今日、広島県の代票の広陵高校は甲子園に向けて出発した。
4日目の3月21日の第2試合で高知県代表の高知高校と対戦する。
 楽しみである。
中井監督も頑張ってほしい。
低汎発バットが今回から使われるようだ。
金属バートの太い部分が4ミリ小さくなる。
木製バッドと同じようにボールが飛ばなくなるとか。
ホームランや長打が少なくなる。
当主が有利になる。
打者は長打より単発のヒットを狙うようになる。
広陵高校に限らずどこの高校も同じ条件だから
頑張るしかない。
少ない点数での勝負が増えるかな。
 そして開会式の司会に
視覚障害の女子高校生が勤める。
その記事をつけておきます。
古田さん、がんばってください。

  声で栄冠 甲子園司会 岐阜北高2年古田さん 視覚障害克服
◆原稿は暗記「夢に限界ない」
 18日に甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する第96回選抜高校野球大会の開会
式で、岐阜北高校2年の古田桃香さん(17)が岐阜県の高校生として初めて司会を
務める。生まれつき視力が弱い古田さんは原稿を覚えることで困難を克服し、今回も
読み上げる内容を頭に入れて臨む。「最高の幕開けをつくり上げ、障害者の可能性は
無限にあることを伝えたい」と、夢の舞台での活躍を誓う。
 「国旗、大会旗を掲揚します。選手回れ右」。教室で練習する古田さんのきれいな
声が響く。手にする原稿はよく見えるように、A4判からB4判に拡大してある。屋
外で行われる開会式では、光の関係で見えづらくなるため、細かい文言や名前を繰り
返し読んで覚えていくという。
 古田さんは、昨年の全国高校放送コンテストの朗読部門で、県勢53年ぶりの優勝
を果たした。同部門には、都道府県大会を含め約5千人が参加し、古田さんは健常者
ばかりの大会で、指定の作品を暗記して臨み、豊かな表現力で栄冠をつかんだ。優勝
の実績から甲子園の司会に抜てきされた。
 開会式の司会は、同コンテストのアナウンス部門の優勝者と共に2人で臨む。古田
さんは後半で、選手宣誓や代表者のあいさつなどの進行を担当する。
 8日に原稿が届き、高校入試のため学校での練習ができない環境ながらも、自宅で
繰り返し練習を重ねる。登校できる日に放送部顧問の坪内有美子教諭(45)に見て
もらい、本番に備えている。甲子園のような広い会場はこれまで経験がなく、声量を
上げるトレーニングにも励んでいる。古田さんは「甲子園に来るために努力してきた
選手のために、名前は間違えられない。選手が気持ちよくスタートを切れるように全
力を尽くす」と意気込む。
 古田さんは小中学校まで岐阜盲学校に通い、中学時代には弁論に挑戦。岐阜北高校
に進学してから放送部に入部した。現在は部長を務め、部員約30人をまとめる。
「自分がここまでやれたのは、みんなが健常者と同じように接し、支えてくれたか
ら」と感謝する。
 指導してきた坪内教諭は「優しい気持ちを持っているので、選手を応援する気持ち
は絶対伝わる。伸び伸びとやり切り、思いを声に乗せて伝えてほしい」とエールを送
る。
 古田さんは、甲子園で司会をする姿を見せることで障害者だけでなく、健常者にも
伝えたいメッセージがあるという。「多くの人に支えられながら努力すれば夢はかな
えられる。その夢には限界がない。壁にぶつかっている人に、自分の姿で勇気を与え
られたらうれしい」。夢の大舞台で、全力の姿を見せる決意だ。