来年2月24日の「お江戸あおば亭」に、仮のネタ出しをした「お花半七・上(宮戸川)」。

早く、オリジナルの高座本を作っておかないと・・。
この噺は、落研に入ったばかりの頃、ラジオで聴いた圓窓師匠の「宮戸川」が面白くて、下宿で何度も何度も聴いていました。

何故か、「霊岸島」と「肥後の熊本」っていう単語が頭の中に残った気がします。
師匠が新進気鋭だった頃の音源でした。
それを思い出しながら、作ってみようかと。

落語だから、師匠の芸風を真似たりコピーしたりはしませんが、ご指南をいただいた17年間に、師匠からインプットされたものは、本人も気がつかないけれども、知らないうちに私の体内にたくさん蓄積していると思います。
師匠からいただいた、かけがえのない財産です。