金峯山寺 | 罍 陽子「かえってアレしちゃって・・・」

金峯山寺

見つけてしまったツアー。


【山伏と行く!吉野山巡拝と秘仏本尊特別ご開帳ツアー】


奈良に特化した、ツボをついたツアー会社

「やまとびとツアーズ」が主催の現地集合・解散のツアー。


やまとびとさんのオンラインツアーで山添村の巨石を勉強してから、メールでくるお知らせを楽しみにみるようになり、「山伏ファッション」についてのオンラインツアーが本当に面白くて(ツアーと言ってるけど講習みたいな感じ)このリアルツアーもぜひ行きたいと思っていたけど、

収録がある曜日で、諦めてたら。

その週の収録がなくなった!!!!



これはぁー、いく!!

と行ってきました、奈良。

11/3文化の日。


晴れの特異日という言葉を初めて聞きましたが、本当にお天気に恵まれました。


紅葉にはまだ早い奈良吉野。


特別開帳の秘仏本尊、蔵王権現様をお参りしたことがないなら必ず行くべき!御開帳の時は必ず行ってた。と仏像好きの友達の後押しもあり、

その上、山伏の金峯山寺執行長の五條永教さんと行けるって。。。

ほんと伺えて良かったです。




法螺貝、かけ念仏(さぁーんげ、さんげ、ろっこんしょうじょう)で山を登って

箇所箇所で、お経とご真言をとなえて


みんなの体力に合わせながら、休憩しながら

登っていきます。



休憩中の、永教さんの杖と袈裟。

山伏さんのこれ、お袈裟なんですよ!!


袈裟を折りたたんでこのようにしているものだそうで、お山に入るときに危なくないようにこのようにしているけど、

他にも着ているもの(鈴懸の袖とか裾とか)まとめているところを広げたら結構正装だとのこと。これは、オンラインで勉強しました。


(現在のものが広げたら袈裟かは不明)




紅葉はまだだったけど、局所的に色づいてる場所あり。


金峯神社。

このすこし奥に義経が追っ手から隠れた

義経隠れ堂。



普段は入れないここで、修行させていただきました。

さらに登り


旧女人結界まで行き、

折り返し。

今はもう少し先まで行けるそうです。

でも、山頂から4キロは未だに女性は入れない禁足地。


蔵王堂に戻り、秘仏と対面し迫力に圧倒され、

ありがたいお話をきいて、

後ろ髪引かれつつ東京に戻ってきました。



修験道は厳しいイメージが先行してしまっていたけれど、考えは柔軟で、自然を人を尊重して生きる道なのかもしれないと思いました。


「日本人の大切なものが凝縮された」と永教さんがおっしゃっていたけれど、納得。


先程永教さんを調べたら(遅いっ)

荒行「百日回峯」を満行 - 修験者の五條さん【吉野・金峯山寺】|奈良新聞デジタル吉野町吉野山の総本山金峯山寺(五條覚堯管長)から天川村山上ケ岳(1719メートル)の大峯山寺に100日続けて参拝する修験道の荒行「百日回峯(かいほう)行」に挑んでいた五條永教さん(32)が10日、満行を迎えた。五條さんは僧や信者、近隣住民ら約80人の出迎えを受け、蔵王堂での満行式で五條管長から証書を受けた。 同寺から大峯山寺までの参詣道は片道24キロの山道…リンクwww.nara-np.co.jp

この記事を見つけましてね。

百日回峯行のことは書いてあったけど、

わぁ。ほんとすごい人だ…



写真撮ってもらいました。

右側赤い梵天が永教さん。

緑の梵天の三好さんは法螺貝が本当に上手ですこし話したら


海辺のものが好き→貝殻など収集→1番でかいのどれだ!→法螺貝って吹けるのか?!→金峯山寺の法螺貝教室→山伏


え???そこから山伏?!!

と意外すぎる入り口でもっと話が聞きたい人でした。


永教さんは金峯山寺の執行長というお立場なのにとても気さくで、私の漠然とした質問にもとても真摯に答えてくださって、お酒飲みながらいろいろ話を聞きたいと思いました。


体力のあるうちに行かなきゃならないところがたくさんだわー


ツアーの参加者に仏師の方がいたり、

本当にありがたい一日でした。


またゆっくり奈良にいきたいです。