珍しく「笑点」を視聴していたら・・・。

林家三平が、日本テレビ系演芸番組「笑点」の大喜利メンバーを年内で卒業することが、同番組で発表された。

番組の最後に、三平は「2代三平、今年をもって、一旦笑点を離れます、決心いたしました。5年半、1度も座布団10枚とったことがありません。自分のスキルを上げて、10枚取れるように、勉強しなおして参ります」と挨拶。

こんなことまで、テレビの前で本人が言わなければならない・・・というのが、落語界のいじられキャラの林家(海老名家)の宿命?

いじりや自虐が洒落になっていない。
周囲が庇いきれないほどの実力不足は、申し訳ありませんが明白です。
若い頃は、まだ元気があったから、「浜野矩随」なんていう人情噺にも果敢にチャレンジしていて、そこそこ聴けた気がしましたが、もうとうに50歳を過ぎたのに・・・。
ただ、大喜利で受けないというのではない気がします。

兄の正蔵さんも、かなり辛辣なことを言われ続けましたが、ある時に落語一本に絞り、努力もして、今は立派な看板になっている。
「名人に二代なし」・・・厳しい言葉だと思います。