私が小学5年のお盆、子供会で関西でも有数の能勢キャンプ場に行った時の話です。
そこはロッジやテントなど宿泊形態により6つ程のセクターに分かれていて、その年はテントでした。
幼い頃から霊感がある私はそのセクター、そして泊まるテントに異様な空気が流れている事に気づきました。
しかし、子供の私にどうする事も出来ず、寝袋にくるまり怯えながら夜を明かす事になりました。
どれくらいの時間が経ったのか解りませんが、隣のテントが騒がしくなりました。暫くすると私たちが泊まっているテントへ誰かが近ずく砂利を踏みしめる足音が聞こえてきました。
私は途轍もない恐怖に駆られていましたが、数人の子は「見回りだっ!!」と小声で話していました。
1人の子が隣の騒ぎの事を聞こうとテントの入り口に手を伸ばした時‥、
中学生が「開けちゃだめ!!」と叫びました。
すると足音はテントの周りをグルグルと回り始めました。みんな怖くなり寝袋に潜り込みましたが、ふとテントの屋根の部分を見ると‥、
兵隊の男性の顔が浮かび上がっていました。
数分後、兵隊の顔は消えましたが一晩中テントの周りを足音が響き渡り誰も一睡も出来ませんでした。
翌朝、起床の声と共にテントを飛び出すと、隣のテントに泊まっていた子供たちも飛び出していました。
話を聞くと、テントを外から叩くモノがいたらしく、いつテントが崩れるか?というくらいの勢いで、それも一晩中続いていたそうです。
それ以来キャンプへ行く事が出来なくなったのは言うまでもありません‥。