面会時にそうちゃんの担当看護師さんが久しぶりに日中担当で夕方に話しかけてくれ、ようやく鯉のぼりの御礼をすることができた。

今後の目標(いずれ自宅にも外泊させたいので、ステップとして病院隣接の宿泊所で家族だけの時間を過ごす)のために、カニューレ交換やアンビューの練習などの手技を学ぶこととなった。

 

夕方から夜にかけての面会は、看護の手伝いが少ないため短い時間でもやってあげたいことがやりやすくて嫌いではない。

オルゴールをかけて、手足のマッサージをして、口が汚れているようであれば歯磨きや口や鼻の吸引を行い(最初の頃は看護師さんを呼んでいたため帰る少し前にしていた)、それからヒーリングを行う。

レイキのアチューンメント以降、ほぼ毎日の面会時にスピリチュアル・ヒーリングとレイキヒーリングをそうちゃんに実施している。

 

数日前、毎週ヒーリングサービスを行っていただいているBさんへの状況報告の際にレイキも行っていることをお伝えしたところ、(スピリチュアル・ヒーリングとレイキを)別扱いで行ったほうが良いとアドバイスをいただいた。

こちらとしても、やっていることは誘導+瞑想(意識を無に近づける)で似ているため、スピリチュアル・ヒーリングのヒーリングガイドに同調するためのコツや体感の違いについてお聞きしたりしてレベルアップを図りつつ、それぞれのヒーリングの冒頭でお祈り(どちらを行うかを宣言するようなもの)をしてより明確に分けるようにした。

 

この頃、ツボ押しの効能についてのテレビ番組を見て、毎日のマッサージのルーチンに、手の合谷と足の足三里のツボ押しを追加した。

耳たぶを刺激することを本で読んで急性期の頃から実施していたが、忘れては思い出して押すようにしている。

ツボ押しや鍼治療というのも東洋医学で独自に発展した代替医療だが、人体を超えたエーテル体やアストラル体という見えない体に作用するものらしい。

霊的治療の本を読んでいるから、そういった見えない体の概念はあっても不思議ではないと思い、何らかの刺激になればと前向きに採用検討する。

 

また、次男が鼻血を出したときにレイキを当てたら出血が止まったり、首の少し後ろ側にしこりができた(※)ためレイキを当てたり、スピリチュアル・ヒーリングをすると2日後にはほぼ消失したり、家族や自分にヒーリングを行うことで、少しずつ効いている実感を得ることができた。

もちろん、何もしなくても自然に治ったものかもしれないので、思い込みにすぎないとの思いも捨てきれない。

(※後日、そうちゃんにも同様の症状が出たりしたが、リンパが腫れていたのだと思われる)

 

毎日の日課は、瞑想はあまり続けられなかったが、レイキのセルフヒーリング(伝授を受けるごとに21日間続ける必要があるとされている)はアチューンメント時に体感を得られたことが後押ししてしっかりと続けられた。

ファースト後は16ポジションを各5分なので80分だ。

約1時間半を毎晩確保するのは難しいため、お腹や腰のポジションは歩きながらできるなとか、ひざや下腹部、そけい部、お尻は病院で椅子に座りながらでもできるなとか、足首は風呂でできるなとか、頭から胸までは寝かしつけながらできるなとか、徐々に工夫していって無理なく続けることができた。(感覚としては大丈夫だと思う)

目、耳、肩、背中のポジションが少々やりにくく、専用の時間を確保することが多かった。

 

レイキやられている方は皆通る道だと思うのだが、共感してもらえるだろうか。

セルフヒーリングをやっている人を見かけたことはないので、皆厳格にやっているのだろうか。

 

多くのヒーリングやお力添えのおかげもあってか、そうちゃんはバイタルがかなり安定して推移してくれていて、4月以降、命の危険を感じる動きは見られていなかった。

 

しかし、先週の金曜日からそうちゃんの心拍数が急上昇して、通常80~100ぐらいのところ120~160を彷徨い、体温も最大38.5℃に上昇する一方で手足が冷え、脱水の症状も出ていた。

血圧低下など重症化した場合には命に関わる可能性が高いこと、そうなった場合は改善する可能性は低いとの説明を受けることもあったが、血圧は全く下がることなく、本日、心拍数等の症状が改善した。

まだ急に悪化する不安がないわけではないが、ほっとできる水準には落ち着いてくれた。

そうちゃんの生命力に脱帽するしかない。

 

ただし、今回の経緯等には若干気になる点があるため、これから病院側に確認していきたいと思う。

 

不思議な世界と関係のない、本業スキルを使った三次元的な作業である。

そうちゃんを守るために必要であれば最優先でできる限りのことをするし、不誠実であったりフェアでないことに対しては自ずと闘志がわいてくる性格なので前向きに頑張りたい。

 

今日は栄養科の先生などと話をする機会があって、提案したフェカリス菌の入った製品は採用されなかったが、免疫を高めるために腸内細菌(善玉菌)を増やす薬を増やしたり、炎症抑止等のために野菜スープなどでファイトケミカルを摂りたいことを相談したら、早速本日から味噌汁の上澄みを入れてくれることになった。

とても積極的な方でありがたい。

やはり患者のためを考えてもらえていると感じるのは嬉しいものだ。

 

先日の思い出し日記に記載した(お導きによる?)レイキのレベル1のアチューンメント(伝授)の日を迎えた。

 

ここでレイキについてもう少し詳しく説明をしておきたいと思う。

レイキは厚労省関連サイトにも鍼治療やヨガ、気功などと並ぶ補完・代替医療の1つという位置付けで紹介されており、ウィキペディアを参考にまとめると概要以下のとおりである。

 

レイキ(霊気)、レイキヒーリングは手当て療法・エネルギー療法の一種で、明治から昭和初期にかけ、海外から導入された思想・技術と日本の文化が融合して多種多様な民間療法が生まれたその潮流のひとつである。霊術の世界で「霊気」は、手のひらから発する癒しのエネルギーを指す言葉として一般的に使われている。

レイキは、臼井甕男が始めた臼井霊気療法に始まり、これが海外で独自に発展・簡略化した(このため西洋式レイキが一般的に普及している)。霊気はREIKIとして日系アメリカ人のタカタとその弟子によってアメリカから世界中に普及した。

施術者は、患者の治癒反応(自然治癒力)を促進することを目的とし、患者に軽く手を当てる、もしくは患者の真上に手をかざして、手のひらから「レイキ」という宇宙に存在するエネルギーを流すと考えられている。

補完療法として行われ、2007年時点で世界で500万人が実践しているとされる。宗教で行われる手当て・手かざしと似ているが、レイキ関係者は宗教ではないとしている。

レイキは、アチューンメント(伝授)という儀式でエネルギーのより効率的な回路となり、誰でも取得できるようになる。

自分自身に施すこともでき、アチューンメントの段階を踏めば遠隔治療も可能とされる。レイキ関係者は、レイキはあらゆる療法と併用可能であり、マイナス面はないと主張している。

臼井は霊気の伝授レベルを、初伝、奥伝(前期・後期)、神秘伝、に分けているが、英語ではそれぞれ、ファーストディグリー(レベル1)、セカンドディグリー(レベル2)、サードディグリー(レベル3)またはマスターズディグリー等、と訳されている。

 

今回は改めてファーストディグリーのアチューンメントを受ける。

この伝授を受けると、レイキの回路ができて自分にも他者にもヒーリングが可能になるというものだ。


今までもYoutubeなどを参考にしながらアチューンメントなしでもレイキは出るとか、動画視聴でアチューンメントできるとか、そういった情報等でヒーリングをしてきて、実際にレイキが出ている実感も何となくあったが、これでもっと自信を持てるのではないかという思惑もある。

(ただし、伝授後に21日間の12ポジション(英治さんの資料では16ポジション)のセルフヒーリングを行う必要がある)

 

夜、塩を入れたお風呂にも入り体を清め、クリスタルチューナーで部屋を整えて万全の態勢でリアルタイムで遠隔のアチューンメントに臨む。

 

すると結構な体感が得られた。実際に英治さんに返したメールを抜粋する。

 

「開始時間からは、ヒーリングと思われる右足を中心にピリピリとしたエネルギーを感じました。そして、5分後にアチューンメントが始まると、まず、微細で大量の波動エネルギーを耳から感じ(耳鳴りに近いですが、繊細で通常の耳鳴りとは全く別の感覚でした)、その波が縦になって流される(頭上方向に引っ張られる)感覚を強く生じました。その後は波動エネルギーの方向が横になったり、斜め上からになったりしながら強烈さはなくなりました。開始30~35分頃になると波動エネルギーが少なくなってきて集中力が下がったものの、まだ来ているのがわかる状態でした。40分頃に完全になくなったと思いつつマニュアル通り目を閉じて合掌し続け、60分にスマホを確認すると、終了メッセージが44分に届いていました。

なお、当方、霊感の自覚はないですが、自己流のレイキヒーリング又はスピリチュアル・ヒーリングを4か月間毎日欠かさず15~40分程度行う生活をしてきており、多少感覚は鋭くなっている状況であったかと思います。」

 

英治さんから返信があり、お腹に程度の軽い邪気があったということで祓ってくれたそうだ。

邪気は、嫌な感情が元になっているとのことで、お清め風呂を定期的に行うとよいらしい。

 

さて。今回の体験で強く印象に残ったのは、遠隔で人に影響(エネルギー)を与えることが本当に可能である、ということだ。

これまででも、書物などで遠隔ヒーリング等の存在をあるものとして解釈し、既に遠隔でのヒーリングをお願いしてきていたものの、遠隔で人に影響を与えることが可能なのかは謎のひとつだったのだ。それを払拭できたようで新鮮に感じた。

 

もちろん、これは私の極めて個人的な体験なので、読者の皆様はこの記事を読んだからといって、遠隔によるヒーリング等が可能であることを真に納得できるものではないだろう。

レイキのアチューンメントでも、必ず体感があるわけではなく、レビューを見るとない方のほうが多いようであり、同じことをしたとて同じ体験ができるとも思わない。

 

スピリチュアルや霊性に関する世界はあくまでも個人的な体験によって啓かれていくものだと思う。

 

※レイキはスピリチュアリズムとは異なるものだが、スピリチュアルな体験という意味でそちらのテーマにカテゴリさせていただく

 

そうちゃんの心拍数は、急変後、一旦徐脈になったものの、クラスメートの応援や音楽療法の効果もあってか、復調してからその後は変化がなく、体温と連動していて、36.5℃でおおよそ85くらいが目安(95以上なら37℃台、75以下なら35℃台といった感じ)と思っていたのだが、ここのところ高くなることが増えた。10くらいはプラスしてみてもよいくらいだ。

漢方薬(葛根湯を始めたところだ)の影響だろうか?

 

また、額のガーゼが分厚くなっているのを見て、額から出てくる髄液や膿の浸出が増えているのが心配になった。

体位変換で横に傾けてもらっている時に、顔が真横になっていて、ガーゼからはみ出て耳のほうまで染み出てしまっているのを見たばかりだ。

バギー乗車時には頭の傾斜を40°程度にしているが、その程度でも髄液が流れ出して脳に空気が入るなど悪影響が出てしまうのではないか。

看護師さんに相談して、この週末はバギー乗車をお休みし、医師と相談することになった。

 

後日、主治医に確認したところ、傾けてもそこまで問題はないのでバギー乗車は両親の判断、頭の角度が急になったほうが浸出液が増える傾向はあるので、今後は体位変換時に、顔を真横に傾けたり(ケア時などで)うつ伏せにしないようにして様子を見る、ということになった。

バギーで浸出液が明らかに増えていると思ったことはないので、バギーは再開することにした。

バギー乗車で頭を起こすのはリハビリとして前向きな取り組みと思ってやってきたし、本人の可能性を増やすためにも必要だと思う。

 

昨日は久しぶりに出勤した。

1月頃の整理で所管業務を外してもらったものの、当時はなかった固有業務がいくつか生じていて、他の人にお願いするのも申し訳なく行っていて、テレワークで行う業務の資料を整理する必要があった。

ラインからの確認依頼なども遠慮なく来ていて(相手からすれば、変な配慮をしてすっ飛ばすこともできないだろう)、仕事をしながら毎日病院に通うことの限界を感じつつある。

普通は病院面会のほうを減らすのかもしれないが、そうちゃんを励ましてあげたいので、できるだけ毎日行って声をかけたりマッサージをしたいと思う。

 

病院は最寄り駅から徒歩20分程度の場所にあり、バスも適時利用しているが、テレワークで運動不足にならないように徒歩の機会を増やしている。

食事や間食にも今まで以上に気を付けるようになってきた。

 

健康に気をつけていることに関連して、上記の経緯とはまた別に、レイキアチューンメントを目前にして事前に貰っている説明書を読むと、体感を得やすくするためには「前日から肉食を控える」とあったので、できるだけ控えてみる。

 

スピリチュアリズム的には、肉食はあまり良くないようだ。

山村氏の本でも開堂氏の本でも書いてある。

しかし、子育てで大変なところ、妻が作ってくれる食事に肉NGを出すわけにもいかないし、ヴィーガンやベジタリアンをしても栄養不足で体に良くないとの情報もある(一方で、フルーツだけ食べて健康に生きている人がいることを知り驚き!それはそれで食費が嵩みそうだ)。

自分にできる範囲で、これまで時々食べてしまっていたポテチを買うのをやめたり、選べるなら牛肉や豚肉ではなく鶏肉や魚にしたり、自分が食材や調味料を買う時は無添加など良質なものを買うようにすることにした。

※後日、自分で料理すれば良いことに気付かされ、少しずつ始めてます。肉じゃがは次男に大好評だったのでまた作ります(以前は仕事が大変だったから許してください)

 

GWも後半となったこの日、私は病院面会をお休みして、次男とお台場に行った。

福井県・福井県立恐竜博物館が全面協力し、恐竜博で人気を集めている恐竜化石や標本などがお台場のフジテレビ本社屋で展示されるということで、見に行ったのだ。

 

そうちゃんも次男も恐竜好きで、恐竜の図鑑で名前を覚えて、頭文字の五十音順にいくつ言えるかを競争したりしていた。

兄のそうちゃんは要領良く、知名度の高い恐竜を先に言って勝っていたが、私が聞いたこともない恐竜の名前を言って僅差で食い下がる次男が逆に凄いと思っていた。

(次男は考古学者になりたいと言うことがあった)

そんな関係で恐竜関係の展示が近くでやっていると連れて行くことがあり、手術が終わったら福井に旅行して恐竜博物館にも行きたいと考えていたから、今の状況となって、向こうから来てくれるのはまたとない機会だったのだ。

 

展示標本の中には、本物のような動きを再現したロボットで、全長約15メートルのライフサイズのスピノサウルスがあったり、トリケラトプスを捕食する迫力満点のティラノサウルスがあったりした。

これまで見てきた展示は縮小サイズだったから、次男も迫力を楽しめたようだった。

 

会場を一旦離れて、GWでお祭りのような出店が並ぶ台場駅前の橋を通り、以前に時々利用したアクアシティにあるイタリアンでランチを食べる。

長女が生まれてから家族で外食となるとちゃんとしたお店での食事がまた難しくなって、また、そうちゃんはチーズが嫌いだったから、イタリアンのお店は敬遠していた。

次男はチーズ好きだったから、カルボナーラを食べさせてみようと思ったのだ。

お店には子供向けのカルボナーラパスタセットがあり、次男は大満足だった。(ジュースやハンバーグが付いて大人よりもずっと格安だ)

 

フジテレビに戻り、実物の岩石を叩いて割る、恐竜化石発掘体験の予約をしていたから、その開始時間まで社屋1階のお土産屋などを回っていると、ガチャガチャやクレーンゲームなどの子ども向け自販機を次男が見つけた。

ガチャガチャは特にそうちゃんがどこで見つけても酷く執着して、時に泣き叫び転がって大変困らされたが、今からすると、もう少し寛容にしてあげたら良かったかもしれないと思う。

次男はドラゴンボールにはまっていたから、そのフィギュアを対象としたクレーンゲームを次男と私で1回ずつやってみたらアルティメット悟飯のフィギュアをゲットでき、次男に良いプレゼントになった。

 

ほどなく化石発掘体験の時間となり、そちらに向かう。

叩く岩石は海外の発掘現場から取り寄せた岩石で、実際のものを叩けるのは貴重な体験になったのではないかと思う。手伝ってくれた研究員の方の手を叩かないか心配だった。

終了時間の間際に叩いた岩から、化石っぽいものが出てきて研究員の方に見てもらうと、魚の鱗の化石であり、綺麗なものだと褒めていただいた。

次男も喜んで、とても楽しい1日になったようで何よりだ。

 

妻には長女を実家に預け、そうちゃんの面会に行ってもらった。

鼻水が大量に引けたそうで、副鼻腔炎はまだまだ残っているようだ。