橘家圓太郎さんが、ご贔屓からの幟のご祝儀のことをツイートされていました。

青地に「のし」と寄席文字で「橘家圓太郎」と染められています。
この幟では、「○○さん江  ○○より」とありますが、昔は「○○賛江 ○○与利」と、縁起の良い字を並べます。
以前、玉置宏さんの決まり文句に「残しておきたい江戸情緒、下座のお囃子 寄席幟」なんてのがありましたが、寄席の入口で、その日の芝居の主任や大看板の幟を見ると、何か嬉しくなる。
ところで、甚だ野暮ですが、この寄席幟や後ろ幕などのご祝儀物は、いくらぐらいなんだろう?
落研が大変お世話になっていた、昨年亡くなった三遊亭圓丈師匠が真打昇進した時に、冗談半分(かなりマジ)に「お前ら、オレの昇進祝いに、幟も後ろ幕もくれなかった」って言われたなぁ。
この時の後ろ幕は、ご本人が別のご贔屓からいただいたのをご持参くださったものてす。
ずっと申し訳なく思っていました。