今から約50年前(昭和40年代)の松戸駅西口の駅前通りの写真。
駅を背にして、旧水戸街道を横切って江戸川の堤防に至る、松戸のメインストリートです。

私は、平成になってから約10年間、この道を歩いて駅に向かい通勤していましたが、50年前はこんなだったんですね。
写真のちょっと右奥の旧水戸街道にあった都市銀行(今のメガバンクの前身)の松戸支店の看板もはっきり映っています。
当時の面影は全くありません。

下は、さらに20年くらい遡った昭和20年代の、駅周辺の景色。

駅の東側の高台(現イトーヨーカドー辺り)から、西側(江戸川)方面を見たもの。
松戸駅の跨線橋が手前にあり、線路を超えた向こう側は中部小学校ですが、その後移転して伊勢丹(現キテミテマツド)が開店しました。
ビルなんて1棟も見えません。
江戸川に架かる葛飾橋が、左上に見えます。
まだまだ日本が貧しかった頃ですが、何か今より落ち着いた佇まいだったような気がします。