10月になると再開される、TBSの「ラジオ寄席」。

先週の再開第1回目は、「古今亭志ん朝特集」だったんですね。
聴くのを忘れてしまいました。
そして今夜は、先日お亡くなりになった、「三遊亭圓龍特集」。

◇「持参金」     三遊亭圓龍
◇「阿武松」     三遊亭圓龍

  1965年2月∶六代目三遊亭圓生に入門、前座名「旭生」。
  1969年4月∶二ツ目昇進。
  1981年3月∶真打昇進、「圓龍」と改名。
  2018年∶引退。
  2021年8月∶死去。

師匠の圓生の新団体設立と解散に伴い、内定していた真打昇進が2度白紙になるという珍しい経験をしている。
落語協会に戻ったあとも冷遇されている。
真打昇進前の落語新人大会の決勝にて
「阿武松」を熱演して優勝するには、当時審査員をしていた柳家小さんに「落語は笑わせる噺で評価すべき」と言われ優勝できなかった過去を持つ。
真打昇進について時期が延びたことを小さんから直接謝られたこともある。
国立演芸場に来ていた三代目桂米朝から
「持参金」を稽古付けてもらい東京落語風にアレンジして演じていた。

圓窓師匠の弟弟子ということになりますが、あまり高座を拝見したことのない師匠です。