観るべき作品で、後々ちっこいテレビで観たら絶対に「あーやっぱり映画館で観れば良かった!!」って後悔しかしないだろうなと思ってた。

 

でも休みの日が忙しくて、平日仕事帰りも時間がとれなくて、ズルズルとここまで来ちゃって…。

 

たまにTOHOシネマズの上演スケジュールを見る度に「ゴジラ-1.0」が目に入り、お願いっ!!まだやっててくれーー!!って祈ってた笑

 

でっ!!ブロ友さんのブログ先でのコメントのやり取りで背中を押してもらった気持ちになり、それ以降行けそうなタイミングを虎視眈々と狙っていて、やっとその日が来た+゚。*(*´∀`*)*。゚+

 

やっぱりどうしても時間が合わなかったから、2時間休とっちゃったチョキ

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

想像以上に良かった。

特撮ものとしても勿論なんだけど、ストーリーも俳優さんもすごく素晴らしかった。

 

特に神木くん演じる敷島さんには泣かされた。

 

特攻隊として自分の命を捨てなきゃいけなかったこと。

そこから逃げたこと。

逃げた先でも自分に与えられた役割から逃げたこと。

結果的に一部隊がほぼ全滅したこと。

 

今の時代を生きる私からしたら「逃げて正解だよ!」とか「たとえゴジラに立ち向かって攻撃したって到底無理なんだから動けなくて当然だよ」って思うけど…。

 

その時代に生き、目の前でたくさんの物事を目にした敷島さんにとっては全然そうではないよね。

 

苦しんでいる敷島さんがとても辛かったし、その敷島さんを演じている神木くんの演技が演技に見えないほどすさまじかった。

 

作中では、敷島さんだけではなく、きっとひとりひとりにそういった背景があったわけで。

 

戦争が終わってもまだ自分の中で続いていて苦しんでいる人々。

戦争で生き残って、何かを背負ってしまった人々。

大切な人を失い、やり場のない感情を抱えている人々。

 

無差別に簡単に命が奪われるむごい時代が本当にあって、その末に今があるのだから、やっぱり命は大切にしなければならないなと感じた。

 

そんな辛さを皆が抱えながらなんとか復興に励み、人々の心に少しずつ平穏や生きる希望が生まれ始めた最中に起きた、未曾有の出来事。

 

ゴジラ襲来メラメラ恐竜くん

 

ひどいっ😭なんでわざわざこのタイミングで来ちゃった?(いつどこに来てもだめだけど)

 

海にいたんだからそのまま海にいてよ!(でもそれじゃ生態系がおかしくなる?)

 

↑そんな括弧内の思いはともかく、ザブザブ!→スッ(上陸)→ドシンドシン!じゃないよっ叫び

 

大きすぎるし凶暴すぎるし強すぎる。そんじょそこらの武器じゃどうにもならない。しかも戦後の日本は武力を放棄させられている状況。国としては対外的には何も出来ない。

 

挙句の果てに敵の生態が全く分からないもんだから、もうお手上げ状態。

 

だってとにかく大きすぎる。せっかく復興してきた街の惨状を見たら、その圧倒的なパワーと脅威に立ち尽くすことしか出来ない。

 

どう考えても、人間がどうこう出来る相手じゃない…。

 

だけど、そんな強大な相手をこのままにしておけず立ち上がる人々。怖いに決まってるのに、それでも「誰かが何とかしなければ」と尽力する姿がかっこいいやら、泣けるやら。

 

相手がどんな強大な敵でも立ち向かう勇ましさ。

自分の力を最大限発揮できる場所で懸命に戦う勇ましさ。

ずっと抱えて来た後悔の念を晴らすべく全力を尽くす勇ましさ。

 

それはお国の命令に従ってお国のために命を尽くす戦争とは違って、自分達で立ち上がり大切な人達を守るための、命を守る戦い。

 

そんな人々の模様がとても熱かった😢

 

”新生丸” や元海軍の人達はもちろん、地味に心に響いたのが”東洋バルーン社” のおじさん達。

 

これは映画だけど、もし現実に日本でとんでもない出来事が起きた時、きっとこのような方達が立ち上がって第一線で尽力されるんだろうな…なんて思って、なんかすごくじわ~っときた。

 

そして主人公敷島さんにとっても、ゴジラ討伐の”海神作戦” にとっても重要な人物の橘さん。これまた非常に熱く、心に響いた。

 

つい数日前にhulu独占配信が始まった「十角館の殺人」で、我らが潔(きよし)を飄々と演じていた青木崇高さんを観たばっかりだったから、「きよし~っ;;」って気持ちで観続けたw

 

橘さん(及びその役を演じた青木さん)もとっっっても良かったなぁ;;

 

あと、浜辺美波ちゃん演じる典子もすっごく良かった。

 

敷島さんと典子の、想い合ってるからこその踏み込まない関係がもどかしいながらも優しくて切なくてすごく染みた。

 

ぶっちゃけると、美波ちゃんは「屍人荘の殺人」と「君の膵臓をたべたい」で、ちょっと無理かも…ってなっていた。

 

特に「屍人荘の殺人」は、私の大好きな今村昌弘さんのシリーズだったから、おいちょっと…なんてことしてくれたんだ…!って気持ちがいっぱいで、半ギレだったw

 

が!本作ではとても良かった😳

 

美波ちゃんってブリブリした役じゃないとこんなにしっかり演じられるんだなぁとびっくりした。本作のお陰で俳優としての抵抗感が無くなった。

 

考えてみれば神木くんと美波ちゃんは「屍人荘の殺人」コンビなんだなぁ。なんとなく息が合ってるなぁと感じてたけど、そういうところもあったのかな?

 

いや~本当にびっくりした。ブリブリしてなさそうな役で気になる映画があったら、これからは避けずに観てみよう!

 

あと、田中美央さん演じる海神作戦のリーダーで駆逐艦「雪風」の元館長の堀田さん。この方もいちいち表情が染みた。

 

どこかで拝見したお顔だと思たら、映画「キングダム」の淵さんで、言われてみれば😳と驚いた。淵さんはちょっと独特な髪形だから気付けなかったw

 

あと、端役に出てた橋爪さんのほんのちょっとのワンシーンがかなり印象に残った飛び出すハート

 

メラメラメラメラメラメラ恐竜くんメラメラメラメラメラメラ

 

最後にゴジラについて。

 

ただ本能のまま生きているだけなのに、その存在がとんでもなさがすごい。

 

ゴジラシリーズって、「シン・ゴジラ」と「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」しか観たことなかったんだけど、そもそもどうしてあんなに大きいの?そしてどうしてあんな生命体になっちゃったの?

 

なぜなぜなぜ(?_?)

ゴジラって生まれながらに完全悪なの?

お母さんとかお父さんとかはいないの?

 

私の中では疑問だらけ目

 

あれだけ深海魚を犠牲にして、あれだけ死傷者を出して、あれだけ街を破壊して、なんかもう大変すぎ。悪気が無いのがまた太刀悪い的なw

 

最初に出てきた時は開いた口が塞がらないレベルで「え…やばすぎるドクロ」って感じだったんだけど、ストーリーが進んでいくにつれ少しずつ気持ちが変化していって。

 

確かに恐ろしいんだけど、正直なんか少し可愛らしい時が結構あった。

 

犬でいうマズル部分が短くて丸っこいからかな?顔自体も一見怖いんだけど、よく見るとちょっと可愛いのよw

 

顔だけ出してスィ~って泳いでる顔だったり。

水して口をムギュってしながら泳いでる顔だったり。

 

あれ、本気で泳いでないよね??www

それとも間合いなの???w

教えてちょうだいゴジラちゃん!

 

何度も船を齧ってポイしたり。(メッ!おもちゃじゃありませんよっ)

 

ズシンズシン歩いてるかと思ったらちょっと立ち止まって溜めてから「パオ~ン」って言ったり。

 

青いやばいやつ(核?放射能?)を吐く時も同様で、出すぞ出すぞ~ってな感じで溜めてから一気にゴーッ!ってしたり。

 

背びれ?的なやつがガコンガコン出てくる時なんて、もう最大級に怒っちゃってる感じでさw

 

なんかもうこの子ったら怒る・襲うしかないの???っていう。

 

かと思いきや、のどかな田園で「いい天気だなぁおねがい」なんて頭上に音符マークが浮かんでそうな感じで、気持ち良さそうにお散歩しててさw

 

そんなところに敷島さんの戦闘機が来て、お散歩を邪魔された挙句におちょくられてイライラし始めて。

 

まんまと敷島さんに誘導されちゃって海に誘導されて顔だけ出してざぶざぶ泳いでたり。

 

船や戦闘機をキョロキョロ見たりたまにガオーってしながらイライラしたり。

 

浮き輪がつけられて沈められたり浮き上がらされたり。

 

お口に突っ込んできた戦闘機を思わずカポッとくわえちゃったり。

 

海底に沈んでいくときの「あ~れ~」みたいな手の動きもなんだかちょっと可愛さがw

 

実際にあんなのが出てきたら絶対にそんなこと思えないと思うけど、フィクションであること前提で、途中からゴジラをそういう目で見てたわニコニコ

 

でもでもやっぱりあのTheゴジラの音楽はめっちゃかっこよかったし、エンドロール後の足音と雄叫びの圧倒的脅威感もすごかった!

 

タイトルのGマークがまさかゴジラだったとは😳粋な計らいだ~🥰

 

映画ってすごいなぁ。改めて強く思った。

 

観終わって、親友も私もちょっと呆然としちゃって「え、すごかったね😦」って言い合って、しばらく立てなかったw

 

観に行って本っ当~~~に良かった!

 

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さて、ここからは映画鑑賞関連の画像を貼る。

 

2時間休をとったもんだから、そこの映画館に行く度に通りかかって毎回気になってたお店に入ってみた!

 

ハッピーアワーとかで、ワイン1杯+おつまみ1品で1,000円!やっすい!

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お通しのチーズがふわふわもっちりでめっちゃおいしかった!

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一品は数種類の中から選べたんだけど、カクテルシュリンプにした♪

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そしてもう1杯ワインと、海鮮盛り沢山ペペロンチーノを頼んだ。

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普段だったら働いてる時間にワイン飲んでおいしいのを食べてる至福ったらない。

 

ペペロンチーノがとってもおいしくて悦に浸ってたら「めっちゃ幸せそうじゃん」ってニヤニヤしながら突然親友が現れて目の前に座ったからびっくりしたw(事前にお店連絡してた)

 

親友も30分ぐらいと短時間だったけどハッピーアワー満喫してたw

 

「BOSTON Seafood Place」というお店で、束の間のボストンっぽさを堪能出来て幸せだった♪今度は普通に行きたいなぁ。シーフードプレートとかめっちゃおいしそうだった飛び出すハート

 

あと、映画帰りに有楽町駅へ向かっていたんだけど。

 

「ここからビッグ貞子とか無理あるってw」って吹きそうになった(:.o゚з゚o:.).:∵

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おわり。