2年前(2022年)の今日は、豊島区千早地域創造館で「千川亭落語会」が開催されました。

普段から、メンバーの方々との交流があるので、会場に聴きに行きました。

いつもながらの大変楽しい落語会で、三流亭も参考にしたい部分が多くありました・・・この時は・・・。

師匠も、暑い中を来てくださり、例によってご挨拶やコメント、勿論お楽しみの一席も演ってくださいました。

当時は、まだコロナが収まっておらず、演者以外はマスク、高座にはアクリルスクリーンを設けていました。

・・・実は、この時の高座(口演)「近日息子」が、師匠生前の最後になったと思います。
新聞などの報道では、その月の千葉県での高座が公式での最後とされていますが、私が知る限りでは、この日だったはずです。
この時は、まさか最後になろうとは、誰一人想像すらしていませんでした。
・・・そして、約1ヶ月半後、大看板「六代目三遊亭圓窓」は、輝かしい芸歴にピリオドを打ちました。
そういう意味で、今日は噺家としての"命日"だと思います。

当日の演目は、普段あまりお演りにならなかった(と思う)「近日息子」でした。
この噺のオチが、「近日(忌中)と書いてある」なのが皮肉で・・・。

・・・ということは、今日はその三回忌です。