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  ある日、太郎さんはタヌキメイトから電話を受けました。

 



「太郎さん、タヌキメイトの蔵居です。お世話になっています」

相変わらず暗い声で話します。太郎さんはなぜかいやな予感がしました。

 

「実は、ビバリータヌキの101号室の入居者様が退去されます」

新築後初めての退去者が出ました。

「ええっ、未だ一年経ってないじゃないの」

「はい、何でも昨日会社から海外の子会社に赴任命令が来たとの事です」

「そうかあ、栄転だね。それじゃ仕方ないなあ。それでいつ退去なの?」

「退去日は331日です」

 

太郎さんはびっくりしました。

「なんだって、それじゃ募集は4月になってしまうじゃないか。もっと早く退去してくれなければ困るなあ」

「はい、でもお客様の都合ですので仕方がありません」

「転勤で研究所に来る客はいないの?」

「いましたが、すでに他の物件に決まっています」

 

毎年1-3月は繁忙期と言われて人の移動が一番多い時です。

普段の10倍くらいの人の動きがあるのですが、それを過ぎると一気に部屋探しをする人は減ってしまいます。

 

「太郎様、今は昔と違って4月以降も人の動きが多少はあります。私どもも頑張りますので宜しくお願いします」

 

「そうかあ。それじゃ、とりあえず早く募集して。募集条件は現在と同じでお願いします」

 

ところが、蔵居さんが太郎さんの現在と同じ条件という言葉に反論しました。

「太郎様、今の条件での募集は非常に苦しいと思います。実は、昨年に太郎さんの物件の周りに新築アパートが乱立してしまって今や過当競争になっています」

「ええっ、いつの間に」

 

太郎さんは建物完成以来現地に行ってなかったのでその後の変化を知りませんでした。

でも、新築建築中にも同じような新築中のアパートが何棟かあったことを思い出しました。あれから更にアパートが増えているとしたら過当競争になるのは当然です。

 

そんな状況にも関わらず太郎さんは自分の物件に自信を持っていました。

何といってもスタジオ木恒によるデザイナーズアパートだからです。


 

「そうかあ。でも、ビバリータヌキはデザイナー物件だから他の安普請のアパートとは違うんだ。だから今の家賃でも十分競争力があるから大丈夫。だから蔵居さん今の家賃で募集してください」

 

現場に一年も行かない太郎さんは文字通り浦島太郎となっているのに気が付かないのでした。

 

つづく

 

   

 
 
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