私は視聴せずにいたので、別に何も思いませんが。

大晦日の「第74回NHK紅白歌合戦」の平均視聴率(世帯)が1部(午後7時20分から)29.0%(関東地区)、2部(午後9時から)31.9%だった。
第1部は初めて30%の大台を割り、2部の31.9%も、2部制になった1989年以降、歴代ワーストとなった2021年の34.3%を下回った。 
紅白歌合戦は1963年には81.4%を記録したが、1986年以降は60%を割り込んだ。
2004年以降は40%を前後しており、過去5年では・・・、
2018年は1部37.7%、2部41.5%
2019年は1部34.7%、2部37.3%
2020年は1部34.2%、2部40.3%
2021年は1部31.5%、2部34.3%
2022年は1部31.2%、2部35.3%
                     ・・・と推移していた。
今や、とうとう紅白20%台に突入ですね。
それでも、他の番組の数字から見たら、とんでもない水準だと思いますが、なんてったって80%を超えたモンスター番組ですから、凋落したものです。
現に、私もその剥落者の1人です。
テレ東の「年忘れ!にっぽんの歌」を見終わった後、ちょっと覗きましたが、何かライブ感がなくて、映画でも見ているようで、大河ドラマと同様、“作ってるぞ感”が出ていて、温かみが全く感じられない。
まるっきり、生の落語を聴くんじゃなくて、まるで落語劇でも見せられているようでしたから、一瞬で詰まらなさそうだと直感しました。
それにもう、「紅勝て!白勝て!」なんて、そこいらの小学校の学芸会だってやりませんよ。