先日の演読亭落語会で演った「一人酒盛」。

初演は、ちょうど10年前の2014年9月の「千早亭落語会」。

地語りなし、登場人物の台詞は1人だけ。

要するに、完全に一人芝居の形にしている師匠の高座本を参考にしてチャレンジしました。

何せ、1人だけの喋りと仕草で、あたかも面前にいる人と会話(やり取り)を表現しなくてはいけない。

いつも以上に、空間の設定が重要になる噺です。

今回も、必ずしも稽古は十分ではありませんでしたが、師匠からご指導いただいた演読のおかげで、かなり自分なりのフリーハンドで演じることが出来た気がします。

稽古の時の新参さんから、会場で聴いてくださった千早亭ワッフルさんからいただいたダメ出し(アドバイス)も大変ありがたく、次のステップにすることが出来そうです。

それなりに、お客さまに楽しんでいただけたとは思いますが、一番嬉しかったのは、打ち上げの時に真仮名さんに言われた一言です。

「流三さんの『一人酒盛』になってたよ」・・。((´∀`))