昼前に外出して、駅前でボッチブランチ。

冷やし中華に餃子セット。
最近、あまり量を食べられなくなった気がします。これも加齢の故だと思います。
そろそろ昼で、店内が混雑し始めた頃で、1人の老人が入店して来ました。
老人が4人掛けの席に着こうとすると、若いスタッフのお兄さんが、「カウンターか2人がけの席にお願いします」と言ったようでした。
すると、ちょっとすると老人が店を出て行きました。
店としては、ランチ時に、1人客に4人がけ席を占領されてしまうと非効率なので、カウンターの誘導したい。
しかし、相手は、話の分からない(恐らく)ジイサン。
きっと、スタッフの言葉に腹を立てたのでしょう。
私にも似たような経験があります。
思うに、ジイサンの短気も何をか言わんではありますが、店の側にも、言葉足らずと言葉遣いがあると思います。
まず、男性のスタッフの、必要最小限のかなりはっきり毅然とした言い方。
何のイントロも説明もなく「カウンター席へどうぞ」は、別に間違いではないし、無礼とも言えないでしょう。
しかし、相手は、昭和生まれのジイサンのこと。
「お客様、恐れ入りますが、お昼時で店内が混雑いたしますので、カウンター責任お座りいただけないでしょうか」ぐらいは言わないと。
兎に角、ジイサンは人から、特に年少者から何か言われるのが大嫌いてすから。
それに、出来れば、お兄さんでなくお姉さんがいい。
正しいこと、指示されたことを実行に移してはいても、人の感情というのは複雑なもの。
「いらっしゃいませ」「少々お待ちください」「かしこまりました(承りました)」「申し訳ございません」「お待たせいたしました」「ありがとうございました」の6つのフレーズは、おもてなしの基本フレーズだと思います。
サラリーマン時代、毎朝、欠かさずに復唱したものでした。
だから、一言加えていたら、あのオジイサンも、そんなに腹までは立てなかったかもしれない。
こういう場面はよくあると思います。
言葉は大切です。