そうちゃんはまぶたを開く頻度が増えてきて、面会の度に見られるようになってきた。

その一方で、目の下からほっぺたにかけて湿疹が強くなり、この日は右側に発赤が痛々しく広がっている。

副鼻腔炎への対応としてバンコマイシンの点滴を6週間続けてきて、抹消静脈からルートを取りにくくなってきたため、中心静脈カテーテルに変えて頑張っているが、強い薬なので薬疹かもしれない。

 

4月に入り、病院の人事異動の時期になって、そうちゃんの担当看護師が変わった。

前の方は重症患者へのケアに経験豊富で、体位変換のポイントを教えてくれるような頼れる方だったので異動されることを聞いた時は残念だったが、後任の方も、呼吸器のことを教えてくれたり、そうちゃんをお風呂に入れてくれたり、積極的なケアを提案・実施してくれていた方なので安心できた。

 

それから、長女が保育園に入園した。幸運なことにちょうど空きが出たことで、次男が卒園した公園を挟んで向いにある最寄りでかつ通勤経路の保育園に入ることができた。

 

長女がトラブルなく登園できたことで、翌日、私の両親が山口に帰宅。これまで、急変直後、1月、2月、3月にそれぞれ2週間程度来てもらい、長女の面倒や食事の支度などを手伝ってもらった。また、東京の西側に住んでいる姉も、遠いところ何度も足を運んでくれ、次男と遊んでくれた。

そうちゃんがいつ急変するかわからないところ、日常生活を維持するために助けてもらい本当に感謝している。

 

そういえば、母が昔馴染みの友人(私は昔、姉の引っ越しの手伝いで会ったことがある方だが、霊能者の助手をされていた方らしい)と話した時に、「そうちゃんは大丈夫」と言っていたとの謎エピソードを聞いた。

すぐに死なないという意味だったのだろうか? と思うが真意が気になるところだ。

 

もう1つスピリチュアル系で、『スピリチュアル否定派の私が、旅に出てプロのヒーラーになった話』(英知あかり著)を読み終えた。Kindle Unlimitedで無料で読めた漫画で気軽にめくっていったらするすると読んでしまっていた。

自分自身が霊感があると思ったことがないので、霊感ないけどヒーラーになった方の話は面白い。

海外で修行をされたりしている話が出てきて、興味の向かうまま、そのように身軽に旅ができることを羨ましく思いつつ、今回のことが起きた時に、自分の趣味よりも、育児や子どもたちとのことに時間を割けばよかったと反省したことは忘れられない後悔なので、現実の困難に対応し、子どもたちを育てることをしっかりと務めたい。