今日は、オンライン参加3人、リアル参加3人。
雨は上がっていますが、はっきりしない天気です。

後でも触れますが、来月はこの稽古場が使えなくなることが分かりました。
◇「水神」        蝶九さん
菊田一夫が三遊亭圓生師匠のために書き下ろした噺。
身の丈知らずとも思えるチャレンジにも、何故か師匠は寛容です。
長講を緊張感を維持して語ることが出来るようになるには、プロでも何年もかかると思いますから、頑張って欲しいと思います。
この噺のオチは、圓窓師匠が考案されて、東京落語会でお演りになった羽織を使ってのもの。
女物の着物は、八ツ口が開いているから、ビジュアルがやや悩ましいかもしれない。

◇「時蕎麦」        学津さん
茨城県牛久市からのオンライン参加ですが、携帯の温度が上昇してしまい、2度LINEがダウン。
スマホがコロナに感染して高熱が出たんじゃないの?
などと、みんなからいじられてたりして。

◇「茗荷宿」         百梅さん
この噺は、何度も稽古しているので、安心して聴いていられます。
24時間働くビジネスマンの百梅さん、自分の稽古を終えると、"戦場"に出て行きました。

師匠は、今日も我々の噺を聴いてくださり、気がつくとメモを取って、後でアドバイスしてくださいます。

◇「化物使い」         夢学さん
南房総からの電波は、牛久からよりも鮮明です。
時々稽古中に画面に映る、小学生の息子さんは、今日は"出現"しませんでした。

◇「粗忽長屋」       越児さん
アルプスを越えて?来る新潟からの電波も良好。
越児さんとも、夢学さんとも、学津さんとも、もう1年半以上会うことが出来ていません。
それでも、越児さんには、この間の2度の深川三流亭で、動画出演していただいていますので。

◇「二つの空き缶」          流三
残り時間数分で、師匠の創作「二つの空き缶」。
私の作ったマクラと本題のさわりの部分だけ。
先月の池袋演芸場での師匠の一門会で、来場者に配られた高座本。
早速読んでみて、現代が舞台ですが、昭和の雰囲気の人情噺なので、やってみたくなりました。

一門会でいただいた版では、一部に整合性のない点があったので、師匠に相談したところ、今日の稽古に改訂版を持って来てくださったので、初読みをしてみました。
今日も時間いっぱい、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。