昔の人は物凄い納得感ある言葉を残したものだ。
ここが、『帷子珈琲』さーん!!
カウンターのみの小さな店だが、こんなネタに巡り会えるとは、知る由もなかったのである。
・・・席についてメニューを見るまで、は。
1.潔いのは…
そのメニュー数である。
カウンター席についてから、メニューらしき一枚の紙を渡された。
『あぁ、珈琲のホットかアイス、は、定番よね。だって珈琲屋さんだもの。
他に何があるのだろうか?
どれどれ・・・?』
と、メニューを流して読んでいたら、
何かの違和感を覚えたのである。
その違和感が、確信に変わったとき、この店の想いやこだわりを突きつけられるような衝撃が走ったのだ。
そうなんである。
ここは、メニューがたったの2種類しかないのである!!
店主にそのことを伺うと、こうである。
『焙煎に集中したいんです。不器用ですから・・・』
!!
その口数少ない店主の言葉から、豆に向き合う真っ直ぐな気持ちが、ド直球にグサリ!と心に突き刺さるのであった。
2.珈琲のチェイサーには
珈琲が目の前に出されてからまもなく、すっと何かを差し出す店主。
その手の先を見ると、それはカカオ70%のチョコレートだったのだ!
『カカオと珈琲豆は産地が似ているので、
同じ風土で育ったもの同士、調和できると思うんです。』
!!!
また、出しよった!
さらりとこだわり名言!!!
メニューにスィーツなどない店のため、珈琲を楽しんで頂く合間に、違った幸せを味わってもらいたい、と。
チョコっと大きな幸せ的心遣いゲットだぜっ!!
総評===============
店に置いてる豆の中でも一番深煎りというクラシックブレンドは、嫌な雑味は一切排除された、苦味とコクが喉をすり抜ける爽やかさを感じられた。
まさに、こだわり名言に負けない、こだわり珈琲であった。
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☆総合評価
3.5
☆既食メニュー
ホットコーヒー
クラシックブレンド
300円
☆ネタポイント
メニューはホットコーヒーとアイスコーヒーのみ!!
ここの写真はほんの一部である。
その全貌は 『コチラ』のブログと同日の口コミをご覧あれ!
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続く。