去る4月16日に雨中と星空のテーマで講座を開きました。
視覚障害者を対象とした講座です。
 参加者も10名以内に制限しての開催でした。
 講師は藤井瑠美先生でした。
準星のソムリエになったとか。
倉敷市の天文台や教室によく通っていました。
 実は私の娘なのです。
 自分の方から講座を開かせてくれないかなと持ち掛けられたのです。
 やっってくれと依頼したのではないのでアル綿よかったですね。
 お月さんを早くから用意していましたが
これは触るとみるのとでは逆だということがわかったとか。
 球体のお月さんのなかからランプで照らすといったもので
厚く盛り上がった部分がくぼみになるとか。
これは光をあまり通さずに暗く見えるからです。
平らなつるっとした部分は光がよくとおってくぼんではいない部分です。
従って触った間隔とはちがうのでした。
 後で気が付いたとか。
私も触らせてもらいましたが
ドッチボールくらいの大きさで触りやすかったですね。
 視覚障害者が手で触るのとちがうということで
私に相談があり
昨年ぽぽろで3Dプリンターで作ったより本物にちかい模型を
覚えていましたので
それらはスカイツリーとか
国会議事堂とか 
金のしゃちほこ
山椒魚、赤血球などでしたが
お月さんを作ってもらおうとコンタクトを取りました。
広島大学の川田先生のグループです。
 ボランティアセンターからぽぽろに連携して広大に伝えてもらいました。
早速にお月さんを作っていただきました。
 すぐやる対応には驚きました。
手のひらサイズで触ることができるのが3dプリンターで作るいいところです。
だがもう少し大きい方がよかったかなと思いました。
 ソフトボールより大きくてバレーボールより小さいと表現したのですが
ボラセンからぽぽろそして広大に伝わった時には
手のひらサイズが伝えられたのでしょう。
テニスボールくらいの大きさのお月さんが届きました。
それでも敏速に対応してくださいました。
16日の9時前に着払いで届いたので
講座には間に合いましたが
下調べなどできていないので実際の講座は次回にしてくれることになりました。
それもちょっと触りましたが
クレーターの凹凸が小さくてわかりにくい感じでしたね。
これが静香の海だと指定して触らせてもらえば
わかるかも知れませんね。
 点字機もメルカリで安く出ていたので買ったとか。
いろいろと準備していましたね。
 サンシープラザの4階の会議室で
講座ははじまりました。
 宇宙はどこからか
この質問で
4択でした。
1 100キロ
2 400キロ
3 3万6千キロ
4 38万キロ
 挙手で答えてもらうのでした。
1番か2番に手賀あがりましたね。
 正解は1番でした。
 2番の400キロは宇宙ステーションの飛んでいる高さです。
 3番の3万6千帰路は
静止衛星の高さです。
気象衛星とか、放送衛星などです。
4番の38万きろは
地球からお月さんまでの距離です。
 それを講師がわかりやすくせつめいしていましたね。
宇宙は150億光年の長さがある
銀河がたくさんあるが
地球が含まれる銀河は
天野川銀河だとか。
その太陽系で
3番目の惑星が地球です。
 地球は天野川銀河の太陽系の第3惑星だといえばよいとのこと。
 天野川はミルキーウェイともいいますから
乳白色に霧のように星が連なっているのですね。
天野川は目がよく見えていたこ頃に見たことがありますね。
 それに近い銀河はアンドロメダ銀河です。
 春の星座の説明もありました。
製図用のケント紙を遣ってビーズやボタンのようなものや
糸で星座の触察図をつくっていました。
3種類10人分
よく頑張って作ってくれました。
ビーズやボタンのようなものですからわかりやすかったですよ。
 1枚は北斗七星
大熊座の北極星
2枚目は牛飼い座
3枚目はおとめ座
 1等星か2等星をむすべば
春の大三角になるとか。
 春の星座の代表的なものがわかりまみわかりました。
 初心者用の三脚付きの望遠鏡をもってきてくれていました

レンズは触らない方がいいのですが
視覚障害者に他医対する講座なので
触らせてくれました。
7センチ屈折望遠鏡だとか。
小さい倍率の望遠鏡でまず見て
おおきな倍率の望遠鏡で大きくしてみるとか。
初めから倍率が大きいと星を探しにくいとか。
 みんなの考えを聞いたり
授業の展開もよかったと思いました。
 100人くらいは入れる部屋でしたが
10名前後なのでゆったりとしていました。
マイクはなしで
聲は通っていましたね。
話の一部を書かせていただきました。
 シリーズで全部で4回、行う予定です。
今度は7月あたりに夏の星座を中心として展開してもらいます。
1時間半はあっという間に終わりました。
 最後にコーヒーとお菓子が出て
星の雑談をしながらティータイムを過ごしました。
皆さん、お疲れ様でした。