若かりし立川談志師匠の「芝浜」を聴いて、ちょっと気になったイントネーション。

「取りに行く」という台詞のところ、談志師匠は「取り」を「鳥」と同じイントネーションで語っていました。

普通なら、「パリ」と同じイントネーションのはずなのに。

「クラブ」を「ミ・ド・ド」でなくて、「ミ・ミ・ミ」って言うみたいです。

しかし、何十年も前の音源だし、ましてやあの談志師匠のことだから、抜かりないとは思いましたが・・。

暫く考えて分かりました!

パリの「取り」は動詞から、師匠の鳥は名詞から来ていると。

「(掛けを)取りに」行く。

「(掛け)取り」に行く。

江戸っ子なら、「(掛け)取りに行く」って言うかもしれない。

納得!