稽古場に向かう通りも、ポストコロナで、かなり賑やかさが戻って来ました。
夜の7時を過ぎて、どの店も、そこそこお客が入っています。

稽古とは直接関係ありませんが、「江島屋怪談」の冒頭部分の地語りで、江島屋の番頭の金兵衛が、「下総中山あたりに掛け取りに出かけ、名寄川から木下、鎌ケ谷へ・・・」というフレーズがあります。
この「木下」という地名は、難読地名で有名です。

「木下」・・・「きのした」ではありません。

「きおろし」と読むんです。
JR成田線我孫子支線の駅に「木下駅」があります。
「根多下し」・・・「ねたおろし」と同じ?
という訳で、昨日の三流亭の稽古会では、通しでやれなかったので、今日は何とか通したいと・・・「江島屋怪談」を。
◇「江島屋怪談」   流三
26分46秒。こんなものでしょう。

この噺は、老婆の台詞と仕草が重要ですから、しっかり稽古をしないといけませんね。
なぞかけを考えました。
「江島屋怪談の稽古をサボる」とかけて
「オードリヘップバーン」と解く
その心は「まさに老婆(ローマ)の休日です」
◇「短命」      喜子母さん

喜子母さんは、この前は千川亭の稽古だったので、既に一席稽古した後。
みんな落語が好きなんだなぁ。
負けていられないと思います。