色々なことを考えたり、思い出したりしていて、後年、巷間で「落語協会分裂騒動」と言われるようになった、出来事の頃が浮かんで来ます。
勿論、当時私はまた地方の大学の一学生で、大人の世界のことなど知る由もなかったのですが、騒動の舞台のかなり重要な場面1つとして、我が落研が出て来たときのこと。
古本を買いました。
その三遊亭圓丈師匠の著書「御乱心」の中庸に、当時のことが生々しく登場して来る。
大量真打昇進などを巡って、三遊亭圓生師匠が決起した、落語協会からの脱退と新協会設立の企てこそが、「落語協会分裂騒動」。
この騒動のど真ん中に、我々が主催した落語会があり、本書の著者の圓丈師匠が、仙台から様々な動きをしている場面です。