9月3日は三遊亭圓生師匠の誕生日&命日です。

存命なら125歳、没後46年になるのかな・・・。

圓楽一門会の某師匠が墓参をSNSに投稿されていました。

学生時代、ほんの一瞬ではありましたが、落語会の打ち上げで同じ空気を吸ったことのある数少ない師匠です。
(圓生師匠以外では、先代金原亭馬生、先代桂小南、三遊亭圓丈、柳家小はん、古今亭志ん五の各師匠など)

昭和54年9月3日、習志野市(津田沼駅前)のモリシアホールでの落語会で、高座を下りた直後に倒れ、そのまま還らぬ人になりました。

モリシアホール前には、「三遊亭圓生終焉の地」という碑が建てられています。

(このホールは建替えのために閉館しましたが、人件費や資材等の高騰のため、計画が頓挫しています)

 「あなたの好きな噺家さんは誰ですか?」とよく尋ねられますが、「特定の噺家さんはいません」「わかりません」などと返答するのが常ですが、これは、落語を演るようになって、もはや落語を味わう身体ではなくなっているので、鑑賞の観点で「◯◯師匠のファン」と言えなくなっている。

しかし、当時の落研の空気感は三遊亭だったし、私自身も人情噺に傾倒しているし、ご縁をいただいたのが圓窓師匠だから、やはり圓生師匠なんでしょう。

現に、自宅には、圓生師匠の書籍(全集や著書)やテープやDVDで溢れていますから。

だからと言って、四六時中音源を聴いている訳ではありません。

 「落語家と言ったら、まず誰を思い浮かべますか?」と問われたら、間違いなく、即座に「六代目三遊亭圓生」と答えると思います。